オリンピック(で日本人メダリストがでた)効果はすごいもので江東区に区営のスケートボードパークがまたオープンしました。

 自治体が作った、また民間が運営するスケートボードパークは増える一方で、試しにグーグルマップでスケートボードパークを検索するとこんなにあるんだ!とビックリします。

 中学から高校にかけてスケートボードにもはまっていた自分は、渋谷の東急文化会館の屋上のプラネタリウムの横にあったカリフォルニアスケートボードパークや、平和島スケートボードパークなどに毎週のように通っていました。とくにコンクリート製のボウルやハーフパイプのあった平和島スケートパークがお気に入りでした。
 そこで知りあった関西のスケーターを訪ねて京都や大阪のパークへも夜行バスで行った覚えがあります。
 そんな時代にスケートしていたから今の状況は夢のような世界。

 BMXを始めた頃もコースなんかなくて河川敷や公園などを借りて即席のコースに仕立て上げて公式なレースをしてました。

 大阪や山梨などにコースがあってそこでのレースが楽しみでした。

 BMXレースがオリンピック種目に決定してから全国にコースが増えたのは最近のこと。それでもスケートボードパークに比べたら極端に少ないです。

 東京オリンピックでもBMXレーシングが有明にすごいコースを造って開催されたけれど大会後は撤去されたよう。

 もしBMXでメダリストが出たら話は変わっていた、かも。

 マウンテンバイクパークはどうだろう。

 富士見パノラマなどの夏場のスキーリゾートを利用したバイクパークは微増しているし、スキルパークなんかも徐々に増えてはいるけどスケートボードパークには比べ物にならないわずかと言っていい程度。
 これは山などの傾斜がなければ楽しめない(そうでないこともあるけれど)のも関係しているのか。

 遊び場所が増えれば人口も増えるとは単純には思いません(スキー場がいい例)。ただ、身近に楽しめる場所があるかないかで大きく変わるのは事実。

 ニッポンには自転車パーツと釣り具で世界的に有名なSHIMANOという会社があるけれど、ニッポンにバイクパーク造ってスタッフ雇って運営してくれないかなあ。

 年に一度のバイカーズフェスティバルが「ニッポンのマウンテンバイクに貢献している活動」とは言わずに誰もが気軽に遊べるパークを造った方が貢献度も日本のマウンテンバイカーからの好感度も爆上がりすると思いますが。。。ボヤキみたいになってしまいました。

 スケートボードパークやBMXコースが無かった時代に遊んでいた自分からしてみれば遊び方と想像力でそれなりに楽しむ術を知っているのだけれど、やっぱりパークは欲しいなあ。

 写真は今から40年近く前に清瀬にあったムサシスケートパーク。スケートボードやBMXの大会もよく開催されました。いいパークでした。