広島で芝居を楽しむためのブログ

広島での観劇レビューや日々思うこと徒然と。芝居で生の驚き、生の迫力、生の感動を多くの人に知ってもらいたい。

「ピノッキオ」を無料公演 28日に文化パルク城陽

2007年10月15日 | 演劇ニュース
 ピノッキオの無料公演。
小さい頃から舞台にふれるよいチャンスで
どんどんこういう事業が増えて欲しいですね。
しかし、ここで思うことがあります。
確か地域子育て支援事業なので”無料”なのでしょう。
その無料であることはよいことなのか
どうなのかをちょっと考えてみましょう。
まず、無料の場合、定員より数割多くチケットなどの
配布をしておかないとならない。
なぜなら”無料”だから簡単に欠席します。
さらには行くかどうかわからないのに
チケットだけを入手し
行けないことがわかっても他の人に譲ったり
事業者に返したりしない人が多いです。
本当に行きたい人が行けない事象が必ず起きます。
また、”無料”は以上の理由でよくないので
”寸志の有料”にします。
確かにお金が絡んでいるので無謀な欠席はなくなります。
しかし、”無料”及び”寸志”の場合
舞台などを観る心構えのない人が観劇に来ます。
そして、公演中に席を立ったり話をしたり
まわりに迷惑をかける行為が始まります。
そして、迷惑をかけるのだから退場すればよいものを
”気づかない”もしくは”かけるのがあたりまえ”だと
勘違いしている人たちが多くなります。
このブログではチケット代が高いだのさんざん書いてますが
その高いチケットを購入するということは
その舞台の価値を見いだし
そして元を取ろうという気概に満ちた人たちなのです。
ある意味そのハードルが
舞台成功に対するセーフティガードにもなっています。
しかし、昔からそうなのでしょうか!?
そうではないと思います、単なるモラルの低下。
子どもが悪いのは親のせいです。
子どもが???なときは、親も???です。
まぁ、話はもどって”ピノッキオ”公演成功するといいですね。