「これが人生最後のマウンテンバイク」宣言のあと、何台バイクを乗り換え、新調したことでしょう。。

 Hさんの現時点での「最後のバイク(仮)」のSANTA CRUZ BRONSONは2019年に乗り始め、たしかに今のところ「最後のバイク」になっています。

 しかーし。暴走、、いや疾走は止まらない。

 もっと上を目指して、、もっと上がどっちに向いているかわかりませんが、「最後のバイク(仮)」のフォークをFOX 36 FLOATから38 FLOATに、

 リアショックをこれまたこのバイクにピッタリなFLOAT Xに換装。

 ヤバさが増して、もうこのまま飛んで行けそうです。

 そしてこの週末、ふじてん&トレイルカッターで覚醒した模様。

 まったく別物のバイクに生まれ変わったとの連絡をいただきました。うれしい言葉です。さらに「最後のバイク(仮)」で楽しんでください。

 あ、「最後のバイク(仮)」は全然最後のバイクじゃなくて大丈夫です。いつでもお待ちしています。



 YETI ARC。

 楽しく大事に乗ってくれているようでなによりです。

 タイミングよく入荷してきたCHRIS KINGのヘッドセットに交換。いい感じ。

 各部もチェックしてノー問題。


 梅雨開けたのかな~?。開けていいんだけれどなあ。

 ブレーキフルードの交換。

 ブレーキタッチの変化を感じメンテナンス。ブレーキをかけることによる摩擦熱でフルード中に溶け込んでいる水分が沸騰して気体となりブレーキの効きが悪くなる、いやゆるべーパーロック現象のひとつ。

 マスターシリンダー側のブリード口を開けてみるとタンク内のフルードはかなり減っていました。

 フルードの汚れ具合をチェックすると、「飲む水ようかん」のようなあずき色に濁ってます。

 クリーニングしてブレーキフルードを交換してメンテナンス完了。

 下りでのスピードコントロールのすべてをブレーキに頼るしかないマウンテンバイク。エンジンブレーキのあるクルマやモーターサイクル以上にブレーキは過酷な条件で使用されます。

 ミネラルオイルにしろ、合成オイルにしろ、酸化や劣化したフルードは沸点が低くなりべーパーロックが起こりやすくなります。

 定期的なメンテナンスを。


 名車の1台だと思うTURNERの5SPOT。ターナーがDW LINKのサスペンションを搭載した最初のモデル。

 僕もこのバイク大好きでバカになって乗り回していました。

 とにかく性格のいいバイクでした。

 息子さんに乗ってもらうためにメンテナンス。リアショックを交換したらフレッシュな動きがよみがえりました。


 スミスのハーフタイプのヘルメットが入荷しています。

 全モデルMIPS装備で安全性も高く、アジアンフィットでフィット感もよし。

 右がENGAGE 2、左がCONVOY。

 ヘルメットは必ず試着してフィットなどを確かめてください。


 7月中旬からのショップイベントを企画中。

 8月5日、6日の週末は恒例のフリーライドゲームス/MTB FAN MEETINGが決まっています。

 バイクパークにガイドツアー、トレイルなどなど行きたいところばっかり。

 みなさんが楽しめるイベント考えていきます。


 大人気のスミスのゴーグルのニューレンズが登場しました。

 CP(クロマポップ)レンズはコントラストがよりはっきりとして路面状況が捉えやすくなりライドをさらに快適にしてくれます。

 マウンテンバイキングで人気のあるCONTRAST ROSE FLASHに加え、新たに登場したこのSTORM AMBERはROSE FLASHより明るく、曇りの日や暗いコースやトレイルなどでも視界を確保し、なおかつコントラストをはっきりとさせてくれます。

 このレンズ、これから人気が出ると思います。

 クロマポップというレンズ、夕方のローライトでのライド、霧の中、もちろん強い日差しの下でも大活躍。

 SQUAD XLはスミスのゴーグルの中でも一番視界が広く、大き目のスポンジで顔面とのフィットもばつぐん。ベンチレーターはあえてフィルターなどを設けずにゴーグル内に熱がこもり難いデザイン。
 

 クロマポップレンズが標準装備されているゴーグルは、クリアレンズがスペアで付属してきます。 18,150円(税込)


