シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

列島横断センチュリーラン ~火打

2008-06-03 13:41:01 | Weblog
 第19回日本列島横断センチュリーラン。この大会には僕の特別な思いいれがあります。なんといっても自転車に乗り始めて初めて走ったセンチュリーランのイベントなのです。いわば僕のセンチュリーランの原点なのです。
 そんな訳でちょっとばかり気合いが入ったイベント、前日の夜はもう小学生の遠足と同じで、早く眠らなきゃって思うのに興奮してしまって寝つけず、結局いささか寝不足で出走ということになりました。やれやれ(ーー;)

 それでも6月1日の当日の朝を迎えると天気は上々、気分は最高、さあっ走るぞってなわけでまず自宅をでます。うん、てるてる坊主くんがんばったじゃないの。そのまま走り始めるのではなくてまずは近くのコンビニにて朝ご飯。アンパンとジャムパンをお腹に詰めて出発ぅ~(^O^)/ まずはウォーミングアップを兼ねて、北大阪サイクルラインを始点の中島公園に向けて走ります。朝早いのに散歩する人、ジョギングする人、漕艇部の朝練など、結構人がいるもんだ。中島から堂島川沿いを下り、川口から天保山へは一本道です。会場着17時10分。とりあえず集合時間5分前に到着です。
 今年と去年の一番大きな違いはな~んだ。答え、一緒に走る人がいること。去年はこんなイベントそのものが初体験だったので、全くの一匹狼でしたが、今年はセンチュリーランを走る会に参加させて頂いたので一人じゃありません(^^) ただし会の方針としてドラフティングはしない、自分のペースで走るということで、最後までいっしょに走れるのかどうかは不明ですが。
 会場につくと、人がいっぱい(^O^) 去年は50人いなかったのに今年は絶対50人越えてるわ、これ。最初にいくのは大王ジャージを着た仲間のところ。おはようございま~す。今日はよろしくぅ!って、なんか皆さん顔色が今ひとつですなぁ、、、。なに、夕べの飲み会で食べた天ぷらが胃の中に残ってるって?!あ、それ僕もだ。いやぁ、なんだか年を感じちゃいますなぁ。
 それはともかく、まずは受付けをしなくてはなりません。受付にいくと嬉しい再会が。去年一緒に由良川下りを走ってくれた若夫婦のご主人が声をかけてくださいました。今日は奥さんはご一緒ではないのですか?と聞くと、なんと赤ちゃん誕生とのこと。おめでとう\(^O^)/ かわいいでしょう! 今年は脚を作って来ましたからね、今年もよろしくお願いします!咋年は奥さんのパンクでトラブって最後尾からの追い上げでしたもんね、今年は楽しみですね。
 
 さてブリーフィングのお時間です。毎年やってる世代調査と所属県。大阪が多いのは当然として、兵庫・京都・奈良など近隣府県のほかに、三重・和歌山からも参加がありました。今年の最年少は10歳!なんと小学校5年生です。20代はいなくて、30歳、40歳、50歳あたりが主力です。さらに昨年お二人だった70台も今年は4人参加されています。女性の参加者も増えましたねぇ~。
 昨年と同じ注意事項、今年は初めて参加される方も多いようです。去年のお返しに、何かできることがあれば力になってさしあげたいと思いました。あ~、あんまり余裕は無いんだけどね(;^^) 今日から新道路交通法の施行ということで、交通ルールをしっかり守りましょうという提案が参加者からあがったのはさすがJCAといって良いのかな。

 7時45分、一斉にスタートです。自転車の大集団が走りぬける様はさすがに目立ったことでしょう。ところで・・・、ねぇ自転車専用レーンあるんだけど、なんで僕だけしか走ってないの?
 例の若夫婦のご主人としばらく同じペースで走ります。「去年は最初から最後尾でしたもん、こういう大集団で走るの初めてです」と声を掛けられました。そうでしたよねぇ。しかしその大集団も程なく前方が信号の少ない裏道を抜けるということで左折、後続もY字路で分岐してはぐれます。一緒に走るつもりだった他の大王会員さんたちとも分かれてしまいました。
 さて残ったメンバーが集団となって市街地を走リ抜けていきます。野田阪神でR2に乗りました。昨年の経験から、とにかく完走の鍵は「はらがたわ峠」のチェックポイントを11時に通過することだと考えていましたので、25㌔から30㌔の巡航で走ります。いつの間にか7、8人のトレインができていました。昨年と違って先頭を曳かせてもらっても「遅いなぁ」とは言われませんでした(^^) 但し「速いなぁ」と言われてしまいました。これが良いことだったのか良くないことだったのか、もう少し考えないと結論は出せません。とにかく道案内だけは出来たのではないかなぁ。

