台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

マカオ旅行記 ⑤ 聖ドミニコ教会とカテドラル

2011年06月16日 | 台湾発 海外旅行

聖ドミニコ教会は、中国語の表記では、「玫瑰(バラ)堂」となっています。
歴史は古く、1587年に、ドミニコ会の修道士らによって、中国で初めて建てられた教会ですが、当時は板作りの質素なものだったそうです。元は、「板障廟」という名称で、中国人信者らが、マリア像にバラの花を捧げたことから「玫瑰(バラ)堂」と称されるようになり、1929年からは、ポルトガル聖地ファティマの聖母のことを伝えるため、毎年5月13日にマカオでファティマの聖母の巡礼を行うようになったそうです。
見た目にはバラの花のイメージはないので、不思議な感じがしますが、日本のガイドブックにはない内容が中国語のガイドブックにあり、なるほど、、と。

   
番地表示には、「「板障堂前地」と中国語の表記があります。

聖ポール天主堂跡から、セナド広場へ向かう方面には、多くの観光名所があるのですが、実際、路はまっすぐではないし、狭い場所に多くの建物が密集しているので、方向感覚が分からなくなり、同じ場所をグルグルと何度も行ったり来たり。

  
路地の奥にあったタイルで装飾された噴水のところも、何度も行き当たり、すっかりおなじみ。
街歩きは、こっと迷路のようなほうが面白いかと思っていましたが、さすがに朝5時おきで台湾中からやってきた体にはこたえました。ガイドブックによると、聖ドミニコ教会からは、徒歩5分と書いてあるのに、、、。そんなとき、ようやくカテドラル(大堂)発見。


広く明るいカテドラルの中。
静かに祈りを捧げておられる地元の人もいらっしゃいます。
美しいステンドグラスがたくさんあり、3月の午後のやさしい光が、堂内に差し込んで、とても荘厳な気持ちになりました。

カテドラルの後は、セナド広場へ。

 


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