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スー・チー氏「下院議長として実権」も可能 ミャンマー最大野党幹部、大統領に固執せず「地滑り的勝利を」

2015-06-26 01:50:57 | 時評


スー・チー氏「下院議長として実権」も可能 ミャンマー最大野党幹部、大統領に固執せず「地滑り的勝利を

産経新聞 6月25日(木)20時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150625-00000587-san-asia

【ヤンゴン=吉村英輝】ミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)幹部のハンタ・ミン中央執行委員(68)は24日、産経新聞とのインタビューに応じ、現行憲法で大統領就任が禁止されている党首、アウン・サン・スー・チー氏(70)について、「下院議長なども想定できる」とし、大統領には固執しない姿勢を示した。

 同委員は、今秋に予定される総選挙に向け、NLDは下院330選挙区のうち313地区で党事務所を開設済みで、立候補予定者の調整も進んでいることを明らかにした。20、21日に開いた中央執行委員会でスー・チー氏は、総選挙での「地滑り的勝利」の実現を指示。同委員はNLDの得票率が1990年の総選挙で82%、2012年の補選で97%だったとし、選挙での大躍進に自信を示した。

 大統領は、総選挙から3カ月以内に議員が選出する。英国籍の息子を持つスー・チー氏の大統領資格を禁じる憲法条項は温存されることになったが、同委員は「党首が指導者であることは選挙後も変わらない」として、スー・チー氏が下院議長などにつきながら、「実質的に権力を握ることは可能だ」と述べた。

 一方、憲法改正の要望が聞き入れられていないことなどを理由に、10年の前回総選挙に続き、今回の総選挙もボイコットするかどうかについては「(選挙管理委員会が3カ月前までに公示する)投票日が決まってから表明する」とし、政権の出方を慎重に見極める方針を示した。