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ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

貧乏だって天使より美しい~ミレー

2011-02-15 00:00:10 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

ホリデイのモンサンミッシェル・ロワールの古城・パリのツアーで
オーヴェル・シュル・オワーズでゴッホの足跡をたどったからにはデイちゃんの前のブログも見てね
どうしても実際にこの目でゴッホの絵画を鑑賞しに
オルセー美術館に行かなくっちゃね~

自殺する前の二か月間でなんと70枚の画を描き続けたゴッホ
デイちゃんなんかは現在の取引価格を考えたら
じゃ時給になおしたら今だったら何十億
なんてすぐ思いめぐらしてしまうがすいません
でも自分の人生の終わりが近づいてきているのを
まるで砂時計で測っているかのような焦燥感が
見ていて苦しく伝わってくる

描いても描いてもまだ描き足らない・・・

こんなに上手く描けていてもなぜ絶望したの・・・

ゴッホに圧倒されたところで
一息つきたくてデイちゃんは他の画家に救いを求める
ゴッホも敬愛していたミレー

19世紀、産業革命によってそれまでの社会が大きく変わる
農業から工業へ農村から都市へ
過酷な労働劣悪な環境
貧富の差は広がり人々は現実の社会と向き合わざるをえなくなる
ミレーも思ったかも
天使なんて見たことないから描けない

聖者天使英雄王侯貴族
そんなものよりミレーが描きたかったのは
清く正しく貧しくても土に生き土に返る普通の農民

デイちゃんにはミレーの画の中の農民は

どんな天使よりも神々しく見える


皆様もホリデイでパリの休日を楽しんでみませんか
本物はやっぱり感動します


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ブリオッシュって好き~?

2011-02-11 14:47:51 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

以前友達の添乗員さんとロワール古城めぐりをプライベートで行ったことがある

ふたりともしつこい性格なので特に相手の添乗員さんがね
限界に挑戦してやろうと
確か3日間くらいで11か12位城を見てまわったもう覚えきれないくらい




何しろ城ってとっても不便な場所にあるのが普通だから
最後の方は行けただけで結構達成感何しに行ったんだ?
ロワールの古城ってが付く名前が多いなあ~位しか実は覚えていないシュノンソーとかシャンボールとかショーモンとかね・・・馬鹿
だって疲れちゃってね
最後はデイちゃんのもう勘弁して~の泣きが入ってやっと終了泣きがはいらなかったらもっとひっぱりまわされてたな
というわけでロワールの古城めぐりはツアーが一番しかもホリデイが一番

でもそういった体験も時には役立つわけで・・・

今回のホリデイ充実のモンサンミッシェル・ロワールの古城・パリのツアーでは
たまたまトゥールの駅近くのホテルだったので

行きましたよ
肝心の城は忘れてもおいしいものは忘れないデイちゃん宣言
トゥール駅前のブリオッシュ屋さん


正直それまでデイちゃんはブリオッシュってそれほど好きじゃなかった
なんかぱさぱさしてるし・・・バターも好きじゃないし・・・

でもフランスでまず感動するのはバターってこんなにおいしかったっけ
だから当然ブリオッシュも超お・い・し・い

目立たないし、飾り付けもないごく普通のパン屋さんなんだけど

ブリオッシュひとすじ他には何も置いてないその根性がまず好き

ブリオッシュは4種類あってチョコ入りかプレーンか大か小か以上それだけ
これ大2.8ユーロ 実物は結構大きい

いさぎよくてかっこいい~

紙袋も素朴でかわいい~

お客さんも近所の人や子供たちなど常連さんばかり

では早速買ってみましょうプレーン小0.8ユーロ、チョコ小1ユーロ


ちなみに今回のツアーは食事は付いているんだけどね 気にもならなかった

チョコが中にたっぷりはいっていてバターの風味も程よくて

幸せ~プレーンの方も朝食にお勧め

こういう小さなお気に入りを見つけるのもツアーの楽しみですよね~
皆様もホリデイでヨーロッパへ是非いらして下さいませ

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ゴッホ終焉の地 オーヴェル・シュル・オワーズ

2011-02-09 01:11:46 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

冬のジベルニーのモネの家が閉まっている間
ホリデイの充実のモンサンミッシェル・ロワールの古城・パリのツアーはオーヴェル・シュル・オワーズに行く
ここでゴッホは37歳で自殺する前の2ヵ月を過ごした


ゴッホには実はお兄さんがいたが
産まれてすぐ亡くなってしまった
とてもきれいな赤ん坊だったという
次にゴッホが産まれた時
お母さんは自分に似て随分醜いゴッホにがっかりした
亡くなったお兄さんと同じフィンセントと名付けられたゴッホは
それからお兄さんのお墓を見ながら育つ

