水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’14-1-18)

2014-01-18 | 地震・津波関連

'14-01-18投稿

 既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-4-11)(2013-04-11)
の引例
 ツイログ日々坦々 @hibi_tantan24 20134月09日によれば、

ロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏:これから1年半以内にこの地域でマグニチュード9.0級の新たな地震が発生する可能性がある。 / “破壊的な地震が日本で一年半以内に繰り返される可能性があるという。: The Voice of Russia” htn.to/qDfV7D

 「「2011年3月に日本の北部で大地震が発生したが、同地方のプレートの緊張状態は完全には弛められていない」。シュミット記念地球物理学研究所のロシア人地震学者アレクセイ・リュブーシン氏はそう見なしている。

   リュブーシン氏によれば、これから1年半以内にこの地域でマグニチュード9.0級の新たな自身が発生する可能性がある。同氏はウィーンで開かれた欧州物理学連盟の会議で報告を行った。同氏が行った調査によると、東京付近の南海トラフでは2013年から2014年の間巨大な地震が発生する可能性がある。

   2011年3月11日に日本の東北部で発生したマグニチュード9.0の地震(「東日本大地震」)による死者・行方不明者は1万8500人に上っている。」という。

この予測のみならず、過去、さまざまな予兆現象に基づく提案されていますが、

 3.11並みの首都圏直下型、駿河湾沖、東海・東南海・南海における地震に対して、数十年にわたって警戒してきまましたが、いまだ起こっていません。 いずれ、時間がたてば、歴史的な実績から発生するでしょうが、
殊、大地震・大津波に係る予測は的中していない?と思っていますが、警戒することに越したことはありません

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 個人的には、
 既報[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?と想われる
砂鉄鉱床との関係はどのようになっているのか?常々着目していますが、

 最近、既報米国で地震に先だって発生する謎の発光現象、ついに解明か?という。(2014-01-16) ことですが、発生メカニズムについてさまざまな説が登場したが、フロイント氏の研究チームが岩石の電荷に注目するまで決着は付かなかった。同氏によるとまず、「力が加わった玄武岩や斑れい岩に、電荷の“充電スイッチ”が入る」という。

 そこに地震波がぶつかると、岩石内の電荷が解放される。

地質的な条件、「岩脈」という垂直構造も重要だ。マグマが垂直の割れ目に流れ込んで冷えた地盤で、地下100キロに達する場合もある。ここで玄武岩や斑れい岩が電荷を解放すると、地下から地表に向けて一気に駆け抜けていくことになる。 ・・・

「電荷は結合して一種のプラズマのような状態になり、猛スピードで移動し、地表ではじけて空中放電を起こす。これが色鮮やかな光の正体だ」。地震予知に利用する意見には懐疑的な研究者も多いが、フロイント氏は、「もちろん課題はまだあるが、光を見て避難して助かった人も実際にいる。今後は実験室で再現する研究に取り組むつもりだ」と方向性には自信を持っている。「発光の詳細を理解し、ほかのさまざまな指標と組み合われば、予知の精度を高めることができるはずだ」 ということから、
改めて、地質との関連で注目すべきメカニズムかと想われます。

また、既報大地震の予測が的中しないことに係る個人的な雑感
(2013-09-07)で記載しましたように、

大津波を伴う巨大地震は年から年中、四六時中発生せず、

 地震の予兆現象、ひいては地震に繋がる前兆として、
 天地間に徘徊・標榜するさまざまな電磁波、および、電荷を帯びたエアロゾル、大気イオンなどが雨、雲、水蒸気などによって阻害されずに、
活性化状態が続く好天気状態において、天地間における電気および磁気、帯電したエアロゾルの流通経路が電磁気的につながる状態になった時に確率的に発生するのでは???

