シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

篠山西周回路

2008-08-18 08:25:23 | Weblog
 日曜日は楽しくお山登りしてきました(^O^)/
 ところは丹波篠山、山の名は多紀連山(多紀アルプス)と申します(^^)。その最高峰、御嶽山と次峰・小金岳の間を南北に結ぶ道がありまして、それがおおたわ峠であります。標高は500㍍と少しあります。この峠をメインに、多紀アルプスの西側を巡るのが篠山西周回路です。
 朝9時、参加者は大阪駅に集合です。といってもふたを開けてみると石田とF氏のみの参加・・・う~む、気合を入れた割りに参加者が少ないぢゃないか(ーー;) とはいえお盆休みも最終日の事、あまり無理も言えませんね。とにかく走るからには楽しく走ろう、今日はお山登りだよん(^O^)
 輪行袋に自転車を詰め込み、9時24分発の丹波路快速で篠山口に向かいます。篠山口到着は10時30分。駅で自転車を組み立てて、早速走り始めます。まず向かったのは石田の実家。なんでかって?それはですね、とある事情で石田がシクロクロスバイクを実家に置いて来てしまったからです。流石にあの山はロードレーサーでは登れないというのが僕の判断なのであります。で実家で石田はバイク交換。CAAD8くんはちょっとお留守番であります。
 さて水を補給した二人は早速お山へと向かいます。ふっふっふ、険しいんだぞぉ、この間の六丁峠なんか目じゃないんだぞぉ、さぁたっぷりヒルクライムを味わってもらおうじゃないの)^o^( ・・・と思っておったのです。ましてやF氏が最近うかつにも体重を80キロ台に乗せてしまったと知ってはなおのこと。今日は楽しい山登りになりそう・・・
 ところがいざ峠にさし掛かると、なんと僕よりも20㌔近く重量があるはずのF氏が、さっさと飛び出していってしまいます。な、なんでだぁ?どうしてしばしば10%を越える斜度を持つこの峠をあんなに速く登っていけるんだ?!「いやいや、あんな逃げはすぐつぶれるっ!落っこちて来るのを待つのが吉よ!」と、とにかく姿を見失う事だけはしないように、一生懸命山道を登っていくのですが、七曲がりの間隔が狭くなって来ると流石に前方の見通しも悪く、ようやく頂上にたどり着くとそこにはF氏の汗だくの姿が・・・
 F氏の話を聞いてみると、おおたわ峠は六丁峠と比べると規模は大きいが傾斜では20%を越えないので十分に登れるのだそうです。そんなぁ~、感覚的に六丁峠の方が難易度が低いと思っていたのにぃ!!が、F氏更に曰く、「六丁峠を俺は登れなかった、しかしこの峠は登れた。客観的に見てどうよ?」
 な、ならば下りではどうだ?僕は六丁峠は53㌔で下れたけれど、この峠では40㌔を越す事は出来ないぞ!落ち込んでいくようなヘアピンカーブを体験してもらおうじゃないか!しかし、こちらの感想もF氏の感覚では六丁峠の方がキツかったというじゃあありませんか。そしてF氏からはとどめの一言が。「この峠練習にはすごくいいコースだねぇ」。
 もはや何をか言わんや・・・(x_x)

 さてメインディシュの後には美味しいデザートを。次なる峠「つつみ峠」に向かうことにします。こちらはZ坂の峠です。まぁあまりキツくはありませんが、景色が美しいのです。でもあまりの暑さにF氏はこの景色を堪能したようには見えませんなぁ。あるいはお昼ご飯のお蕎麦のことで頭がいっぱいだったのかもしれません。と~っても美味しいおそば屋さん(一会庵)をネットで見つけてぜひ食してみたいのだと朝からしつこく言ってましたから。つつみ峠を登り切るとそこは水田。この落差も面白いでしょ。なんと石田の実家からおおたわ峠を目指し始めてからつつみ峠を越えて宮田に入るまで、一つの信号もなかったのであります。F氏はしきりと「このコースならサイクルロードレースに使える」とのたまっておりました。
 周回を終えていよいよF氏待望のお昼ご飯、お蕎麦であります。一会庵のお蕎麦は確かに美味しかったです。とくに非常に強い腰は他所では食べたことのない食感でした。F氏は更にそば切り一皿とそばがき、「そばがきぜんざい」を追加で注文、「美味しい、美味しい」と完食しておりました。しかしそれが彼を無謀な冒険に追い込むことになったのです(続く)

 え~、番組の途中ですが、臨時ニュースをお伝えします。石田さんちのポラール君が8月13日以後に消息を絶っていた事が明るみに出ました。これは17日のお山登りに石田さんがポラール君を装備して来なかった事から判明したものです。当局の質問に対し石田さんは「13日にお盆の帰省から戻る時には確かに連れていた。今朝バイクに装備しようとしたらいなかった」と述べています。
 関係当局は、石田さんがポラール君を酷使したためか、もしくはポラール君の働きを正当に評価していなかったために自発的に家出をしたか、あるいは石田さんの移送時の不注意で遺失事件に巻き込まれたのではないかとみて、事件・事故の両面から捜索を開始しました。
 この件について石田さんは「家出の原因には全く身に覚えがない。早く帰って来て欲しい」と語っています。
 以上報道局からお伝えしました。

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2 コメント

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探し物は (GONZOU)
2008-08-18 14:46:55
一番初めに探した場所を視点を変えてテッテーテキに探すのが基本らしいですねー。

ちなみにぼくは自転車のパーツを時々拾います。
先日もキャッツアイのソーラー電池式のテールランプを拾いました。
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ご心配おかけします(^^) (石田 力)
2008-08-18 17:50:57
Gonzouさん、こんにちは。
 ご心配おかけしますねぇ~ & アドバイスありがとうございます。今日帰ってもう一度「家宅捜索」して見たいと思っております。
 それにしても拾い物っていうのもある意味すごいです。結構気がつかない人も多いんですよね。みんなどこ見て走ってるんだろう? あ、僕だって地面をみて走っているわけじゃないんだけど、定期的に路面確認をして走るってのも大事なことだと思うんですよね。パンクとかイヤだし。
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