自分の名前が付けられたお墓
自分とは違うきれいな顔をした死んだ兄
お母さんの期待に応えられない醜い自分
ゴッホは生まれながらに罪を背負った子になった

なじみの娼婦に自分の左耳をプレゼントしたりして
精神に異常をきたしたゴッホは
セザンヌもかかったこともある精神科医のガッシュ博士の治療を受けるため
オーヴェル・シュル・オワーズにやってくる



ラヴー亭に下宿しながら

ゴッホはここで最期の2ヵ月間で70作品を仕上げることになる



ゴッホの画にはたっぷりと絵具が塗られているが
そういった画材費、生活費その他一切のお金を弟のテオが負担していた
下宿先のラヴー夫婦にも
兄の健康の為1日に一回は肉料理を食べさせてほしいと頼んでいるほど優しい弟だ

弟は兄の才能を信じていた
いつかは世間も兄を認めてくれる
でもその弟が結婚した
子供が産まれた
妻は言う
「ねえいつまで兄さんにお金を送金し続けなければならないの?」
けれどゴッホが生前に売れた画はたったの1枚

弟の負担になっているのではないか
それどころか弟に見捨てられるのではないか

ゴッホは麦畑で自分の左わきをピストルで撃った



「泣かないでくれ・・・皆のためによかれと思って撃ったんだ」
そして弟の腕の中で息を引き取った

テオはゴッホを見捨てるどころか兄の死に憔悴し
翌年病気で亡くなってしまう

そんなゴッホの最期の2ヵ月を過ごしたオーヴェル・シュル・オワーズにホリデイで行ってみませんか
ふたりの並んだ墓をみていると
今のゴッホの人気ぶりを教えてあげたい気がします

テオ、あなたは間違っていなかった
今はみんな、あなたのお兄さんを褒めたたえていますよと

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ベルサイユのかっぱ

2010-11-30 03:35:02 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

「添乗員さんお庭にかっぱがいるんだけど、あれは何
「はあ

ここはフランスのベルサイユ宮殿

予約の時間より早く到着したので、お客様には先に庭園をご覧いただいていた時のこと
「お庭にかっぱがいるのよ~あれは何なのかしらね~
「・・・・・
(旅も後半お疲れも出てきて、ニンフかなんかのオブジェがかっぱに見えちゃったのかしら・・・
・・・気を取り直して、デイちゃんたちは宮殿の中に入ってぶっとんだ

何これ
いきなりまるでベルサイユ宮殿には似つかわしくない巨大な宇宙人が目の前に

ところがこれだけではとどまらなかった
鏡の間に入る前にはメイドさんが「お帰りなさいませご主人様うふ」って

お出迎えしてくれちゃうの~
これにはルイ14世も

マリーアントワネットも

ぼーぜん

この壮大なオタク文化をベルサイユ宮殿に披露したのは日本人の現代美術家の村上隆氏
ロココとカワイイを融合させた驚きの芸術家だ

これにはいろいろ賛否両論があるようで・・・
デイちゃんも初め写真を撮るのに邪魔だなと思っていた(だからオブジェが入らないように天井を撮っている

ところが・・・よく見ていると案外フランス人の評判が悪くないのだ
しかもこの展示が始まってからベルサイユ宮殿の入場者数は3~4割増しだと言う

すごい日本のオタク文化が世界に広がっている

何がびっくりかって・・・これを受け入れるフランス人の懐の深さ
こういうのもありなんじゃないというのを歴史あるベルサイユ宮殿で実現させちゃうなんて

展示は12月12日までだけど
フランスが今まで以上に身近に感じられました


是非皆様もホリデイでフランスへお越しください
(ご興味がある方クリックしてみて下さい
新しい発見があるかもしれませんよ~

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カフェドラペはお・い・し・い

2010-10-31 02:50:02 | デイちゃんフランス
デイちゃんです


ホリデイではパリのOPとして

オペラ座前の超有名カフェ

カフェドラペでのディナーがあります



でもお値段がお高いので

添乗員の分は入っていない

だから今まで食べたこともなかった

(だからお客様へOPを勧めようもなかった


そうしたら今回のお客様・・・

あなたも是非食べていきなさい

ありがとうございます。でもお高いし・・・

いいから大丈夫よ遠慮しないで

は~い

遠慮なくいただきました




そうしたらなんとまあ

これがめちゃくちゃ

お・い・し・い


前菜・メイン・デザートのそれぞれ3種類から1品選ぶのだが


まず前菜

これはフォアグラなんですが



後からカリフラワーのソースをかける



おしゃれ~


デイちゃんが選んだのは

ほたてのタルタル



う~ん新鮮で~美~味~


次はメイン

これはヒメジという金目鯛みたいなお魚(地中海産らしい)



