昨日もライドにゴー!


 トレイルヘッド(トレイルの入り口の意味)でTさんと合流してペアでゴー!


 ローカルライダーではない僕にとって、昨日のコンディションは年に数回巡り合えるかどうかのベストデーでした。


 適度にドライな路面、サクサクな落ち葉、春の温かみを含んだ空気、おだやかな空、もうサイコーです。サイコーオブサイコー!です。


 僕はどこをいつ走っても「サイコー!」て言っちゃうことが多いですが、まあ、サイコーなんです、その時は。


 それでも、あとから思い出しちゃうぐらいのサイコーのライドは、やっぱりサイコーなんだな、と。あ、違いがよくわからない? まあ、一緒に乗りましょう。たぶんわかっていただけると思うので。


 ということでTさんと気持ちいいトレインでクルーズしてきました。


 
 僕がマウンテンバイクにドップリ浸かった1980年代中頃は、まだマウンテンバイクも珍しく、山へ出かけてもハイカーの方に「こんなところまで自転車で登って来れるんだ、すごいなあ」とか「これ、(時速)何キロでるの?(今でも言われるか)」とか、好意的というか、もの珍しく思われることが多かったです。


 1990年頃から始まった「マウンテンバイクブーム」から、マウンテンバイクで山に入る人も多くなりました。


 まあ、人口が増えれば確率的にトラブルも増えるわけで、その結果自転車走行禁止の山や自ら走りに行かなくなった山もあります。


 有名なのはミシュランガイドにも載っているT尾山。メインの参道(山道)の混雑具合を知っている方にはとてもじゃないけれど自転車で走ろうなんて思えないと思うけれど、90年代は走っていた。



 今から20年も30年も前にマウンテンバイクもしくは山岳自転車で山遊びをしていた方なら、許されるというか「あくまで自己責任で遊んでいる」感覚でいろいろな山に走りにいった経験はあると思います。


 ただ、時は流れてます。時代も変わってきています。


 バイクなどのハードウエアが進化し続けているのと同様に、環境も変化し続けています。


 昔は走る(走れる)場所は、仲間内の情報か、わずかながらの専門誌か、自分で探すしかなかった。


 今は、正確とは言えないことの方が多いけれど、インターネットでわんさか情報が入手できます。


 情報面だけからいうと2-30年前から比べると、トレイルへの敷居が低くなったかもしれない。


 でもね、今走ることができる、走らせてもらっているトレイルは、「どうぞ、どうぞ」ではないんです。現在の「作法」があると思うんです。そして縁の下で支えているローカルライダーの地道な活動があったりするんです。


 固っ苦しいし、昔の自由さを知っている人からしたら「だって自由でしょ。だってここ昔から走っているし」となるかもしれないけれど、作法が変わってきてるんです。どなたにももれなく。


 ナニを言っているのかわからないのであれば、そういう時こそマウンテンバイクのプロショップに相談してください。話しかけてみてください。プロショップはそのためにもあるのですから。


 または、自転車メーカーさんに聞いてみてください。たぶん教えてくれる誰かを紹介してくれると思います。


 昨日のライドみたいな素敵な体験、これからもたくさん体験したいし、多くのみなさんに体験してもらいたい。ずっと、ずっとね。


 なので、ぜひショップなり、バイクメーカーなりを活用してみてください。



 で、なんの話だっけ。。。。 あ、昨日はサイコー!だったのです(笑)。