藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

蚊取り線香の香り

2020-05-26 03:35:07 | 日記・エッセイ・コラム

 今年初めての「蚊」。 別段必要なかったが、何となく昨年の残りかす、…香取線香を取り出して、火をつけた。 なんとも言えない香りだ。 この匂いがすると安心感が増す。 茶席などの御香とは違うが、こちらの方がなんだか心が落ち着くのだ。 子供の頃から親しんで来た所為であろうか、不思議とリラックスできる。 家族が寝静まった押し入れの中で、蚊取り線香と、20wの裸電球で中学受験を目指した頃が懐かしい。 今でも夏が近づくと、必要なきときも時々、‥‥火をともして楽しんでいる。 今まさにそうなのだ。 広島県の島所部は、戦前から除虫菊と柑橘で生計を立ててきた。 フマキラーと大長ミカンは、戦後の広島を代表する産業だったが、‥…。  今は、因島のレモンと、マツダの自動車が広島県を牽引している。 おっと、カープファンから、おっとっと、サンフレチェファンからもお叱りを受けるところだった。 おっとそれだけではなかった、「かき」 海のミルク此れも日本一だ。 しかし私には蚊取り線香の香りが一番心にしみてくる。 明日から三日間入院である。 右目の黄斑幕の再生手術。 白内障の手術もして頂くが、はてさてどれくらい視力が維持できるやら。 ここ一年間、出来るだけ車の運転は控えてきたが、せめて運転だけは出来るように願っている。 国内で、まだまだゆっくり見ておきたいところが有るのだ。 かと言って、汽車やバスが嫌いなのだ。 放浪癖が未だにあって、気ままな旅がしたいのである。 私はどんな場所でも眠る事が出来るし、我が奥様も案外その口なのである。 夫婦で最後の旅は、弘前と決めている。 若かった頃、中古の軽四で行った弘前の春は美しかった。 それに津軽海峡を是非とも、奥様に見せておきたいと思っている。 ブログも最低三日間お休みする。