丸まっていて見ていて楽しい


デイちゃんが選んだのは

なんといのしし



だって秋だもん

狩猟の季節だ野生の血が騒ぐ~

そのお味は・・・

ねっとり~臭みなんか全くなくて

大・正・解


テーブルを見回すと皆様おいしいおいしいと

いつも全部食べられないと残す方までたいらげている

(もしや、いつもはお口に合わなかったから残していたのかな


極めつけはデザート

この球形チョコレートは



熱いチョコレートソースをかけると上の部分が徐々に溶けて・・・



中から秋の味覚マロングラッセが~




でもデイちゃんは・・・

カフェドラペ特製ミルフィーユにしました

前から一度は食べてみたかった

今やっとその機会が目の前に

・・・お・い・し・い




これまじでおいしい

さくさくして軽いので大きくてもお腹がいっぱいでも

ぺろ~り

あまりに美味しかったので

シェフもパチリ



ああ大満足のディナーでした


でもデイちゃんには一つ問題が・・・

これからお客様には自信をもってこのOPディナーはお勧めできる

でもでもこれからはお預けなんだからね・・・

特にあのカフェドラペ特製ミルフィーユは

カフェで普通に頼むと18ユーロ

手が出ない・・・

永久に・・・




皆様も是非是非ホリデイでフランスに来て

カフェドラペでディナーなんていかがですか


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*メニューは季節で変わります

*普段よりちょっとだけおしゃれなお洋服をお勧めしますが、そんなに堅苦しく考えないで大丈夫です






シャルトルで奇跡のマリアのベールを見た!

2010-10-29 20:51:53 | デイちゃんフランス
デイちゃんです


シャルトルにはマリアがイエスを産んだ時に

身に着けていたと言われる

聖遺物のマリアのベールがある

なので中世から沢山の巡礼者が

シャルトルを訪れた



ローマやエルサレムやサンティアゴコンポステーラ等の

三大巡礼地には行きたくても庶民には

お金もかかるし、第一生きて帰って来られるかわからなかったけど

シャルトルなら

パリからたったの80キロ



手軽にお気楽に物見遊山

露店でも冷やかし

マリアのベールを見に行こう

超人気の巡礼地だった




ところが・・・

1194年に聖堂が火事に見舞われた時

マリアのベールも焼けてしまったと

人々は悲しんだ

しかし

マリアのベールは奇跡的に焼け残り

何を思ったか当時の人々は

マリア様はもっともっとりっぱな聖堂を欲しておられる

(だから火をつけたのってそんな馬鹿な

たったの25年で現在の大聖堂を作り上げてしまった




だからかどうか

大聖堂の中はマリア様のオンパレード


青いマリアのステンドグラス



今の技術ではどうやってもこの青は出すことは出来ない

12世紀からの長い歳月が作り上げた

奇跡のシャルトルブルー



柱のマリア



巡礼者は正直ばっちかったので

触られないように柱の上に鎮座しておられます

(お金のない巡礼者達はその辺で寝っ転がっておりました


それから・・・あれ

あれあれ

まさか

目の前にはなんと

マリアのベールが展示してあった



いつもないいつもない

きゃあうれしい

まるで中世の巡礼者のように

デイちゃん達は大聖堂の中だというのに

狂喜乱舞

(まあ本当にイエスを産んだ時に身に着けていたかどうかは・・・)

