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旧朝鮮半島出身労働者問題について、賢明な解説だと感心するが、日本国民の関心事項は、この範疇には無い。

2018-11-06 17:24:44 | 政治


旧朝鮮半島出身労働者問題について、賢明な解説だと感心するが、
日本国民の関心事項は、この範疇には無い。


第一に、韓国司法が判決を出した場合、その内容に日本政府が応じる法的根拠が
存在するかと言う事である。韓国司法は、国際条約に対して、越権行為をしているのではないか?
つまりは、韓国の徴用工判決自体が、違法行為???

第二には、澤田氏も論文中に書いているが、それは韓国政府による3回目の補償ということになる。
では、この三度の補償は、一体如何なる法律に従うものか?
考えれば、この三度の補償は、日本には請求不可であったが、その原因とは何か?

第三には、第二と重複するかも知れないが、今回の徴用工判決とは、明らかに、韓国国内の問題から
日韓基本条約破棄と言う、結論に結びついている。韓国司法は、法律論の転換を行ったのか?
導き出せる結論は、この事態も純然たる韓国の国内問題であるとしか、解釈できないが?

第四に、韓国最高裁は、国際条約、この場合は日韓基本条約破棄と言う結論が出せるのか?
国内法と国際法の序列には、意見が分かれていると思うが、実は条約破棄となって、司法が
先走りすぎたのでは、と勘ぐって見る次第である。行政権の韓国政府は、文在寅大統領の行動からも
日本側の反発を度外視しているか?  解決に至る方策が見出せないか?
2015年12月28日の日韓慰安婦合意についても、韓国は国民感情と言っていたが、日本国民の
感情を無視しては、日本国民は怒るのは当然である。韓国司法の暴挙は、韓国が全体で負うべき問題と
考えるが、現状は三権がばらばらに見える。

第五に、韓国最高裁の徴用工判決に、日韓併合は非合法に進められたとあるが、
従前の解釈では、日韓併合は合法である。その点で、韓国司法の判断は、疑問が生じる。
韓国政府は、日韓併合が非合法である論拠を示すべきである。

第六に、日韓基本条約は破棄に等しい事態と見えるが、韓国政府は日韓基本条約破棄を
如何に決定したのか?  日韓基本条約は、今も有効なのか、それとも無効に成ったのか?
是非とも、文在寅大統領の説明を聞きたいものである。

※コメント欄の精査が終わったので、記述する。

記事
WEDGE Infinity
2018年11月06日 14:01
確定判決でも終わらぬ「徴用工訴訟問題」 - 澤田克己 (毎日新聞記者、元ソウル支局長)
https://blogos.com/article/336835/

