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 藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

警察不信

2012-10-23 13:38:45 | 社会・経済

インターネットは、つくづく難しい物だと思い始めた。

昨日から思うようにパソコンが作動してくれない。一般の書類作成等は、極々普通に作動するが、インターネットに接続すると、昨日出来ていた作業が出来ない。先日来、「脅迫文送付事件」の経緯を見るに付け、いつ何時、我が身に降りかかって来るかも知れない恐怖感が襲ってくる。

ところで、今私が住む町で、県議会議員のリコール運動が起こっている。

私の過去の経験からすると不思議な事件だ。

この県会議員は、七年前選挙に立候補し落選した。その後、四年間街角に朝五時から十時まで立ち続け、前回の選挙で当選した。

彼の努力に対して、私の住む町内の、企業主が幾人かで支援したらしい。トップ当選であった。当選が確定するのを待っていたかのように、彼は無免許運転で逮捕された。

不思議なのは此処なのだ。彼が無免許運転常習者である事は、七年前から警察は知っていたはずだ。しかし、一回目の選挙で落選した後、逮捕される事はなかった。そして今回の当選の後逮捕された。警察の作為が見て取れる。

警察は、選挙に立候補予定者については、事前に身元調査をする。私も協力した経験があるからよく知っている。ましてや、運転免許は、公安委員会が発行する物であるから、その出先機関は、各警察署に窓口が置かれ、資料の閲覧などはどのようにでも出来る。

だから警察は事前に無免許を知っていた。にも拘らず、落選した時は逮捕しなかった。此処に警察の作為が感じられる。

過去にも私は警察監査室に幾度と無く警察官の不祥事を通報してきた。

ある時私は、弁護士上がりの県議会議員を電話で恫喝した事もある。ある事件で、ある警察署長に「県議会議員」として圧力をかけて事件の揉み消しを図ったからである。

同門の大先輩の県議会議員に対してそうした行動をさせたのは、警察官の中立性を守りたかったのだ。

しかしながら、警察官も人間である。出世もしたいし、手柄も立てたい。ただの人間の無免許を捕まえても、世間は関心を持ってくれないが、県議会議員が無免許でそれを逮捕したなら、マスコミも喜ぶ。

事は思惑道理になった。しかし、私の警察に対する不信感は一層増した。

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拝啓 大阪市長様

2012-10-22 08:01:02 | 社会・経済

 橋下 徹大阪市長の「週間朝日」問題の記者会見を拝聴していて、市長は「被差別民」の「人権問題」をただ単なる、法律論としてのみ論じており、これを機会に自らが「被差別」の「謂れ無き差別」についての何ら知識が無い事が露呈させたと感じた。この問題について長年勉強してきた私にはそう感じられた。この問題は、特定の「遺伝的疾患者」の「社会的差別感」にも通じており、彼の手法は嘗ての、「開放同盟」の「糾弾闘争」の感じさえ思い起こさせた。

 以前「刺青」職員の調査を強行された時も、この市長の持つ特異性を感じたが、(刺青の歴史を勉強してみると面白い。その歴史は弥生時代以前に遡る)自らが「誹謗中傷」の対象になったときこそ、「差別問題」の根深さを感じ取り、特に大阪市政や国政に、どの様に反映させていくのか聞きたかったが、「朝日新聞」への攻撃のみに終始した姿勢には、聊かがっかりした。「弁護士」という職業意識がそうさせたのかもしれないが、そうした解決法を取ると、問題点は「社会の暗部」に隠され、影で増幅されていく。「被差別問題」や「在日外国人差別問題」の抜本的解決方法は「出てきた釘を叩けばよい」「引っ込めば良い」のではなく、なぜに「被差別」が生成されたのか「何故に差別されるのか」が問題なのではなかろうか。また未だに、何故にこうした形で問題視されるのか、今一度、国民上げて考えてみる必要がある。「被差別」はその歴史を「平安以前」という学者も存在するし、「天皇制」成立以前に既に存在したとする説さえある。「魏志倭人伝」の中に出てくる魏の国に献上された「生口300人」こそは、既に「被差別者」が存在した事を表しているという学者も存在する。「被差別」問題の研究は、現在の「政治形態」、「社会形態」では解決できないとする研究者も存在する。

瀬戸内海には、そうした「被差別者」を現す、「島名」が幾つも存在し、現に嘗て差別を受けてきた。

 そうした現実の中で、「橋下 徹」という一人の政治家は、ただ単に「週刊朝日」と「喧嘩」と「和解」という解決をするならば、彼も又、此れまでの政治家と同じ穴の「狢」と言わざるを得なくなる。

