'14-01-23投稿
環境放射線の発生源といえば、地球内部、太陽・宇宙および核実験、原発(漏洩、法定内常時排出)の放射能からですが、放射能が崩壊時に放射線として放出されていますが、
「生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気象など天変地異」
などに少なからず、影響しているのでは?と個人的には杞憂しています。
既報にて大気圏での放射性物質分布(2011-08-28)について調べましたが、環境放射能の正体、存在比率、および、それらが及ぼす影響については、現状よくわかっていないと想われます。
既報でも記載しましたが、妄想?、誤解かもしれませんことを
予め断っておきます。
環境放射能の正体(組成)がアバウトでも解れば、
個人的には、さまざまな放射能に由来する「放電、放射化、励起」に基づく諸々の現象のメカニズムが少しはわかるのでは?と思っていますが、
既報放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
(2012-12-10) に記載しましたが、
環境中に存在している巨大なエネルギーを持つ放射能(放射性物質)による
放射化もしくは励起によって、
環境中のさまざまな物質は励起されて、
ガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて、
最終的には熱になると推察しています。詳しく見る>>
【放射化】とは
goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」
ちなみに、
生態系の異変は
大陽・宇宙からの粒子線(α線、β線、・・・)、電磁波(γ線、紫外線、可視光、・・・)、電離(スポラディック)層、大気(窒素、酸素、、水蒸気、CO2、水素、オゾン・・・)、エアロゾル(火山灰、砂塵、放射性塵、・・・)、残留放射性塵からの崩壊放射線、雲などの状態変化と想っています。
地球をとりまく環境は
大気圏:~約100km
(対流圏~10km、成層圏10~50km、中間圏50~100km)
・大気圏には窒素や酸素などのガスが存在
・その上空に宇宙線によって電離されたガス層が存在
ー電離層は高度約80kmから500km というが、
大気圏に存在する物質として
雲:約12000m(約12km)高さまで
水蒸気:~約100km(~数%の水蒸気濃度)
オゾン:地表~約60km(主に成層圏(約10km前後)
火山灰:~約10km?(山の高さ、噴火規模によって変化)
砂塵:~約3,000m~上限(?)
・黄砂 砂漠などから砂嵐によって飛散
放射性物質:
・自然環境放射性物質岩石などの風化塵
・核実験、原発の残留放射性物質の風化塵
(放射性物質:黄砂などに吸着していれば、3000m前後???)
細菌類、ウィルス:
・ノロ、鳥インフル以外にもコロナ、サーズ(SARS)、ロタ、および大腸菌など
が存在しており、環境放射能と係りあって、
「生物多様性 」、「内部被曝 」、「異常気象など天変地異」、「地震」
に影響していると想われます。
大気圏に存在する放射線として
宇宙粒子線: (詳細別紙)
電子線(β線)、中性子線、陽子線、ミューオン、ニュートリノなど
宇宙電磁波:
X線(γ線)、紫外線など
人工放射線:(詳細別紙)
原発、核実験などからの崩壊放射線
・粒子線;α(アルファ)線、β(ベータ線)、中性子線・電磁波;γ(ガンマ)線
人工電波(電磁波)、マイクロ波: (詳細別紙)
・ラジオ、テレビ、携帯電話、調理器など
電波は周波数が高い(短波長)と電子密度の低い電離層を貫通し減衰
周波数が低いと電子密度の低い電離層でも反射
があります。
この中で宇宙からの放射線の影響について個人的には不詳ですが、
宇宙からの放射線といえば、
既報天変に影響する要因に係る記載(その4:大気圏より上の宇宙空間)
(2011-08-12)の引例によれば、
http://www.ies.or.jp/ri_online/index.html
「太陽系の外からも陽子などの粒の放射線がやって来ています。
この放射線は、スピードが速いため、地球の磁力線を通り抜け空気に衝突して、別の放射線を次々に発生させています。これらの放射線は宇宙線と呼ばれ、地表へ降り注いでいます。
