マクロ経済そして自然環境

経済的諸問題及び自然環境問題に感想、意見を書く事です。基本はどうしたら住みやすくなるかです。皆さんのご意見歓迎です。

答弁も出来ないのに自衛隊員を死地へ送り出そうとする安倍首相

2014-07-14 17:53:02 | Weblog

衆議院予算委員会が開かれている。新法制局長官の答弁に寄れば集団的自衛権が認められるとされる首相の提起した3要件について、“他国への武力攻撃で、我が国が攻撃を受けたのと同様な重大な被害が及ぶ状況だと解させる“と相変わらずの詭弁を通そうとしている。“自国と同様“と言うならわざわざ“集団的自衛権“等と言うような訳の分からない概念は不要としか思えない。“我が国への明白な危険“というのと何処が違うのか?法制局長官を前例無視でむりやり変えた無法ぶりがよく出てる。

首相は“中東のホルムズ海峡“で機雷が敷設された場合を挙げ、“相当の危機が発生ている“として出動させようとしているようであるも、そんな遠い地域で“資源を守るため“と言って自衛隊を出動させるなどということは、それなら今後、資源のある地域は全て出動対象ということであろう。

 

昭和10年代の“満蒙生命線“をほうふつとさせる言葉だ。さすがに岸信介直伝だけのことはある。しかし、それなら7月1日の閣議決定の日の記者会見で25分しかやらなかった中で記者から“自衛隊員が血を流す事態になるのでは“という質問に一言も答えずその場を去ったのは何故か?

この人物はこのブログでも何回も触れているが都合が悪くなると、嘘をつくか黙りこくるという全く人間的にもどうにもならない男である。

 

であれば質問された時にはっきり言えなかったのか?“彼らに命をすててやってもらいます“。と

 

それも言わず国会の少数野党の前で数を頼りにごりおしする。これが許されることではない。おまけにこの点は(ホルムズ海峡派遣)は公明党ですら未だ同意がとれていない事である。(どうせ政権離脱は出来ないと足元を見られているのは当然であるが)政治家だったらそのような危険地域以外に原油を輸入する手段はないかとかもっと命を大切にする方向で考えるのが人道と言うものであろう。それより原油、石油だって現在、相当の備蓄があるはずだ。

 

そういった事に全然触れずただ自衛隊を何とかして出動させようとするあなたはどうにもならない人間としても最悪としか言いようがない、そんな人物は自衛隊の最高指揮官にはふさわしくないでありましょう。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« GPIF運用損 続報  日本株3... | トップ | 集団的自衛権に対する野党各... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事