マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

こ手先細工で自衛隊の隊員を戦死させるつもりか?

2016-03-28 22:43:24 | Weblog

 明日29日は安保法ー戦争法の施行日である。あの昨年の9月19日のどさくさの中で“可決“された法律がいよいよその正体を現そうとしている。政府は“駆けつけ警護“は南スーダンに派遣している自衛隊にはこの夏の選挙が終わるまでやらせない方針を決めている。

これは誰でも分る理由でそれをやらせれば自衛隊から戦死傷者が出るのは殆ど明らかであるからである。そう選挙で影響が出るのを避けるためである。それを目先のこ手先細工で乗り切ろうというのが安倍首相一流の姑息なやり方である。

 

本日付け朝日新聞の夕刊に自衛隊の海外派兵―戦争参加に反対する親御さんの話が出ていた。昨年の夏に衆議院でこの法律が可決されて以来街頭でポスターを持ち訴えていると言うことであった。息子さんは現役の隊員であるそうであるがその方は専門学校を出たがいい就職先が見つからず自衛隊に志願したそうである。こういう状態になってその親御さんが息子さんにその辺の話をしたところ、息子さんは“又あの仕事が決まらない状況になるのが怖い“と言っているそうである。

 

 安倍首相はその時その時の気分をマスコミを使いながら国民の意識を技巧的に誘導する技をかなり意図的に使うという点では戦後自民党首相の中では異色の存在であろう。また嘘は平気である。① 原発汚染水完全ブロック発言、②TPP絶対反対ポスタ―掲示、③この安保法でも去年7月の“自衛隊員のリスクは軽くなる“(そんなはずはないであろう)発言等々である。そのやり方で自衛隊員を海外の戦闘に担ぎ出しコマとして使うのが彼の方針なのである。

 

ここで言葉を一つ最近は特に思うのであるが“類は友を呼ぶ“という言葉である。最近の自民党の議員、候補者をみているとこの言葉が出ざるを得ない。昨年の、シールズを利己主義者集団扱いした武藤某議員自分は詐欺まがいの手法で金集めをした。秘書が“政治資金“でキャバクラ遊びをした?という議員(あまりにもこの類が多い)歯舞が読めなかった“北方“担当大臣、大臣室で×××屋の羊羹と一緒に50万円貰い何の理由か分らない大臣、又多数(5人?)の女性と“交際“していた参議員選挙予定候補の××氏・・と挙げるにいとまがないのであるがここから出るのが そう“類は友を呼ぶ“という言葉であり、そしてこれら類の真ん中にいるのが安倍晋三氏である。だいたいどんな人物か想像がつくではないか。

 

 彼らにこの夏の選挙で多数を与えてはなら無い。もしそうなれば次には改憲、更に徴兵も視野に入ってくる。安倍首相は本心では経済などどうでもいいのである。(GPIF資金を株につぎ込んでいるのはそのいい証拠である)本来的にやりたいのは軍事独裁国家の確立である。現在野党の共闘が進んでいる。それをバックアップする“市民連合“も結成された。わたしも政治問題は長く関心を持ってきたがこういう展開は初めてである。それだけ国民市民の怒りが頂点に達したということである。自公及び祖の補完勢力に多数を与えてはならない。自衛隊員の生命を守る為である。そして最近の保育園問題を筆頭に我々自身の生活を守るため、夏の選挙では圧勝しようではないか。

 

 

 

 尚、明日18時半~国会前で安保法戦争法施行に抗議する市民、野党等の抗議集会が開かれます。

 

 

 

 

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