WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

「楽天」が面白い

2008年05月16日 | 今日の出来事

 今日も新井が4打点を挙げて快勝。とにかく打線がよくつながっている。葛木、桜井、坂に加えて、バルディリスなんてオフにはノーマークだった掘り出し者まで現れた。巨人はバカみたいに大砲打つ野球しかできないチームに成り下がったが、肝心の大砲が次々壊れたり不発になって、今日はアベ君がなれない小細工をやろうとして見事に失敗。あまりに哀れでかわいそうになってきた。

 しかし、セリーグの野球は贔屓チームが勝つか負けるかの興味以外、あまり面白い野球をやってくれない。どのチームの野球もチームごとにそれなりに個性はあるが単純で規格品、次は何をやってくるのだろうというワクワク感があまりない。だから阪神ファンの私は阪神のゲーム以外見ても面白くない。

 今日の楽天vs西武、かつての近鉄命で近鉄が消えるときに涙した岩隈君がすっかり楽天野村野球の一員になっていた。投球術にいっそう磨きがかかってきている気がした。これもノムさんの指導か。チームとしてもスクイズはずしにダブルスチールといろんな野球の戦術、駆け引きの面白さを見せてくれた。かつて阪神時代のノムさんは、「ピッチャー新庄」なんて仰天采配で楽しませてくれたこともある。あのどうしようもなかったお荷物チームを、ここまでおもしろい野球のできるチームに作り上げたノムさんは、いろいろあってもやはり名監督なのだと思う。しかし、残念なことにパリーグのスタンドは寂しい。TV放送も少ない。セリーグは巨人ファンを筆頭に阪神ファンも含めて「勝つこと」しか楽しめないファンが多いようだが、それだけ球場来場者も多くTV視聴率も取れる。
 私としては勝負もさることながら、ゲームとしての野球そのものの面白さを楽しめるパリーグのような野球をやって欲しいし、もっと放送もして欲しいと思う。とりわけ今楽天の野球が面白い。


やっぱり大学病院は大学病院

2008年05月16日 | まつたけ

 今日午後、退院してから2回目のマッタケ山整備に山へ入った。
前回は施業地まで登るのに息も絶え絶えであった。たった10日間の入院だったが、ほとんど流動食、粥食、運動はせいぜいトイレや売店へ歩くくらいだと、年のせいもあるだろうが、あっという間に体力は落ちるものだとあらためて思い知らされた。
 今日は退院してから3週間、それなりに体力も回復したと見えて、しんどかったがまあ、前回よりさらに上の施業地まで一気に登れた。

 さて、今日午前中は、口腔外科で撮ったX線写真とCTで判明した「扁桃腺の石灰化」を診てもらいに京大耳鼻咽喉科を受診してきた。この耳鼻科の医者、これまで私が大学病院の医者に抱いていた偏見どおりの医者だった。
 診察室に入ると苦笑いしながらめんどくさそうに開口一番、「口腔外科からの紹介だが何を診て欲しいのですか」ときたもんだ。「X線写真で扁桃腺の石灰化が見られたので念のため耳鼻科で見てもらってください、と言われました」と説明すると、「ああそう」とパソコン画面にX線とCTの画像を出しチョチョイと耳、鼻、喉を診て(扁桃腺なのになんで耳と鼻診るのかわからん?)、「別になんでもないですね。今日はこれで結構です。」

 さすが京大病院、IT化も進んでいて患者のカルテもX線写真や検査結果もすべてネットワークでパソコン画面で見られるのだ。5年ほど前、府立医大を受診したときは、X線写真のでかいフィルムや検査の用紙を持たされて院内を右往左往したものだった。
 しかし、患者情報はなんでもネットワークで見られるということは、紹介文やカルテもパソコン画面で見られるはずだ。現にX線やCTの写真はパソコン画面に出してご覧になっていた。

 まるで、「こんなしょうもないことで偉い私のところに受診してくるな」と言わんばかりの態度。これではせっかくのK先生の親切な配慮も立つ瀬がないではないか。名医かなんか知らないが「二度とアンタには診て欲しくない」と思った。