本音の話

　タレントの岡村隆史（49）君が、コロナが長引くと、若くて美しい女の子が生活に困り、夜の世界にあふれると予測して、袋叩きになっている。　事実を言ったのだが、女性を侮辱しているという事らしい。　人類の何千年の歴史の中で、貧困は女性の犠牲を強いてきた事実は確かだ。　現在も内戦や人種差別で、幼い婦女子が売買されている。　日本も例外ではない。　生活に困った若い女性が生きていくために身を売る話は暇がない。　岡村隆史君を責めるのではなく、彼の話から日本の政治の貧困をみんなで考えるべきだ。　ただ岡村君が、お茶らけて話した態度は許せない。　が、大きな今後の問題を提起していることも間違いない。　隙あらば、そうした女性を金もうけの手段にしようとしている裏社会の、組織も存在しているし、出資する資本家も存在している。　夜な夜な、そうした女性を求めて遊び歩く男も存在する。　江戸の遊郭に始まった日本の裏社会が、未だに続いているのだ。　ヨーロッパでは、国が管理して、そうした場所が、女性にとってつらい場所では無い様に、管理されているところもある。　今回のパチンコに見られるように、「博打」と、「遊び」をあやふやにして、存在自体を「あやふや」にしたために、緊急事態に対応できない社会にしたのが、日本の政治である。　嘗て軍隊ではないと主張していた自衛隊。　軍隊以外の何物でもない。　今や、いろいろな「あやふや」を、整理する時期が来たのかもしれない。