1秒間におよそ100個くらいの宇宙線が私たちの体に当たっています。・・・」
太陽から地球へくるエネルギーとは
名古屋大学によれば、
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/sun/sun44.htm
「太陽から放出しているエネルギーの中で最大のものは、光のエネルギーです。地球で受け取る太陽光のエネルギーは、1平方メートルあたり約1.4キロワットにもなり、この値は太陽定数と呼ばれています。光のエネルギー量は比較的安定しており、太陽活動周期に伴って太陽黒点数が増減しても、変化はたったの0.1%程度。
2番目にたくさんのエネルギーを太陽から運び出してくるのが、ニュートリノと呼ばれる粒子です。」ともいう。
一方、
地球内部からの放射能といえば、
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、
東北大学
地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成
放射性熱源は地表熱流量のおよそ半分に寄与
– 観測地殻熱流量~44TW (31TW)
– U系列8TW / Th系列8TW / 40K 4TW~20TW・・・」という。
>>引例文献詳しく読む
これらの環境放射能、放射線の生成メカニズム、および、大気圏、地球、生態系に及ぼす影響について説明された解説を調べました。
五井野正博士以外誰も指摘しない放射能による熱圏、電離層崩壊とその影響
(一部割愛しました。)
「原発問題を考える時、私としては、どうしても知っていて欲しい事がある。
「二酸化炭素が原因する地球温暖化の真相(7)」
http://www.aopo.net/goino/vol834.htmlより引用。
「熱圏について簡単に説明すれば、地球を取り巻く大気圏には4つの層があり、地表から順に対流圏、成層圏、中間圏、そして、その上が熱圏と呼ばれています。熱圏は地上から大体80~90km上空の高さから800kmくらいまでの高さの層になります。
熱圏(thermosphere)と呼ばれる理由は、上層に上がるに従い、大気の温度がマイナス80℃からプラス2000℃近くまで上がるため、熱(熱はギリシャ語で“thermo”)のある圏域という意味からきている訳です。
熱い理由は、太陽から来る陽子や電子などが熱圏の構成物質である酸素原子や窒素原子と衝突して、それによって発生するエネルギーが熱に変わるからです。
それと同時に、熱圏を構成している酸素や窒素がイオン化して電離した状態を一般に電離層と呼んでいますが、オーロラはこの電離層の中で発光しているのです。」
ということは、宇宙飛行士は宇宙の中を飛んでいる訳ではないんですね。すると、宇宙飛行士の毛利さんたちは熱圏の中を飛んで入るから熱圏飛行士ということになっちゃいますね。
ところで、問題はこの熱圏についてNASAがおととしの2010年7月15日に熱圏が大きく収縮して崩壊していると発表したのです。ちょうど、この2010年の日本では記録的な暑さでしたね。」
例えば、2年前から紫外線の量が40%も増えたという報告もあり、それゆえ、暑いだけでなく皮膚がヒリヒリして痛いとか、太陽の光が眩しくて目が痛いとか、朝、散歩するのに体が重いとか、そういう体験をしていらっしゃる人が多いと思う。
となると、福島原発の放射能に加えて、これから徐々に宇宙からの放射線も増えてくることになるから私たちの身体は大変ですね。もちろん、痛みだけでなく放射線は遺伝子を傷つけるから、様々な病気や奇形児を生む原因として働いてくるでしょう。」
複合生命体の太陽系惑星④
http://www.aopo.net/goino/vol843.html より引用
「日本の広島と長崎に原爆が落とされて、ドイツから始まった第二次世界大戦も日本の全面降伏によって終わりを告げましたが、戦後は米ソの原水爆実験によって幕が開けたことは皆さん体験上からもよく知っていますよね。(ハイ)
しかし、原水爆実験とは言え多量の放射能を出します。これは、生物に危険だけでなく、大気圏にも大きな影響を与えます。」
