goo blog サービス終了のお知らせ 

道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

鉄道旅行

2019年07月22日 | 旅・行楽
旅行好きの妻はこの10年ほどの間に鉄道の旅に精通し、鉄路が通じていればそれを辿って何処までも行ってみたいという、大それた願望を抱いている。知らない土地での車の運転は危険、航空機はアクセスと搭乗の手続きが煩わしい、船は遅い、と鉄道以外の交通手段を難じる。旅の手段は鉄道が最善と心得ているらしい。鉄道のダイヤの正確無比なところが、当人の几帳面な気質に合うようだ。JR各社の本線と支線、私鉄線、第三セクタ . . . 本文を読む
コメント (2)

唐津での恩恵

2019年06月22日 | 旅・行楽
佐賀県唐津の駅に初めて降り立った。観光案内所の受付の女性が懇切に要所を教えてくれたので、街に一歩踏み出した時には初めての土地での不要領を感じないで済んだ。先ずはバスで唐津城へ向かう。  知らない土地で案内マップを頼りに歩くのは楽しい。目標物を見つけ出した時に安堵を感じるからだろう。  妻は地図を見る煩わしさが嫌いで、すぐ人に道を聴く。現実主義で人見知りしない質だから . . . 本文を読む
コメント

松浦鉄道

2019年06月18日 | 旅・行楽
九州周回の旅を企画したのは妻だが、その旅程に松浦鉄道への乗車を是非にと加えたのは私だった。古く邪馬台国の時代は魏志倭人伝に記された末盧国、その後の中世には松浦党の本拠であった風土に触れてみたい念いが強くあったからだ。 前夜伊万里に泊まり、翌朝気動車に乗った。伊万里から松浦までは海が見えているが、中間のたびら平戸口駅から平戸駅間は、線路が海から離れ丘陵の間を走る。 MR-500という . . . 本文を読む
コメント

近江の歴史探索行【番場宿】

2019年03月26日 | 旅・行楽
今から3年前の平成16年5月、それまで20年間にわたり山歩きを共にしていた山友が、近江・中山道の「番場宿」探訪に誘ってくれた。 内外の映画に造詣の深い彼は、映画評論家・教育評論家の「佐藤忠男」著「長谷川伸論ー義理人情とは何か」を読んで、名作「瞼の母 番場の忠太郎」の主人公「番場の忠太郎」の出生地が「番場宿」と知り、探訪を思いついたのだった。不運にも彼が難病に罹り、山登りを諦めて間もない頃のことで . . . 本文を読む
コメント

米沢(みなさわ)トレッキング

2018年09月17日 | 旅・行楽
天竜奥の山歩きに精通した若い友人に誘われ、浜松市天竜区米沢(みなさわ)地内で林間トレッキングを楽しんだ。今回は二回目である。 天竜川右岸は、鹿島橋先の阿多古川合流点から上流へ、禿石、奥ノ谷、渡ケ島、大林、広岡と地名を連ね、塩見橋のある塩見渡から先の米沢(みなさわ)以北には、天竜川と阿多古川に挟まれた広大な丘陵地帯が拡がっている。植生は杉・檜の針葉樹林、植林地帯である。 友人は、米沢「みなさわ) . . . 本文を読む
コメント