参議院予算委員会が開かれている。当然その焦点は“集団的自衛権“問題だ。ところが野党各党は反対を貫いているのかと思えば、あにはからんや、東京新聞今日つけは以下のように各党の立場を述べている。
集団的自衛権につき行使容認か、 又 解釈改憲についてはどうかと言う事に関し
容認 解釈改憲
民主 △ ×
維新 ○ ○
次世代 ○ ○
みんな ○ ○
結い × ×
共産 × ×
生活 × ×
社民 × ×
と言うことで全面反対は結い、共産、生活、社民だけであるも、結いの党は維新との合併話もあり、些か先行きどうかとも思ってしまうが、特に民主は党内に限定行使容認派がいるとの事でこれらを考えるなら首相に足元を観られるとも思われるが、しかし国民世論では反対派が多数であり民主等も 簡単には賛成の方向には行けないでありましょう。しかし、それらを決めるのは最終的に国民世論であり首相自体、答弁の中で、“戦争に参加することではないか“との質問に“イエスかノーかで答えられるような単純な問題ではない“(東京7月16日)と言うことで決定的な問いに満足に答えられない状況である。我々国民は一層の反対運動を強め自衛隊を海外戦闘地域に送るような状態を阻止しなければなりません。賛成諸党派の議員皆さんは当然出動が決ったら自衛隊に志願し一兵卒として出動する気構えでいるのが当然と理解しますが。
それにしてもこの安倍首相という人間はつくづくいい加減な人間であるとしか思えない。(生死が掛かる問題でイエスかノーかも答えないなんて事は常識ある人間であれば有り得ない話である。)こんな“最高司令官“の指示で動く等、自衛隊員にとってはとんでも無い話である。