ウサギさんを送るブーケ

通院していたウサギさんが、昨日、月に帰りました。

日に日に痩せていく姿を見ていると、
このまま通院（点滴や薬の処方）を続けるべきなのか、
とても迷いました。

体力的に、バスに乗っての通院が難しそうだ、
と思えたら、それからは自宅でゆっくりと
最期の時まで見守ろう、と思っていました。

日曜日は、朝は調子が悪そうでしたが、
お薬を飲んだら、少し回復したようで、
ケージの中を移動したり、牧草などを
少し食べて過ごしてくれました。

ですが、翌朝は・・
明らかに調子が悪そうでした。
もう、頭をあげることができないほど。
リンゴを一口だけ、食べてくれました。
それから、少しずつ頭を傾けてしまい、
横に倒れ、数十分後には、旅立ちました。

覚悟していたけれど、大きな悲しみに襲われました。

でも、具合の悪い状態から、解放されたのは、
ウサギさんにとって良かったのだと思います。

生きた証を残したくて、火葬をお願いしました。
その納棺の前に、おチビとお花を買いに行きました。

商店街でブーケを2つ買ったら、
お店の方が、商品にできなかったお花をつかって
おチビに小さなブーケを作ってくれました。

これを、おチビも棺に入れてくれました。
だから、ウサギさん、とても喜んでいるはず。
「おチビがお花を入れて送ってくれたんだよ」って。

体は月に戻ってしまったけれど、
おチビの心の中に、ウサギさんは生きているはずです。
ありがとう。