FOXのVANILLA。


 バニラエアならぬ、バニラはコイルスプリングのサスペンションフォークでした。また復活するかなあ。


 久しぶりのVANILLAのメンテナンス。またこれが大物。


 中のサスペンションフルードをボトムから抜いてみると・・・・・


 ダンパーサイドからは賞味期限が切れてから数年経っているドロっとしたクランベリージュースのような液体がドロドロ。


 スプリングサイドからは、油絵具の「銀」を濁して、ちょっと乾き始めたような固体とも液体ともいえない「モノ」がボタボタ。


 あ、多くのサスペンションフォークは左右のレッグで役割が違います。右側レッグがダンパー(減衰)、左側レッグがスプリング(ばね)となっています。


 VANILLAはコイルスプリング(ばね)が左側に入っているので、長年のノーメンテライドで内部でばねが擦れてこのフルード(だったもの)を作り出したんでしょう。本醸造。


 分解できるところを全分解してクリーニングして、消耗パーツ交換して組み直し。


 悪くない感じに組みあがりました。


 サスペンションフォークだけでなく、バイクのメンテナンスは定期的に!