韓国大法院(最高裁)が、戦争中に日本企業で働かされた韓国人の元徴用工らへの賠償を日本企業に命じる判決を下した。最高裁まで争うような訴訟はどれでも同じだが、提訴から10年以上の年月を経ての判決確定である。判決の内容が日本の感覚で理解できないことは論をまたず、韓国司法ひいては韓国社会に対する不信感を日本国内であらためて強めてしまった。その点について今さら書いても仕方ないようにも思うので、今回は別の観点で考えてみたい。
[画像をブログで見る]
 私がいま「あれ?」と思っているのは、この問題はどうも大法院判決ですら一つの通過点でしかないようだということだ。私は今まで、大法院判決が出れば物事は終わるというイメージを持っていた。日本の最高裁が違憲判決を出せば、その条文は事実上すぐに効力を失うではないか。無意識のうちに、それと同じだと思い込んでいたのだ。
 だから徴用工訴訟について話をする時にも、「大法院で賠償命令が確定したら大変なことになる」とだけしか考えていなかった。だが、どうも現実は違うらしい。国際司法裁判所(ICJ)への提訴が残っているなどという次元ではなく、韓国内の話としても「徴用工訴訟問題」はまだまだ終わっていないのである。
判決確定でも「残っている手続き」とは
 「大法院の判決が確定したとしても、実際にはもう一つの手続きが残っている。だから即座に何かが起きるわけではない」
 判決が出る前にソウルで会った韓国外務省高官は、私にそう言った。どういうことか。
 「被告の日本企業は賠償命令に従わないでしょ。そうなると、原告は裁判所に強制執行を申し立てることになる。そういうステップが残っているんですよ。そして原告が強制執行を申し立てなければ、判決は出たけれど何も起こらないことになる」
 そうなれば日本企業に実質的な被害は及ばないので、日韓関係の破局は避けられるという考え方だ。原告を説得するために、韓国政府が補償を実施して事実上の「肩代わり」をするというアイデアも検討されている模様だ。
 韓国は、1965年の日韓国交正常化の際に締結された請求権協定に基づいて日本から5億ドルの経済協力資金を受けとった。資金の趣旨は請求権問題を解決するためのものだったので、韓国政府は70年代に韓国人元徴用工らに対する補償を行った。ただ、開発独裁体制である朴正煕政権下での補償は不十分なものに終わっていた。
 盧武鉉政権だった2005年に請求権協定の適用範囲について再検討が行われ、▽慰安婦▽被爆者▽サハリン残留韓国人——という3つの問題は請求権協定でも解決されていないという判断となった。この時も元徴用工の問題については協定の対象だと見なさざるをえないとされたが、70年代の補償は不十分だったので追加の補償措置を行うこととなった。今回も補償措置を行うことになれば、それは韓国政府による3回目の補償ということになる。
文在寅政権の「反日」と見るのは的外れ
 日本では今回の判決について、文在寅政権が「反日ドライブ」をかけている一環だと考えるような見方もあるらしい。ただ、それは的外れだろう。文政権がもっとも重視する対外政策は対北政策であり、対日政策の比重は高くない。そして、対北政策を円滑に進めるためには日本との関係は悪くない方が良い。最近の対日政策に当初の慎重さが失われてきている感はあるのだが、それでも対日関係はどうでもいいということにはならない。積極的に対日関係を良くしたいという意欲までは感じられないが、それはお互い様であろう。
 一方で大法院は、この訴訟の審理を遅らせるという朴槿恵政権との裏取引があったと追及されている。見返りとして、海外の大使館に勤務する判事のポストを増やしてもらったのだという。朴政権の不正追及に熱心な現政権の意向を受けた検察の捜査攻勢に対し、裁判所側はこの事件で出された捜索令状申請の9割以上を却下するという極端な対抗策を取った。これには世論も反発して大法院は極めて苦しい立場に追い込まれ、ついに将来の大法院判事間違いなしと言われていた幹部が逮捕される事態になった。
 こうした状況を見ると、国内的な圧迫を受けた大法院が元凶である徴用工訴訟の判決を急いだのではないか。対日政策にそれほど多くの注意を払っていなかった政権は、当初は放置していたものの波紋の大きさに驚き、今さらながら対応を急いでいると考えられる。
韓国政府の立場に見られる「含み」
 前述の高官は私に、判決当日に表明される韓国政府の立場には「含み」があると語った。それを見て流れを判断してほしいというのである。
 判決後に李洛淵首相が発表した韓国政府の立場という文章は、「司法の判断を尊重する」としたうえで「判決と関連した諸事項を綿密に検討する。それを土台に国務総理が関係部署および民間の専門家たちと共に、諸般の要素を総合的に考慮して政府の対応方案を作っていく」と表明した。そして締めくくりは「政府は韓日両国関係を未来志向的に発展させていくことを希望する」という言葉だった。前段の「諸般の要素を総合的に考慮」というのが、「含み」になるのだろう。
 ただし、韓国政府が実質的な肩代わりをすることで「国内問題」として事態収拾を図るためには、特別立法などの手段が必要になる可能性が高い。実際には韓国世論の徴用工問題に対する関心は高くないが、それでも原告に同情的ではある。表立って判決を批判するのは火中の栗を拾うような行為であり、そんなことをしようとする人はほとんどいないという現実もある。文政権がそうした中でも原告や世論の説得をしきれるのかは未知数で、とても楽観視する気分にはなれない。それでも、なんとか状況をコントロールしようと考えているらしいことは認めねばならない。
 河野太郎外相は判決翌日に行われた韓国の康京和外相との電話協議で、「速やかに毅然とした対応を取ってほしい」と要求した。そして、河野氏は記者団に「日本国民、企業に不利益を及ぼさない対応を期待したい」と述べた。とりあえずは日本政府も、韓国政府の出方待ちということである。
 日韓両国政府が、日本企業に実質的被害を及ぼさないことを「落とし所」にしようとしているようにも見える。とにかく、両国とも判決確定で「終結」という態度ではない。私にとっての最高裁判決のイメージは裏切られたけれど、外交関係を破局に陥れることはできないのだから当然なのかもしれない。



shorty_doowop
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あちらの高官だか何だか知らないが、そんなの鵜呑みにして聞いてきたからここまでなっちゃったんだよ。

