マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

安倍首相、西田議員(証人喚問質問者)へ圧力電話

2017-04-19 15:59:30 | Weblog

 昨日18日付け朝日新聞報道によると先般行われた国会での籠池氏に対する国会喚問で質問に立った自民党西田昌司参院議員に首相から直接、電話があり質問内容に関し圧力があった事が明らかになった。(以下引用)

 

3月2日。電話口の安倍晋三首相は少し、いら立っているようだった。「西田さんは大阪問題でやりたいだろうけど、それを頼んだのが安倍だと言われたら、なんにもならないからさ

 電話を受けたのは、自民党の西田昌司参院議員。4日後の参院予算委員会で学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地売却問題について質問に立つことが決まった矢先。首相から質問内容に注文がついたのは初めてで、「総理が直接電話してくるのは異常やねん」と西田氏は明かす。趣旨は、土地が約8億円値引きされたことの「正当性」を、質疑を通してうまく説明してほしいというものだった。

 西田氏は京都府選出。日本維新の会に一貫して批判的な立場で、「森友問題は大阪府の小学校設置認可をめぐる規制緩和に端を発した大阪問題」として質問するつもりだった。首相は電話で維新に触れなかったが、西田氏は直感した。「憲法改正を含め、政権に協力的な維新をかばう気持ちが首相にはあるんやな」と。

 質問当日。西田氏は首相の言う通り、値引きの正当性を主張する官僚答弁を引き出し、「疑惑だ、という森友事件の報道は、フェイクニュースだ」と訴えた。

 与党議員が政権に都合のよい質問をするのは珍しくない。だが、西田氏は「国会の爆弾男」の異名をとり、身内といえども歯にきぬ着せぬ批判を浴びせる言動でならしてきた。そんな西田氏でさえも、この日は大阪府に関する質問を封印せざるを得なかった。

 

 

 

以上引用終わり。注目点は上記赤字部分である。これが何を物語るかは常識的に一目瞭然である。ようは維新の追求の中で逆にその大元は安倍首相であるという飛火がでたら元も子もないという事だ。首相サイドは北朝鮮ミサイル問題に国民の注意を向け森友問題をスルーさせたいというのがその狙いであろうことは常識ある国民であれば忽ち分かる話である。為政者はどこでも国内困難を対外問題にすり替えるというのはよくやる手であり、それで国民が森友を忘れると思ったら″国民をなめるな″という事でありましょう。

 

 

 

 

 

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