昨日も毎週のように通っている大好きな里山へ。しかし昨日はちょっと違う目的で訪れました。

 この場所でマウンテンバイクをとりまく環境のために活動をされているのが奥武蔵マウンテンバイク友の会。その代表である地元のプロショップ「サイクルハウス・ミカミ」の三上さんの呼び掛けで、普段からこの里山を利用している近隣のショップの店長らが集い、この里山の現状と活動内容、課題などの説明やディスカッション、交流ライドを含めて濃い時間を過ごしてきました。

 三上さんをはじめ、この里山に惹かれて、心から大好きなマウンテンバイカーは多いはず。昨日集まった店長のみなさんもそう。
 そしてもちろんここは「里山」なので、マウンテンバイク以外にもいろいろな目的を持った方がいろいろなカタチ、手段で訪れる場所です。

 関東でも知る人ぞ知る場所ですが、ここ最近はマウンテンバイカーも増え、平日にしかほとんど行かない僕でさえ、結構な数のバイカーに出会ったりします。

 たぶん、みんなこの場所が大好きなんだろうなと思います。


 こんな素敵な場所で、ずっと、ずっと、ずっと遊ばせてもらったらどんなにいいだろうと思います。

 でもそれは好き勝手にやっていたらかなわないかも。


 世間的には「マウンテンバイカー」って、当の僕らが思っているよりかずっとマイナーな存在です。「マウンテンバイカーって何者?」です。


 三上さんは、ほかのマウンテンバイク友の会のほとんどがそうであるように、「自分たちはこういう者です」から始めました。

 地域行政などと協力し、整備やゴミ拾いなどの活動を通して自分たちのことを知ってもらう(理解してもらう)。

 まずはコミュニケーション。

 その場所を利用しているだれもが、同じ視線、愛情を持って接している感覚が大事だと思います。


 里山でのマナーというのは特別なことじゃなく、「挨拶する」、「ゆずりあう」というごくごく当たり前のこと。常識的に考えられることそのまんまです。特別なことじゃありません。

 みんながマナーを心得て、そこに訪れたみんなが気持ちよく過ごせる環境。理想ですね。


 マウンテンバイクは自然の中で遊ばせてもらう遊び。自然相手の遊びはルールやマナーを守れないとしっぺ返しがきます。サーフィンしかり、スキーやスノーボードしかり。

 マウンテンバイクが大好きで、またはこれから始めたいという方に、バイクやギアのお話だけでなく、遊び方、遊びにまつわるマナーやルールをお伝えするのもプロショップの役目だと思っています。それができるのがプロショップだと思っています。なんでも聞いてください。そして一緒に楽しみましょう。

 
 三上さんから、この里山での現状、お願いしたいことを聞いてきました。トレイルストアのお客さまでもあの場所が大好きで通われている方も多いので、そのみなさんにお伝えしたいことがありますのでご来店いただくか、ご連絡をください。

 また昨日参加できなかったショップさんで、このお話が気になるようでしたらぜひ三上さんに連絡を取ってみてください。