ここのところ毎日にわか雨や雷雨など局地的な降雨が続いていて、天気予報をみても二転三転と目まぐるしく変わりありさま。

 それでも「絶対に大丈夫」と信じて疑わない十数名のライダーの思いは強かった。

 見事な、奇跡的な、超絶的な二日間となりました。

 土曜日の超早朝に東京を出発、中央自動車道の小仏トンネル付近から大月ぐらいまでは時折強い雨が降ったりしてました。甲府盆地に入ると雨もやみ少し青空もでてきた。

 杖突峠は霧に包まれていたけれど下りきるとナイスな空。

 金曜日も局地的な強いにわか雨があったそうなので、コンディションの良さそうなところからスタート。

 前日の雨のおかげでしょうか、トレイルは適度な湿り気で超絶グリップ。土埃も立たないので視界もくっきりで汚れもしない絶妙なコンディションでした。

 トレイルカッターを初めて体験する方も多かったのですが、みなさんリズムよくスムーズにライドして各々のライドを楽しんでいました。
 

 トレイルストアイベントでは昨年は全部中止になってしまったトレイルカッターでしたが久しぶりのトレイルカッターはまたまた進化していてやばかった。ほんとにおもしろかった。

 最年少中学生ライダーのTくんは「今まで生きてきた中で一番楽しかった」というどこかで聞いたことのあるような感想を述べておられました。それぐらい楽しかった。

 バスでの搬送中に雨が降り出したりしましたが、ライド中はまったく降らずコンディションもそのまま。最後までテンションがおかしくなるようなワハハ状態でした。

 伊那をあとにして杖突峠を越えて茅野のあたりで結構な降雨。夕飯の買い出しをして冨士見パノラマの駐車場に午後7時ごろ到着したのですが冨士見パノラマもついさっき雨があがったばかりな感じでシットリ。これは明日のコースコンディションはウエットだな。まあ無理はしないと思いながらの夕食タイム。

 車中泊でしたが明け方の冷え込みで目を覚ましました。晴れてる。

 日曜日は冨士見パノラマでのイベント。放し飼い(放牧)スタイルでみな自由にライドを楽しみます。

 コースにでてみると、あれ、思ったほどウエットじゃないぞ、と。スキルアップエリアの見習いなんかはほぼドライだし一人前もほどよい湿り気で走りやすい。

 朝一ゴンドラグループが降りてきて、コース上に水たまりがあるところもあるけどおおむね走りやすいと。バイクもウエアもまったく汚れてません。

 そのコンディションが終了まで続きました。
 

 途中怪しい雨雲や雷鳴があったけれど結局まったく降らなかった。

 雷雨をかいくぐって楽しめた二日間でした。

 8月21日、22日にも八ヶ岳トレイルライドツアーや冨士見パノラマでのイベントがありますので、みなさんもぜひご参加ください。また奇跡を起こそう!