昨日はROCKY MOUNTAINのニューモデルの試乗にふじてんのバイクパークへ行ってきました。

 すごく気になっていた27.5プラスのハードテイルGROWLER750に乗ることもできましった。思った通りの面白さのあるバイクでした。このバイク(GROWLERシリーズ全部)、マウンテンバイクの入り口としてほんとにいいバイクだと思うし、それなりに乗りこなせる人にとっては新たな遊び方ができるバイクだと思いました。

 身軽なんだけど非常に高い安定感とグリップ感、扱いやすさのバランスがいい。たしかにプラス規格のタイヤは路面抵抗も大きくなるために登りっはちょっと辛くなりますが、それを差し引いても、楽しさが勝るバイク。

 昨日のふじてんは雨の影響も残りウエット。ふじてんのコースのほとんどは水はけがいいので「湿った」という感じ。そんなコースでのコーナーの切り替えし、バンプ、ラフセクション、すべてがおもしろかった。

 最近フルサスばかり乗っているので、ぬるま湯のような環境?のライドだったのですが、そのぬるま湯に慣れてしまったカラダにはハードテイルは鞭を打ってくれるはずなのですが、いやこのバイクもある意味ぬるま湯だ!と思ったぐらい。

 長めのトップチューブ、寝たヘッドアングル、フロントシングルギア、そしてプラス規格タイヤ。昨年末に妄想したバイクイメージピッタリでした。


 次にイケイケなMAIDEN PARK。200ミリサスペンショントラベル、オールカーボンフレームの下り系というかバイクパークで全開バイクです。

 試乗車はSサイズだったけれどそんなに小さく感じなかった。これも最新のジオメトリーのせいでしょうか。

 軽いから扱いやすく、おもしろいほどバイクが素直に反応してくれます。

 ただダダダ~ッと下るだけでなく、ポンポンポ~ッて跳ねたり、技入れたり、遊びながら下るのにピッタリ。ガッツリ下りバイクでもここまで身軽さが出せるんだとビックリ。


 そしてPIPELINE 750 MSL。こちらも27.5プラス規格のニューモデルです。

 130ミリサスペンショントラベルにプラス規格タイヤの組み合わせは、先日試乗していたSANTA CRUZのHIGH TOWERと一緒だけど、ベストコンビかも。このバイクに乗ってそう感じました。

 100ミリだと物足りないし、150ミリだともったりするような。

 HIGH TOWERはSANTA CRUZらしい加速感の味わえる味付けで、PIPELINEは走破性重視というか、ドライ、ウエット、ロッキー、木の根っこ、あらゆる路面で楽しく走れちゃうフィーリング。

 ふじてんのダークボルケーノ(狭くてクネクネ根っこたっぷり)を走ったのですが、ウエット路面でどこでもへっちゃら。

 そしてこのPIPELINE、ルックスがいい。これ大事。

 というわけで、2017のロッキーマウンテン、目が離せない。というか、2017のマウンテンバイク、みんなすごいことになっているかも。