昨日長野県の王滝で開催されたセルフディスカバリーアドベンチャーin王滝クロスマウンテンバイクに参加されたお客様のバイクのオーバーホールを2台、早速受け付けました。雨の王滝のレースと言えば、バイクにとっても最悪のコンディション。王滝の林道の粒子の細かい砂は雨水とともにバイクのいたるところに入り込み、特にベアリング類やサスペンションに悪い影響を及ぼします。以前実際にあったのは、前後輪のハブのベアリング、サスペンションのリンクのベアリングがほぼすべて固着していたことも。サスペンションフォークの内部も泥水混ざりの砂でボロボロ状態だったり。今回も最悪を想定しながらのオーバーホール作業に取り掛かっています。ボトムブラケットを外すと案の定2台とも雨水がこぼれ落ちてきました。ベアリングがゴリゴリになっているところも。1台のフォークをばらしましたがこちらの内部は意外ときれいな状態でしたが、長らくオーバーホールしていないので分解して、内部を洗って、交換の必要なパーツは交換して組み立てました。という感じで、作業を進めています。
 バッドコンディションでのライドの後は、できる限り早めのオーバーホールをおススメします。フレーム内部に雨水が溜まったままだと、フレームやパーツに良くないことはわかると思いますし、ベアリングなどに錆が発生する前ならなんとかなることもあるので。