2015シーズに、大きな変化を遂げたメーカーといえばこのTRANSITIONでしょう。

 今までラインナップされていたほとんどのモデル名を一新したばかりでなく、バイク自体が大きな進化をしています。

 TRANSIONのサスペンションフレームのシステムは、オーソドックスな4バーリンクと呼ばれるものをずっと採用してきています。

 2015モデルも4バーリンケージ(の一種)なのですが、ホーストリンクが付いちゃった!。

 ホーストリンク、、、HORST LINK、、、ホルストリンク。。。

 わかる人はピンとくる、そう、スペシャライズドのリアサスペンション!

 HORST LINKはスペシャライズドが特許を持っていたのですが、2013年で特許の効力がなくなりオープンに。

 そこに目を付けたTRANSITION。さっそく組み込んできましたよHORST LINKを。

 どんなにストロークしてもボトムブラケット軸とリアハブ軸の距離が変わらないHORST LINKを持つ4バーリンク。その恩恵としてリアブレーキによるサスの動きへの支障や、キックバックと呼ばれるチェーンの逆回転などが皆無。

 デメリットになるかどうかわかりませんが、リアサスペンションの反応がいいので、ローギアでの登りの時などはリアサスにパワーを持って行かれる感がありますが、そこはほら、リアショックユニットが超進化しているもの。好みの特性、性格にセットできます。

 HORST LINKを取り入れながらも、TRANSITIONらしい「マウンテンバイク大好きだぜえ」な雰囲気が漂ってくるデザイン。

 やっぱり社長を始め、スタッフがみんなマウンテンバイク大好きで、がっつりライドしている会社の作るバイクは違います。

 そんな2015のTRANSITIONの中から、トラベル量120mmのトレイルビュンビュン系なSCOUTを、国内代理店のLOVE BIKESさんよりお借りしました。

 ちょっとみなさん、これ乗ってみてください。にやけ顔になってビール飲みたくなっちゃいますよ!

 ということでこれ以外のモデルはLOVE BIKESさんのブログで。

 また、先日お世話になった、乗鞍高原のノーススターアドベンチャーで11月1-3日に開催されるノーススターの今シーズン最後のイベント「Thank you 裏メニューツアー」でも、試乗することができます。このツアー、超おススメです。普段は走れないシークレットトレイルに行ったりだとか、食事もまかない風の裏メニューだとか、気候によっては秋と冬を一度に楽しめるかもだとか。まだまだ参加者募集中なので、みなさまぜひ!