ホリデイ現役添乗員日記

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サグラダファミリア地下礼拝堂

2013-06-25 07:14:32 | デイちゃんスペイン
デイちゃんです

このブログの一番始めの頃にも書いたけど
デイちゃんは不思議だった
なぜサグラダファミリアに爆弾を持つ若者の像を
わざわざガウディは彫ったのか

スペイン市民戦争の時に壊されたその像は
日本人の彫刻家外尾悦郎さんによって修復されているが
若者の指はほんのちょっと爆弾から浮いて彫られており

悪魔から受け取った爆弾をどうしたものか
本当に無実の人を殺していいのか
天を仰いで躊躇しているかのように見える
時代は19世紀の後半
産業革命によって途方もない大金持ちが生まれた一方
社会に絶望している労働者もたくさんいたわけで
サグラダファミリアはそういった不安な時代に建設が始まった

サグラダファミリアとは聖家族
聖家族とはイエスとマリアとヨゼフのこと

今回デイちゃんはホリデイの特別企画で生まれて初めて地下礼拝堂に入って
ガウディの気持ちがほんの少しわかったような気がした

主祭壇をよく見ると

聖家族のレリーフがある

まだ少年だったイエスがお父さんのヨゼフの手にキスをしている
お母さんのマリアもそれを優しく見守っていて
頭の光輪さえなければ
どこにでもいる普通の家族のようだ

あの爆弾を投げる若者も
少年の時は未来を信じて生きていたはず
大人になって社会の矛盾を感じて
生きる希望を失ったとしても
爆弾を投げる前に家族を思い出してさえいれば
また希望を取り戻せていたのかも

これがガウディの墓

最晩年のガウディはほとんど無一文だった
サグラダファミリアの建設費用に自分のお金を全て注ぎ込み
それでも足りないと思えば町に出て人々から寄付を募り
頭の中は毎日サグラダファミリアのことばかり
そして浮浪者のような身なりで市電に轢かれ
浮浪者だと思われて満足な治療も受けられず
突然この世から去ってしまった

バルセロナの市民は自分の家族が亡くなったかのように悲しみ

サグラダファミリアの建設は次の世代に受け継がれ今に至る

幸せというものは現在どれだけ持っているかより
未来にどれだけ希望を持てるか
その支えになるのが家族ではないか


ガウディはそう思ってサグラダファミリアの建設に打ち込んだのかも

皆様も是非ホリデイでバルセロナに行きませんか
本物は感動します

いつも遊びに来ていただきありがとうございます
それにしてもバルセロナって楽しいところ
ホリデイではバルセロナにすごく力を入れているので
通常のツアーでは行けないところもホリデイなら行けます美味しいものもたくさんあるし
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