と最近妄想しています。

ですから、
静電気(電子)は湿度が高いと消滅したり発生しない、
電磁波(赤外線、マイクロ波、電波など)は吸収されない

 
環境中の水分量が少なく、所謂「五月晴れ」に象徴される

からっとした気候時には警戒が特に必要か?と思っています。

まえがきが長くなりましたが、

 既報3.11前後に発生した中規模地震の履歴および状況の調査(~’13-9-19)と関連情報メモ(2013-09-20) に引き続いて、その後の震度5弱以上地震を調べました。

 最近は目だって大きな地震は発生していないと想われますが、
その後の発生状況はどのようになっているのでしょうか?

 enki.jp
過去の地震情報
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entriesmax_level
=level_5_minus
(一部割愛しました。)

(表中に比較的湿度が低いと想われる発生月
および震度5強以上、M6以上を太字にしました。)

   発生時刻         深さ(Km)      震源地  マグニチュード震度

 

 
  2013年12月31日 10時3分頃約10km 茨城県北部 M5.4 5弱
  2013年11月10日 7時37分頃約70km 茨城県南部 M5.5 5弱
  2013年9月20日 2時25分頃 約20km 福島県浜通り M5.9 5強

 震源地ごとの地震観測回数

震度1以上

期間:2013年10月9日~2014年1月17日

2014年1月17日 21時0分更新

地震観測回数震源地地震規模
の最大
68 宮城県沖 M5.0
44 茨城県北部 M5.4
40 福島県沖 M7.1
32 千葉県東方沖 M5.5
28 茨城県沖 M5.5

※震度1以上を観測した地震の集計です

期間:2013年10月9日~2014年1月17日

2014年1月17日 21時0分更新

震度3以上の
地震観測回数
地域震度の
地域
観測した
最大震度
18 茨城県北部 5弱
14 茨城県南部 5弱
12 福島県中通り 4
12 福島県浜通り 3
11 宮城県中部 4

※震度3以上を観測した地震の集計です

1月17日 18時37分頃
最大震度:3
茨城県沖
M4.3
1月17日 7時56分頃
最大震度:3
奄美大島近海
M4.8
1月16日 10時12分頃
最大震度:3
岩手県沖
M5.0
1月13日 8時29分頃
最大震度:3
茨城県北部
M3.6
1月9日 13時31分頃
最大震度:3
浦河沖
M4.7

 ⇒大津波を発生させると想われるM8.5以上の大地震の発生はなかったようです。

小さな地震が宮城県沖、茨城県北部、福島県沖、千葉県東方沖、茨城県沖で多いようです。

 しかし、
 太平洋プレートの潜り込み加速 「新型地震」が迫っている!?という。
(2013-11-02)
3・11の地震で、アスペリティー(固着)が弱くなった分、太平洋プレートの潜り込みの速度が、これまでの年10センチから、年30~40センチに加速しています。そのため、今後も『アウターライズ型』が起き、津波が起こる可能性があるという。

 電子基準点を使った地震予測で3.11直前と同じ異変 M7以上の南海トラフ地震の可能性があるという。
(
2013-11-25) 
電子基準点のデータは、GPSをさらに精密にしたようなもので、電子基準点のデータをもとに、地殻変動の動きを観察し続けたところ、最近のデータが、東日本大震災の発生前と同じ異変を示しており、今年12月から来年3月頃の期間に南海トラフでの大地震が起こる可能性があるという。

地震および津波に係る記載(その50:原発周辺の福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か?という。)の引例zakzak 
福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か 東海大教授が警告
2013.04.26
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130426/dms1304261810022-n1.htm

不気味な小康状態が続いている。巨大地震がくる前の『嵐の前の静けさ』のようだ」という考え方もある。

ということから、加えて、小笠原新島の形成、いったん沈静化していた太陽活動が年始からの活発化しているということもあり、今後5月ごろまでは油断大敵か?と杞憂しています。

 また、既報(その49)にて、ここ2年間の地震規模および発生数と季節との関連('12-03-01~ '13-04-25)および有史以来の歴代超巨大地震を個人的な関心で調べましたが、
 人工的な地震による増幅効果は例外として
参考情報(人工地震)
ザウルスでござる
OSS日本本土に対する地震心理戦計画 2 本文全訳
http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/91de5b468befd544004e4c1c7b264c0d
(一般的な人為的な地震とは→人工地震 - Wikipedia参照)


 巨大地震の発生の季節性については
 日本での湿度が高いと思われる梅雨季に中る6月と雨が多い台風季に中る9月では、わが国を含めた東アジア、ロシア東部地域では、比較的に甚大な災害を及ぼす巨大地震の発生がないようです。
参考関連投稿:
今までの「地震および津波に係る投稿」(その3:'13-03-25~'13-12-31)の整理
(2014-01-01)