「西遊記」名著なればこその銘文がここかしこに出てくる。 昔も今も、人間の性は、変わらぬものの様だ。 こんな詩が書かれている。
名誉と利益を追いかけて
朝から晩まできりきり舞い
驢馬に乗ってりゃ名馬が欲しく
総理に成ったら貴族になりたい
着るため喰うためあくせくし
閻魔のお迎え怖くない
富も位も子孫のためで
後振り向くのは誰も嫌
正に私の事である。
そんな「西遊記」を読みながら、若かりし高校生時代を思い出している。 将に漢文の授業に近い気分だ。 違うのは面白い事だ。
「西遊記」名著なればこその銘文がここかしこに出てくる。 昔も今も、人間の性は、変わらぬものの様だ。 こんな詩が書かれている。
名誉と利益を追いかけて
朝から晩まできりきり舞い
驢馬に乗ってりゃ名馬が欲しく
総理に成ったら貴族になりたい
着るため喰うためあくせくし
閻魔のお迎え怖くない
富も位も子孫のためで
後振り向くのは誰も嫌
正に私の事である。
そんな「西遊記」を読みながら、若かりし高校生時代を思い出している。 将に漢文の授業に近い気分だ。 違うのは面白い事だ。
正に規格外の物が、私に取り付いた。
大きさ何とマウスの三分の一。 これが旨い、安い。 1kgが138円である。 早生ミカンの規格外品なのだ。 冗談で買って帰ったが、あまりの旨さで、一夜で完食。 次の日、早々に買いに行った。 24時間営業のスーパーは、私の縄張りなのだ。 店員さんとは顔なじみである。 町内では一番の安売り店だ。 時間帯によると、小さな子供連れのお母さんが多い。 その子供たち共、顔なじみになっている。 泣いているとあやしたくなって、笑ってくれると二度目からは、向こうが手を振ってくれる。 店にしたら、私は規格外のお客なのだ。 店長とも、商品について情報交換している。 この一年で消えた商品の大半は、美味しくないから止めろと言ってきた物ばかりだ。 しかしその逆も生まれる。 「ハチのスパイシーカレー 中辛」がそれだ。
最初一袋買ったら、美味しかったので、箱買いをしたら、他のお客から質問されたので、この商品は「安くて旨い」と言ったら、瞬く間に皆さんも箱買いを始めた。 すると突然無くなった。 店長に聞くと、メーカーが値上げを言ってきたのだそうだ。 此れだけ売れるのだから、値上げしても売れるだろうと思ったらしい。 ネットでは、私が買っていた値段と同じ値段で売っている。 しかし、送料がかかるのだ。 商品が重たいので、送料が高くつく。 一度メーカーに電話して抗議してみたが、いまだに解決していない。
猪八戒、いかなる経緯でインドまでのお供に従ったのか、子供用の物語では六十年以上前の事なのではっきりしない。 はっきりしないと眠れない。 そこで、アマゾンで探したのが「西遊記」。 昨日届きました「全十巻」。
読み始めて驚き。 それはそうだなと、自分に言い聞かせる事、数分。 中国三千年の歴史の中で、残ってきた物語だ。 生半可な気持ちだった自分が恥ずかしくなった。 「反省」・・・・。 自分に言い聞かせて本日より読み進みます。 とは宣言したのは良いが、何時の日終るのか見当さえつかない。 奥が深そうだ。 考えるに、そりゃあそうだろう、仏教の世界を描いているのだから。 取っ付きから、大失態な私であります。 こうご期待ではなく、期待しないでいただきたい。 お釈迦様と同じ日に生まれた私ですが、いまだに悟ってはいません。 悪しからず。 読み進むうちに、孫悟空については何故に三蔵法師にしたっがって、インドへ赴く気になったのか、その過程が詳しく理解出来ました。 不老不死、この地球上の生けるものが、最後に到達する地獄の門、閻魔様からの逃避であったとは。 しかし、この物語、本当に仏教の本質をここまで描いているとは、‥‥‥完読迄相当の日時が掛かりそうだ。