信じる者は救われる


ホリデイのフランスのツアーに来ていただいて

一緒に奇跡のマリアに会いに行きませんか




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画家のモネは変わり者~ジベルニー~

2010-10-26 21:04:43 | デイちゃんフランス
デイちゃんです


フランス周遊のツアーに行っていました


ジベルニーのモネの家はお花が咲いている


4月から10月のパンフレットの時だけ行きますが

正直、画家って変わり者が多くて

そういう変わり者が頑固として

周りの迷惑考えず

信念を押しとおして作った自慢のお庭だから

見ていて面白い



自分の庭をキャンパスに見立て

色とりどりのお花を咲かせ


いろんなところ、なんと日本からも

めずらしいと思った花を取り寄せ

連れ子を含む子供たち8人を総動員して

庭の管理をさせた



それだけでは飽き足らず

前に土地を買い足し

水のお庭も作ろうとした




近くに流れる小川を自分に庭に引き込む・・・

ここでついに付近の住民の堪忍袋の緒が切れた


画家という職業を知らない田舎の人々は

昼間から汗水たらして働かず

キャンパスを娘に手押し車で運ばせ


お日さまの光を追いかけ

あっちだこっちだそっちだどっちだ



あいつ何者



モネはモネで

自分は車をいち早く購入したが

他人の車の音はうるさかったようで

お金を渡してここは通るな

やりたい放題



頭にきた付近の住民は

モネにはたまごを売らないという

田舎らしい対抗処置で応戦

グルメなモネは相当こたえたらしく

仕方なく自分でにわとりを飼った



とにもかくにも

これで睡蓮の大作が生まれたんだから


画家は変わり者でないと

大成しないのかも



モネは42歳から亡くなる86歳まで

自分の庭を慈しんだ


モネの自信作でもあるお庭

皆様も是非ホリデイ

お越しになって下さい


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モンブランはモンブランでもモンブランじゃない

2010-09-17 23:37:22 | デイちゃんフランス
デイちゃんです


フランスのモンブランは4810メートル

ヨーロッパで一番高い山

でもちっとも高そうに見えない控え目な山


デイちゃんはマッターホルンを目の前にして

添乗員さんマッターホルンってどれ

と聞かれたことはない

だって自己主張が激しい山だもん


でもモンブランは・・・

目の前に見えていても

モンブランははどれどの山


俺が一番だふん的なところはなく

・・・あら気が付いてみれば私一番高かったのかしら的な

控え目な山

そしてふんわりやわらか

おいしそうな山


デイちゃんはいつもお客様にご案内する

あの雪見大福がモンブランです

あれね

わかりやすい


パリに行ったデイちゃん

パリに行ったら絶対外せないのが

スイーツ

で、今回はアンジェリーナに行きました

もちろん目当てはモンブラン


アンジェリーナはパリで有名なサロン・ド・テ

軽食も食べられるので

お昼に気軽に行けるのもうれしい


昔アンジェリーナのケーキ職人さんが

モンブランを見て

ああおいしそう

モンブランのようなケーキを食べたい

思って作ったのかな


マロンクリームの中には生クリーム

上には白砂糖を雪のように降らせて

う~~ん

モンブランは山もいいけど

ケーキもいいなあ

さすが老舗の味


パリで自由行動があったら

美術館もいい買い物も楽しい

でも歩き疲れたら

カフェやサロン・ド・テに入って

おいしいコーヒーやケーキを食べながら

道行く人々を眺めるなんて

おしゃれ~

是非ホリデイでパリに行きましょう




大天使ミカエルは今日も大忙し

2010-09-15 01:22:13 | デイちゃんフランス
大天使ミカエルは今日も闘っている

堕天使ルシファーが天空から地上に降りてきて悪事を働かないように

翼をばっさばっさ羽ばたかせ

神から携わった剣で

堕天使ルシファーを地獄へ落とす・・・


デイちゃんです

フランスに行っていました


モンサンミッシェルは日本人に大人気

デイちゃんは大聖堂のてっぺんに置かれているミカエルが好き

なんてったってやりたい放題

だって大天使だもん


パリからモンサンミッシェルに行くと

手前にアブランシュという街が見える

はるか遠くにモンサンミッシェルが見えて

期待に胸がドキドキするその辺り

昔昔オベールという大司教がいた


眠りこけていると夢枕に大天使ミカエルが現れて

あの岩山に聖堂を建てよ

と告げられた


目を覚ました大司教オベール

なんか誰か言ってたっけ・・・てなもんで

気にもしないで忘れこけた


またしても大司教オベールが眠りこけていると

大天使ミカエル

あの岩山に聖堂を建てよ


最近変な夢見ちゃうなあ


何の行動も起こさない大司教オベールに怒った大天使ミカエル

眠りこけている大司教オベールの額にぐいぐいと親指を突っ込んで

建てよって言ったら早く建てよ

頭蓋骨に穴まで開けられた大司教オベール

やっと信じて聖堂を作ろうと決心したら

岩山の周りの森が沈み

海の中の孤島となった


大天使ミカエルったら

よっぽど聖堂を建てて欲しかったのね

やり方が過激だけど


でも時々人選ミスもする

ど田舎の、まだ13歳の農家の娘の前にいきなり現れて

フランスを救え

ってそれはないでしょう


その娘の名前はジャンヌダルク

彼女がいなかったら今のフランスはない


お告げを信じて百年戦争でフランス軍を率い

王太子をランスで戴冠させたと思ったら

もう用済みとばかり囚われの身となり

ルーアンで火あぶりになってしまう


どんな思いだったジャンヌダルク

そして大天使ミカエル

せめて天国に行かせてやってほしい

亡くなった時はまだ19歳だったんだから


モンサンミッシェルやルーアンにホリデイで行ってみませんか

大天使ミカエルが今日も皆様を

モンサンミッシェルの大聖堂のてっぺんから

お待ちしていますよ