
デイちゃんです
冬のジベルニーのモネの家が閉まっている間
ホリデイの充実のモンサンミッシェル・ロワールの古城・パリのツアーはオーヴェル・シュル・オワーズに行く
ここでゴッホは37歳で自殺する前の2ヵ月を過ごした
ゴッホには実はお兄さんがいたが
産まれてすぐ亡くなってしまった
とてもきれいな赤ん坊だったという
次にゴッホが産まれた時
お母さんは自分に似て随分醜いゴッホにがっかりした
亡くなったお兄さんと同じフィンセントと名付けられたゴッホは
それからお兄さんのお墓を見ながら育つ
自分の名前が付けられたお墓
自分とは違うきれいな顔をした死んだ兄
お母さんの期待に応えられない醜い自分
ゴッホは生まれながらに罪を背負った子になった
なじみの娼婦に自分の左耳をプレゼントしたりして
精神に異常をきたしたゴッホは
セザンヌもかかったこともある精神科医のガッシュ博士の治療を受けるため
オーヴェル・シュル・オワーズにやってくる
ラヴー亭に下宿しながら

ゴッホはここで最期の2ヵ月間で70作品を仕上げることになる
ゴッホの画にはたっぷりと絵具が塗られているが
そういった画材費、生活費その他一切のお金を弟のテオが負担していた
下宿先のラヴー夫婦にも
兄の健康の為1日に一回は肉料理を食べさせてほしいと頼んでいるほど優しい弟だ
弟は兄の才能を信じていた
いつかは世間も兄を認めてくれる
でもその弟が結婚した
子供が産まれた
妻は言う
「ねえいつまで兄さんにお金を送金し続けなければならないの?」
けれどゴッホが生前に売れた画はたったの1枚
弟の負担になっているのではないか
それどころか弟に見捨てられるのではないか
ゴッホは麦畑で自分の左わきをピストルで撃った

「泣かないでくれ・・・皆のためによかれと思って撃ったんだ」
そして弟の腕の中で息を引き取った
テオはゴッホを見捨てるどころか兄の死に憔悴し
翌年病気で亡くなってしまう
そんなゴッホの最期の2ヵ月を過ごしたオーヴェル・シュル・オワーズに
ホリデイで行ってみませんか
ふたりの並んだ墓をみていると
今のゴッホの人気ぶりを教えてあげたい気がします

テオ、あなたは間違っていなかった
今はみんな、あなたのお兄さんを褒めたたえていますよと
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