息子夫婦に誘われ、何年かぶりに、古墳時代(欽明天皇治世)の創祀といわれる遠江国一之宮小國神社を訪れた。祭神は大己貴命。拝殿の後ろの、近年葺替えが済んだ総檜皮葺き本殿は、出雲大社の二分の一スケールとか。いつ来てもこの神社は、鳥居から拝殿までの、灯籠の立ち並ぶ参道の周りの巨杉の杜が印象深い。かつては「古代の杜」がキャッチフレーズだった。シャガが巨杉の林床を彩る季節の夕まぐれ、灯籠に灯が入った参道を歩み . . . 本文を読む
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