クルマなんかは今や全自動運転が現実的になり、ある意味「乗ってれば目的地に運んでくれる乗り物」の一面も出てきました。

 そこまででなくてもブレーキのアンチロックシステムだったり、危険回避のためのセンサーだったり、運転する上でアシスト機能が盛りだくさんになってきてます。

 マウンテンバイクはどうか。

 前後のサスペンションや性能のいいタイヤ、コントロール性能の高いブレーキなどライドを快適にしてくれたり安全性を高めてくれる機能はあるけれど、多くの事柄が乗り手頼み。

 まあ、だからこそオモシロいんだけどもね。

 僕は常に集中してライドしてます。リラックスしながら集中してます。反するようなイメージかもしれないけれど集中はとても大事だし、リラックスは僕のライドスタイルにとってこちらも外せないので。

 集中するには直感を含めた感覚、触覚、視覚、嗅覚、聴覚、味覚を総動員してます。味覚はあまり関係ないか(笑)。

 山でライドすると、その場その時の気温だったり、湿り気だったり、香りだったり、音だったり、路面からの振動だったりが結構大事に感じます。そこに直感というかイメージというかを繋げて、ライドのルートを決めたり、スピードやラインを変えたりして遊んでます。

 そうするとね、マウンテンバイクに乗って楽しんでる!と身体が感じるわけです。

 六感を駆使して、集中して楽しんでみよう。