熱圏崩壊でわかった複合生命体の地球
http://www.aopo.net/goino/vol835.htmlより引用
「地上に熱がもたらされるその熱源は太陽熱だというのはわかりますね。実は太陽から光と熱が直接に地球に届くのではなく、太陽からの高速プラズマ流(陽子や電子)が地球の熱圏(電離層)の中で紫外線や熱に変わって、それから地上に光と熱を与えるのです。」
「そうです。地球には(図1)のように地磁気があります。この地磁気が太陽からの高速プラズマを(図2)のように地球の前面で防いで横に流します。すると、プラズマ流の一部は地球の地磁気に沿って流れ、(図2)の(A)のカスプに捉えられなかった大半のプラズマ流は、地球の地磁気の外側に沿ってさらに後方に長く吹き流されます。(図2の(B)の方まで)
そこで、太陽風のプラズマ流の流れと地球の地磁気のつり合う領域の境界線の内側を磁気圏と呼び、その磁気圏は彗星のような形をして後方に長い尾を引き長さは地球半径の数百倍と言われています。ちょうど地球半径の120倍(図2における(B)点)のところで地球の磁場とプラズマ流の圧力が均等になります。
すると、後方に流れたプラズマ流の一部も磁気圏の尾部(B)から中に入って磁力線に沿いながら、再び地球に近づいて(A)のカスプ領域まで来ると一部は熱圏に入ってきます。このとき地磁気の乱れが起きると、このカスプ領域でオーロラが発生します。(写真1)
そこでもし、太陽からのプラズマ流がすべて地球の地磁気で遮られて地球の中に届かないと地球は太陽エネルギーを失って極寒と光の無い世界になってしまいます。つまり、地球は地球に住む生命体のために、ほど良い太陽エネルギー(プラズマ流)を地磁気とのバランスによって磁気圏の中に取り入れて光と熱を生み出しているのです。」
では、そのカスプから入った太陽からのプラズマ流はどうやって光や熱に変わるのでしょうか!?
熱圏崩壊でわかった複合生命体の地球
http://www.aopo.net/goino/vol835.htmlより引用
「では蛍光灯の原理で説明してみましょう。電球はフィラメントに電流を流してその抵抗熱で発光するのですが、蛍光灯の場合は先ず陰極側のフィラメントを加熱すると電子が熱によって勃起されて飛び出し、蛍光灯の中に閉じ込めてあった水銀ガスと衝突して紫外線を発生させます。
その紫外線は蛍光管の内側に塗ってある蛍光塗料に衝突して私たちが光として見ることが出来る可視光線になる訳です。
つまり、地球には蛍光管の中にある水銀ガスと同じような働きをする電離層、すなわち、酸素や窒素原子を含む熱圏が存在して、太陽からのプラズマ流である電子や陽子などの荷電粒子と衝突して紫外線や熱を発生させるのです。
それゆえ、地上に住む我々から見れば太陽が光輝いて見え、また暖かく感じるのですが、もし熱圏がなければ、太陽は黒銅色で光の色も錆びた赤い色に見えてしまうのです。」
そうです。真空中では熱は電播しませんし、太陽からは可視光線ではなく、放射線が地球に飛んでくるのです。しかも、太陽から来る放射線が地上にそのまま降りてしまうと、地上の生物を殺傷してしまいます。
それゆえ、前号で述べたようにNASAが発表した熱圏が崩壊しつつあるという警告は太陽から来る放射線をストレートに浴びてしまうという危険が生じるのです。
ということは、地球が生命体でなければ説明することができないほどの奇跡的なメカニズムだと言えるのでしょう。それゆえ、謙虚な科学者だったら地球は単なる物質ではなく我々人類や、あらゆる生物を生み出し、そして、大切に養う複合生命体だと感謝の意を込めてそう思わなければなりません。」
熱圏崩壊でわかった複合生命体の地球
http://www.aopo.net/goino/vol835.htmlより引用
「地上に熱がもたらされるその熱源は太陽熱だというのはわかりますね。実は太陽か太陽自身、周期的な活動期があって、時に地球に強大なプラズマ流(太陽嵐)を吹きつけることもありますが、地球の磁気圏、大気圏がそれをうまく遮断して地球の温度を常に生態系が維持できるように一定温度に保っていてくれている
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