 此れを機会に、現社会で「差別」に苦しむ人々に対し、如何なる「政策を示しえる」のか、私は注目してゆくつもりである。

まずは、「福島」で被爆された人々への、嘗ての広島、長崎での「被爆者差別」を、どう防いでいくのか、「お手並み拝見」する事としよう。

「宣言」程の名文は少ない。皆様も一読されたい。

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思い出の「コーク・ハイ」

2012-10-20 15:20:18 | 社会・経済

本日は、小学一年生の孫のお供を仰せつかった。夏休みの自由研究で発表した作品が、なんだか表彰されるらしい。娘から電話で、孫の晴れ姿が見たいでしょうと、言い寄られると嫌とは言えないので、お供をすることにした。本日は試験勉強を徹夜ですることにしていたが、まあ骨休めも必要であろうと考えて、出かける事にした。

それにしても、体が悲鳴を上げている。昨日奥様のお供で、「夏櫨」の実を採りに出かけたが、今年の異常気候で、不作を通り過ぎ、疎らに実が付いている状態である。おそらく他の木の実が不作のため、鳥達が平素食さない実まで食しているのであろう。ヤマモモの実も、既に野鳥に食されている。イチョウの葉が未だに散らない状況の中で、このような現象を見るのは初めてである。落ちている団栗の実も、野鼠に食い散らされていて、人家近くに野生の動物が出没するはずである。

ただし、薩摩芋の出来は申し分ないそうで、友人が私の為に一畝残してくれているそうなので、近々出かけて収穫するつもりである。さすが飢饉対策に推奨された作物である。

今年は芋餡に凝っているので、今回は芋洋館を作るつもりでいるが、奥様のお気に召すかどうかが問題である。

芋餡は、牡丹餅を作る前に、奥様の抓み食いで無くなってしまったので、今回は一気に羊羹に、仕上げるつもりでいる。

お酒を止めた私としては、甘い物が唯一の楽しみみなってしまった。冷蔵庫の上のウイスキーは、料理に使う程度である。段々に人生の楽しみが減っていく様で寂しいが、今は命には換えられないので我慢するしか有るまい。しかし67年も生きてくれば、余り未練も無いのではあるが、いま少しこの世にとどまり、「アスベスト」被害者の救済に、少しでも力に成らなければ成らないので、瓶を眺めるだけにしておく事にしようと思う。

これが「中皮腫」の発症とか、「肺癌」を発症すれば、最後の楽しみとして、晩酌の復活をする計画で居る。そうなると、やはり「サントリー・レッド」の「コーク・ハイ」という事になるだろう。青春時代に「サントリー・バー」でよく飲んだ思い出の一品がよい。昭和40年前半時代の、思い出に浸りながら。

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気分転換で調べてみたら・・・・

2012-10-19 17:55:32 | 社会・経済

私は長い間、大陸間弾道弾と長距離ミサイルは、同じものと思っていた。少なくとも昨夜までは。

昨夜試験勉強の合間に、気分転換のために大陸間弾道弾の性能や、その理論について調べているうちに、長距離ミサイルとは、似て非なるものだと知った。何故こういう事を調べる気になったかと聞かれれば、「非武装中立国家」が果たして成り立つのだろうか、との疑問を解く鍵が、軍事力に在るのではなかろうかと、思い始めたからだ。

この大陸間弾道弾は、命中精度を上げるためには、宇宙に有人基地を作る必要性があることが解ったらしい。宇宙ステイション構想の始まりである。宇宙ステイションから、大陸間弾道弾をコントロールしようというのだ。

それで、嘗てソビエトとアメリカが、有人宇宙飛行の競争をしたのだと知った。我々には、宇宙や銀河系の研究が目的とばかり思っていたが、大違いであった。つまり、大陸間弾道弾の命中精度などは、非常に低いのだそうだ。一度宇宙空間に飛び出して、敵陣地を攻撃する事自体精密な操縦性能を必要とするそうだ。それを地上から行う事自体困難を極める。だから宇宙ステイションと地球の往復には、操縦士の乗った宇宙船が必要なのだそうである。

因みに宇宙とは、地上100km以上の空間をいい、それは∞に真空に近づいた地帯をいうらしい。一度宇宙空間に飛び出した物体が、再び地球の空気層に突入すると、進入角度によっては、跳ね返されて宇宙の果てに飛んでいく。

