エンデューロ系バイクを中心に、幅の広いリム(ワイドリム)を装備したホイールの人気が高まってきています。

 僕も内幅30ミリのリムを使っていますが、2.3~2.5のタイヤと組み合わせるとグリップやトラクションが向上して、とくにコーナーでのタイヤのグリップが飛躍的に向上する感じになります。タイヤのサイドのブロックを効果的に使えているんでしょうね。

 このたびマキシスからワイドリム用として開発されたWTシリーズがリリースされました。WTとはWIDE TRAILの略。

 今までマキシスのミニオンDHFの2.5インチ幅はダウンヒル用タイヤが存在していたのですが、このWTはターゲットをエンデューロ用として、ダウンヒル用のワイヤービードから軽量なケブラービードに変更、ケーシングなども改良して945グラムと2.5インチ幅のタイヤとしては軽量になっています。

 やっぱり注目したいのが、重量よりもワイドリムに装着したときの性能。実は2017のKONAのPROCESS 153 DLのフロントタイヤとしてすでに採用されているのですが、グリップがすごくてバイクのコントロールがとてもしやすいもん。

 プラス規格のタイヤ(2.8-3.0インチ幅)まではいかないけれど、それなりの走破性とグリップを提供してくれます。

 ミニオン DHF WTのほかにも、ミニオン DHR WT(2.4インチ幅)もあるのですが、人気のDHFをずらっとストックしました。

 ブースト規格でないフレームやフォークでも、2.5インチなら装着できちゃうモデルが多いので、ぜひ試してみてください! あ、ホイール径は27.5のみとなっています。

 マキシスらしい、7,800円(税別)というプライスもナイス!


 7月2日(日)は富士見パノラマにてイベントを開催するため、臨時休業となります。明日7月1日(土)は通常営業いたします。