 玉江橋を曲がってあとは火打まで一本道です。北風微風、若干の向かい風です。皆さんきっちりついて来られていまして、信号などでちぎれはするものの僕たち先頭集団の姿を見失うことはありません。僕のすぐ後ろにはPandaniのジャージを来た女性ライダーが続いて来られます。「27㌔~30㌔位で走ろうと思ってたんです」と仰しゃいました。う~ん、健脚ではないですか!
 伊丹・川西と順調に進んで来ましたが、さすがに後続との距離が開いて来ました。川西能勢口の駅を過ぎるとすぐに火打の分岐です。川西能勢口の駅で僕のすぐ後ろについておられた方が、ここで休んで仲間を待つと仰しゃいました。「もう200㍍ほどで分岐点なので、そこで待ちましょう」といってもう少し走ってもらいます。
 火打の分岐点、ここのY字路を間違ってしまうとえらい目に会うのは僕自身経験済み。後続の方が間違わないようにここで再連結します。火打到着9時20分です。もう癖になってしまっているので、僕はこの火打のいつものローソンで補給することにしました。Pandaniさんも一緒に休憩です。と、その僕の目の前を大王ジャージが走り抜けていくではありませんか!ありゃあっ? てっきり先行されているとばかり思っていたのに、なんだ僕の方が先行していたのか!「お~いっ!」って声をかけましたが、気づかずに通り過ぎてしまわれました。 「あ~あ、まぁいいかぁ~、そのうち追いつくわ」と思ったのが大きな間違いで、結局そのあと最後まで合流することは叶わなかったのであります。
 
 

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5 コメント

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あぁ、 (GONZOU)
2008-06-03 18:23:04
自転車走行レーンは、正確にはと言うか、道交法では自転車通行帯と言って、自転車道とは別物なんですよ。
この二つの違いは、自転車通行帯は歩道の一部です。歩道の一部ですから当然自転車走行禁止で、自転車が歩道を通行する時に歩行者の邪魔にならない範囲内で徐行する時に通る場所ですね。ちなみに過去で自転車の徐行に関する警察側の見解として、公式か非公式かは忘れましたが、時速5キロ未満だとの発言があったはずですよ。
で、自転車道の方はと言いますと、車道の一部で、自転車が走行するべき場所ですね。

その他の違いとしては、自転車道の方は縁石線などで区切られた場所とあったはずで、自転車通行帯のほうは、縁石線などで区切られた場所と言う他に、色分けされた場所と言う表記があったような気がします。
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ん? (GONZOU)
2008-06-03 18:25:25
ここに書いてある自転車走行レーンって、ぼくのけんかいでまちがってないですよね?
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Unknown (だんな)
2008-06-04 11:40:12
こんにちは、たびたびご紹介頂いています若夫婦(でもないけど)のだんなです。
今年も一緒に走りたかったのですが、あの後は結局最後まで追いつけませんでした。残念。
また来年か別の場所で一緒に走れること楽しみにしています。
ではまたお邪魔しますね。
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間違いなく・・・ (石田 力)
2008-06-04 13:32:51
Gonzouさん、毎度っす。
 間違いないと思いますよぉ。車道とも歩道とも違う自転車専用の走行レーンですよね。天保山の前の道にはそういう自転車用のレーンがあるので、僕はそこを走りましたよ
 自転車専用だから走りやすいです。歩行者がいないのでね。
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いやいや、きっとどこかで・・・ (石田 力)
2008-06-04 13:39:02
「だんな」って、面白いHNですなぁ。
 でもグレくまさんのHP見せていただく限り、よい夫ぶりですねぇ。
 さて、僕の方は実はぎりぎりで走ってましたからきっとどこかで追い越されているはずですよ(笑)結構コンビニ補給なんかしていると、あれよあれよという間に後方においていかれますもんね。みなさん速いです。
 今年は風に泣かされましたが、来年はもっと脚を作って余裕で走りきりたいと思います。そのときはまた是非ご一緒したいですね。(奥様もご一緒できればよいのにね)
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