私達が子供の頃、川で平らな石で「水切り遊び」を遣った原理と同じだそうである。また、進入角度が深すぎると空気の抵抗が大きく燃え尽きるそうである。つまり、大陸間弾道弾は、信頼度の低い兵器で維持管理費ばかり係り、無用の長物だそうである。ソビエト連邦の崩壊の一因は、膨大な核兵器、中でも大陸間弾道弾の維持管理の費用が経済を圧迫した事も原因のようである。

つまり言いたいのは、一度宇宙空間に放出された物体を再び地球に戻す事の難しさは並大抵の事ではないらしい。

地球上の国家の中でそれに成功したのは、三つの国家で、その一つが日本なのだそうである。その技術を日本が持ったこと事態に対して、中国が危機感を持ったのは事実なのだ。  

何時軍事に応用されるか知れない。その焦りが、最近の日中関係に表れたのだと考える人も居るらしい。

長距離ミサイルは、レーダー網の整備で防衛できる可能性があるが、宇宙からの攻撃に対しての防御方法は無いらしい。

中国は先年、人工衛星を宇宙空間で破壊する実験を行い世界中から非難を浴びた。破壊された人工衛星の破片が衛星軌道上に飛散したからだそうである。その破片で平和目的の衛星、気象衛星などが破壊される可能性があるからだそうだが、此れも眉唾らしい。宇宙空間の平和目的などただ単に妄想だそうである。気象観測やGPSも軍事的には必要であり、軍事行動上不可欠な情報だそうだ。なんだか調べれば調べるほど「夢」がなくなってくる。

それ程世界は、軍事力のバランスの上で成り立っているのだと実感させられた。そうした中で、中国が国防上太平洋に進出したいが、台湾、沖縄、対馬、ガム、フィリピンと封鎖されている。そこで尖閣諸島が問題になるのだ。此処に風穴を開け太平洋への出入口にしたいが、日本が国有化を宣言し、アメリカが支持した。当然に対立して当たり前なのである。

東京都知事が、変な行動を起こした結果が、日、米、中の三カ国間の暗黙事項を、壊したために反日感情を露に示すことで、領有権問題が其処に存在する事を、国際的にアピールせざるを得なくなったのだ。

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号外 冷静な判断を望む。

2012-10-18 19:32:12 | 社会・経済

号外

橋下(はしもと)徹 大阪市長が、10月15日に国会を訪問された事について、このブログ上で私は批判論評した。

今回「週刊朝日」が、彼の出生上の事項の記事を掲載したらしい。まだ私は読んでいないが、その内容は想像が付く。というのも、9月中頃から、あるブログ上で、その苗字の読み方を「はしした」と読ませ、その出身を「被差別」あるいは、「帰化人」であるが如く記載し「誹謗中傷」する記事を目にしてきたからである。

たとえそれが事実であろうとも、国として長年「被差別問題」に取り組み、国民総意の元、解決した物とすることに決した事項であり、日本の法の元、「帰化人」も立派な日本人である。それらのブログ上の記事は、「日本維新の会」を攻撃する為の記事と解していたが、どうも違う様相を呈してきた。

その裏には、「竹島」問題が潜んでいるようである。「朝鮮半島人出身の帰化人」を何らかの理由で排除しようとする人達が存在しているようだ。

秋葉 忠利 前広島市長も、3期目の任期途中から同じ様な、個人攻撃を受けていた。彼は家族の事を思い引退した。

そもそも「被差別」問題について、その発祥の経緯が明治維新時における、国の「新身分制度」の欠陥と相まって、明確に解決されないまま、「解決した」物とした事が、今日に至るまで、新しい問題を醸し出すのではなかろうかと思う。

現に、「被差別」問題は解決していないと主張している団体も存在している。彼らが支持し、地方議会に議席を持つ「政党」が事実存在している。

私も彼らの主張する意見には、賛同すべき点が多々あると思う。

何れにしても、今回の「週刊朝日」の記事の内容はおそらく、私の予想の範疇を超える記事ではないであろう。

いずれにしても、日本の「被差別問題」の原点を、「江戸幕藩体制」と、「仏教思想」にその源を置く解釈が、真に正しかったのか否か、検証し直し、「正しい歴史観」を国民で共有する事こそが大切なのでは無かろうか。

「保守政権」が政局の中心に位置すると、必ずやこの種の問題が浮上し、国民が判断を誤ると、戦前の「国粋主義」に陥り、軍拡へと繋がっていく。

ゆめゆめ同じ過ちは、繰り返しては為らない。

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