 マウンテンバイク界の至高のブランド、クリスキングのブーストハブ。

 ハチの羽音に例えられる独特のラチェット音はクリスキングならでは。

 滑らかで確実な回転、耐久性があり故障が少ない。そしてベアリングまでフルオーバーホールができる構造。

 ミッドナイトカラーは新色で特色。

 ヤバすぎる名品です。

 153,120円(税込)(フロント54,120円、リア99,000円)。


 自分たちで作って整備して知り尽くしているにトレイルにしたってマーシーのこの攻め攻めはハンパない。

 じつにきれいなフォームでバイクやタイヤの能力を引き出した走り。

 そしてスムーズだからしっかりグリップ走行をしています。

 乗れてるKさんのフォームもキレイだけれどマーシーの倒しこみようと言ったら。
 

 ツアーに参加してマーシーの真後ろを走って実際に目に焼き付けてほしいです。


 金曜日からの大雨で全国各地で災害が起こりましたが、トレイルカッターのある長野県伊那もそのひとつでした。

 ツアー開催前日の土曜日の早朝にトレイルカッターのボス、マーシーから連絡が。

 (ツアーの)搬送路が災害により通行止めになるかも、と。搬送路が使えなくなるとツアーが開催できません。

 あと、山全体から水があふれている状態でこれからトレイルのチェックに出かけて状況を連絡します、と。

 道路交通情報を見ると茅野市から伊那に抜ける「杖突峠」が災害通行止めとなっていてドキドキ。

 夕方ようやくマーシーから電話があり、搬送路の通行止めは避けられたけれど、トレイルは多くの箇所で水がわいていて、とくに林道部分は川のようになっている。水の影響が少ないルート限定で、水がわいているところや軟弱な箇所はスローダウン、もしくは降りてクリアということで了解願います。とのことだったのでもちろん承諾。

 日曜日の早朝に東京から向かうと、まずどの川も濁流となっていてドキドキ。杖突峠の峠道も所々山肌から水がわいていて道路が水浸しになっています。峠を超えふもとの集落に入ると、一番低い場所の道路がどうやら土砂で埋まったらしく道路の左右に片づけられた土砂が山になっていました。昨日の通行止めの原因はたぶんここだったんだろうと推測。

 トレイルカッターの脇にある美和ダムの放流量もはんぱなかった。あんなに勢いよく噴き出しているの初めて見ました。

 そんなドキドキにつつまれながら到着したトレイルカッターの頭上の空は快晴。6月上旬らしいさわやかな気候。今日だけみたら「超サイコー!」な日。

 ツアー前にマーシーからトレイルでの注意事項や現在の山の状況などのお話が。みなさんリピーターですが熱心に聞いています。日陰に隠れてヘタレですが。。
 

 そんなこんだでドキドキツアーのスタート。

 1本目はロングトレイルに向かいます。

 トレイルの入口までちょっとの間林道を走るのですがなるほど川になっている。タイヤからはねた水でお尻が冷たい。今日は一日こんな感じかなあ。。
 

 と思いきや、トレイルに入ってしまうとあれ?思ったほど湿ってない、というかめちゃグリップする!、ホコリもたたずに快適!。もちろん何か所か水が横断したあとがあったりしましたが、まったく気にならないぐらい。むしろ走りやすい。さすが完璧なトレイルビルド&整備を行っているトレイルカッターのトレイルはこういう大雨にも強いです。
 
 

 結局ほぼいつもと同じようなペースでのライドで、トレイルの中ではまったく汚れもせずに1本目からウヒョー!でドキドキなライドを堪能できました。

 ランチをはさんで午後はミドルレングスのトレイルを2本。

 午後になると気温と風でトレイルはさらに乾き、ウヒョヒョー!なライド三昧。もうみんな笑いが止まりません。
 
 
 
 

 テクニカルだったり、ローラーコースターのようなトレイルだったり、バリエーションが豊かなトレイルが1つの山に走り切れないほど存在するのがすごい。

 何度も言いますが、ガイド(付き)ツアーは、初めて行く場所、初めて行く山、整備されたトレイル、万が一のアクシデントの対応、などなど気軽に手軽に余計なことを考えなくてマウンテンバイキングに専念できます。

 ただバイクを車でスタート地点まで搬送してガイドしながら走るという行為の背景に、その場所の利用許可を取ったり、トレイルを造成、維持管理、マナーの周知、緊急事態の対応などなど、膨大な働きをしてくれている。自分じゃとうていできません。

 トレイルカッターをはじめ、全国のガイドツアーに行くと「こんな広大な規模のトレイルをよく整備しているなあ」と感心します。

 そんなわけで昨日はドキドキがいっぱいでしたが、結局マウンテンバイキングに専念して思いっきり楽しめた1日となりました。