7月の下旬、PCの調子が悪くなり、ついに壊れてしまった。
最初の症状は、なにも入力していないのに、キー入力が実行される。
”えっ! やっばー ウイルス混入か!?”と思い、急いでウイルスチェックを行った。
しかし、ウイルスではなかった。
”なぜなんだろう”
仕方がないから、とりあえずキーボードを掃除することにした。
キーボードを念入りに掃除してみたが、症状は変わらない。
この時点では、まだPCは動作していた。
キーボードを取り外して、徹底的に掃除しようと、じっくり半日以上かけキーボードを取り外して掃除を行った。
・・が、症状はかわらない。
仕方がない、キーボードが壊れたかなと。
急いで、パーツ屋に電話して単価と在庫確認を行ったら、在庫はない。メーカー在庫があれば取り寄せることができるらしい。
ひとまず、改めて電話することに。
やばい!在庫もないが、取り寄せてそれで直る保障はない。
まずは、とりあえずのPC環境を構築させなければならないので、現在使用中のHDDのデータをネットブックで使用できるようにする。
PCより取り外した、HDDをUSB接続で、ネットブックに接続して必要情報を別のバックアップHDDに移す。
《通常、Windowsでは、ログインパスワードにより作成した情報は、ルートディレクトリもしくは、アクセス制限が付かないエリアに作成しない限り保護されているので、USB接続しても内容を見ることはできない。
じゃどのようにしてみるか?
おわかりですか?
それは、Windowsの元になったといっても過言ではない、Unixです。
Windowsよりも歴史は、古い。かなり昔からあるUnix-OSである。現在では、Linuxとして、パワーユーザーがそのOSのよいところ移植して更新提供している。もちろんフリーで、オープンソースである。
かの、WindowsNT時代は、複数ブートで異なるOSを立ち上げる手法があった。マルチブートである。
このLinuxのCD-ROM or DVD or USBフラッシュブート版を作成しておいて、PCで所定の機器からブートさせ、OSを立ち上げれば、WindowsではないUnixライクのLinuxが立ち上がるので、あとは、USB接続のHDDをマウントして情報を取り出すだけである。
現在Linuxとして、提供されているのは、私が知る限りで2つある。
・KNOPPIX
・Ubuntu
どちらでも構わないが、CD-ROMなりDVDなり、USBフラッシュのブート版を作成しておくと何かの時に役に立つ。(もちろんフリーウェアです)
ただしBiosの設定で、ブート機器の優先順位をHDDより前に該当機器(CD-ROM、DVD、USBフラッシュ)を設定しておく必要がある。》
ネットブックの環境もとりあえず、ととのったので、PCの分解掃除をすることにした。
以前、ファンを交換した時に、PCは分解しているので、さしたる時間もかからないで、分解はできた。
そうして、念入りに掃除を行い、もちろんキーボードも再度掃除をした。
だが、組み立てても症状は、変わらない。
何が悪いのか?
DVDドライブ、HDD、外しては症状をみるてみる。
そうこうしてるとき、メモリを外して起動をさせた後、Biosさえ動作しなくなってしまった。
あっ!やべぇーっ! 完全にいかれた!
(Biosさえ動作していないようだが、DVDドライブ、HDDドライブをチェックする動作はしているが・・・・)
次回へレポートは、続くのである。