韓国を相手にするとき、「こちらの事情も理解して」という姿勢のときこそ騙されてはいけない。

そこからが「おかわり連鎖」の始まりだという事を。

ただの 691c9
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>文政権がもっとも重視する対外政策は対北政策であり、対日政策の比重は高くない。そして、対北政策を円滑に進めるためには日本との関係は悪くない方が良い。

要は「対日政策の比重は高くない」からこそ「日本との関係は悪くない方が良い」という以上のメリットがあるなら「反日」を利用するということ。
別に日本としては韓国の都合など知ったことではないし「忖度」する必要もないというだけ。

68式
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常識が通用しない相手なので、このような事を期待しないほうが良い。

日韓併合を不法と言い出し、その上にある日韓基本条約を「不法の上に成立した条約なので無効」とまで言い出した。

これは慰安婦合意と同じロジックで、(理由はなんであれ)納得がいかない条件下の条約はひっくり返すという主張である。

韓国人のWEBの書き込みをみると、韓国が力を付ければ日本は謝罪する! といった趣旨の書き込みが多くみられる。 そう、彼らにとって勝ち負けが正義であり、法のロジックではないのだ。

韓国の国力が上がろうと、日本が不本意な事に謝罪する事は無いのだが、彼らはそうは思っていない。
そういうところが常識では測れない韓国の異常性なのだ。

五郎八
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>「大法院で賠償命令が確定したら大変なことになる」とだけしか考えていなかった。だが、どうも現実は違うらしい。国際司法裁判所(ICJ)への提訴が残っているなどという次元ではなく、韓国内の話としても「徴用工訴訟問題」はまだまだ終わっていないのである。
判決確定でも「残っている手続き」とは
 「大法院の判決が確定したとしても、実際にはもう一つの手続きが残っている。だから即座に何かが起きるわけではない」
 判決が出る前にソウルで会った韓国外務省高官は、私にそう言った。どういうことか。
 「被告の日本企業は賠償命令に従わないでしょ。そうなると、原告は裁判所に強制執行を申し立てることになる。そういうステップが残っているんですよ。そして原告が強制執行を申し立てなければ、判決は出たけれど何も起こらないことになる」


え゛え゛っ!(驚)

この記者の年齢は知らないが、毎日新聞社のソウル支局長を過去にしていながら、こんなことも理解していなかったの?(呆)

韓国の大法院(最高裁)で、確定判決が出れば、日本企業や日本政府は黙って判決どおりに銭カネ出すと思ってたの?(呆)

なら、竹島の領有問題や日韓通貨スワップ協定の問題など日韓の紛争問題も、韓国の大法院(最高裁)で、韓国有利の判決が出れば、それに日本政府、日本企業、日本人は従わなければならないのかよ!(呆)

こんなんで良く新聞記者が務まるよ!(呆)ほんと呆れる!(呆)
※通常、民事では双方の言い分が違った場合、供託と言う形式を取るんじゃなかったっけ?

Ikawa Izumi
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>事実上の「肩代わり」をするというアイデアも検討<

これが、韓国政府高官が考える「日本への配慮」と
でも言うんだろうか?

法的賠償責任を日本企業に負わせ、実質その責任を
韓国政府が肩代わり? 普通の民主政治だったら
政府がそれを支出する根拠が無いと国民が騒ぐ
だろうけど、それは想定しないのか?

