昨夜の月を、フラワームーンと言うそうだ。 初めて知った。 西洋的文化が入って来ると、時々戸惑う。 かつて日本の中では、月を愛でる方法は、庭に砂段を作ったり、石庭にして白砂を敷き詰めたりしたが、貴族社会が亡くなった現代では、「御簾越しの月」などと言う風情はなかなか経験できない。 昨日夏対策で、簾をベランダ一面に張った。 そのおかげで、昨夜は「御簾越しの月」を眺める事が出来た。
風流と言えば風流だが、コロナ騒動で籠りきりの我身では、風流よりも自由が欲しい‥‥と叫びたくなった。 ここらで気が緩むと、再び‥‥縁起でもない空想は辞めて置く事にしよう。