韓国民の性として、「日本企業へ配慮するとは親日政権だ!」
となると思うけど。 それで大統領が引きずり降ろされる。

私の感覚では、それはかなり愚かな考え方だと思うけど。

とにかく、北と中共は韓半島から西側(日米)の影響を
排除した方が得策だし、仮に排除が無理でも経済・外交で
文政権を弱体化させ、韓国民のナショナリズムを活性化
させ、韓半島統一機運(北と中共主導で)を盛り上げる
作戦だと思うけどなぁ。

おかちゃん
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>積極的に対日関係を良くしたいという意欲までは感じられないが、それはお互い様であろう。<
なーにがお互い様か。
日本に対韓関係を良くしたいという意欲がなくなったのは、誰のせいだと思っているのか。


むのきらん
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確かに、強制執行の申し立て、そして、敗訴企業の在韓資産がない場合は、海外資産の強制執行を各国の裁判所に申し立てる手続きが残っています。
とはいえ、原告は当然に強制執行を申し立てるでしょう。(支援団体、支援弁護士もいるわけですし)___

また、文政権については、政権についてから、大幅に裁判官を入れ替えている、という事実があります。したがって、文政権が無関係、ということは言えないでしょう。もちろん朴政権の裁判への介入を批判しているわけですし。___

韓国政府による賠償金肩代わり論については、韓国の世論がそれを許さないでしょう。確かに、慰安婦問題に比べて韓国国民の関心は高くないようです。しかし、それに火をつけるのは、比較的簡単と思います。
言い換えると、韓国政府が韓国国民を説得することは、残念ながら困難と思います。___

確かに、文政権は、本件において確たる戦略や方針があったというわけではないかもしれません。政府内の専門家では苦慮している人もいるでしょう。
結局、文政権は、国内と北朝鮮のみを見ている。次に見ているのは、米国と中国。日本はその次、という順序でしょう。したがって、判決が出た上での対応は、今考えているところ、ということでしょうね。

なので、日本政府が、まずは韓国政府の出方を見る、その上で具体的な対応を考える、としていることは適切と思います。

OE31+wjTnQ 名前を見る
強制執行のそんな言葉ではぐらかされたらあかんぜ。
あくまでも責任は韓国政府にある。
ここを言わせてはっきりさせないと駄目。
今迄通りだんまりなんて甘えた態度許してはいけない。
韓国政府は自国民としっかりと向き合わないと独立国とはいえない。

yahoo user 46674
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政権がどうとかいうのはどうだっていい話ですし関心もありません。問題になったのは、条約上の義務を履行する国かそうでないかというだけの問題で、それについては結論が出ました。ここでかの国が国内的「救済」のために特別立法でもしようものなら、突き上げられ大統領が政権担当能力を失うだけでしょう。仮に特別立法できたとしても、それでようやく条約上の義務を履行しただけで、至極当たり前のことをいまさらやったのかということにしかなりません。この記事を貫く視線がとにかく気持ち悪いです。

ednakano
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植民地支配の非人道性に基づく賠償金となると、1965年に日韓基本条約に盛り込まれていない概念でしょ。未払い賃金や強制連行でもない。

大体あの4人は徴用以前の募集・斡旋に基づく自主的な就業ですので、賠償責任自体はないはず。植民地支配による苦痛に対する賠償金となると、韓国国民全体だから、永遠に終わらない。


マニア林蔵
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>原告が強制執行を申し立てなければ、判決は出たけれど何も起こらないことになる
>そうなれば日本企業に実質的な被害は及ばないので、日韓関係の破局は避けられるという考え方だ。

何をバカなことをwwww毎日新聞の記者は頭がおかしいのか?
判決で「懲役1年、執行猶予3年」と出たら、その犯人は執行猶予で刑務所に入らないから罪がなかったことになるのか?
な・ら・な・い! 前科1犯!
実質的な賠償はともかく、韓国の最高裁は「日本は賠償金を払わねばならない」と判決を出した。
無実の人間に「お前は犯罪者だ」と決めつけたのと同じ。
実際に金を払わなければいいとか、そういうレベルの話ではないのだ。

しかも、
>開発独裁体制である朴正煕政権下での補償は不十分なものに終わっていた。
だからなんなんだ?
補償は、した。韓国もそれを飲んだ。不十分であるかどうかは別問題。
今になって「不十分だからもっと払え」が通じるなら、いつなら十分になるんだ?
こんな悪徳サラ金ですらいわない理屈を堂々と展開して世界に通じると思っている韓国首脳部とこの毎日記者の、知能程度を疑う。


yahoo user a31de
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徴用工への支払いを韓国政府がすることになろうとも、それはあくまでも政治的な対応に過ぎず、判決が覆ることとは異なることだ。

問題は、そのような判決が出ていることなのであり、そのような判決が出てしまう韓国の対日姿勢なのだ。

問題の本質を間違えてはいけないのだ。



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