気のむくままに。

日常のあれこれ。

塾の違いを実感

2017年03月03日 | その他
この時期、進学塾は「受験報告会」なるものを開催するのですね。

お友だちと、2つの進学塾の開催した「中学受験の報告会」に
行ってみました。

まずはA塾。
  塾の学習方針のようなものの説明、
  受験状況の説明、
  合格者へのインタビュー映像(5-6名)、
  各教科について試験の分析や学習についての具体的なアドバイス、
  等の内容でした。

資料には塾の案内書や偏差値一覧表が含まれていて、
受付には各校舎の資料があり必要な人が取るシステムでした。


まぁ、どうしても取り扱うのが難易度の高い学校になるのは
仕方ないですよね。

私も過去に中学受験したことはあるのですが・・・
こんなに問題難しかったっけ??と思うようなものが
いくつも紹介されていました。

4教科とも、難しくて、問題文を見ただけでやる気が失せて
しまうような・・・レベルでした。

メインで話す方や、各教科の説明をされた先生方、ともに
とても話すのが上手で、限られた時間の中で要点をおさえ、
とてもまとまりの良い印象でした。
無駄がない説明ながら、聞いていて楽しいというか。
すごく先生方、頭の良い方たちなんだろうなぁ、と思える
時間でした。


次はB塾。
  受験の傾向、
  講演、
  合格した子たちへのインタビュー映像
  試験内容について先生方のパネルディスカッション、
  6年生の受験までの1年を追うドキュメンタリー映像
  といった内容で。

資料には分析資料等はありましたが、塾の案内書はありま
せんでした。あと、偏差値一覧表もなかったです。

映像の時間が長く感じました。私は別に子どもたちの喜びの声
は求めてないし、ドキュメンタリーにしても感動するよね?
な意図を感じてしまって・・・。
こちらも難関校の問題分析でした。
これは、仕方ないですね。塾だってビジネスですからね。

分析力はあるのかも知れないけれど、いまひとつ弱い。
この塾がどんなものを目指してどんな授業をしているのか、
また、これから受験を目指す子たちへの具体的アドバイスが
無かったのが残念です。
先生方のパネルディスカッションの意図が分からず。
ただ分析されてもね・・・。

説明などはとても長いのですが、要点が少ないというか。
映像の必要性が分からず・・・だって感動求めてないんだもの。

拘束時間のわりに収穫が少なかったなぁ、と。

まぁ、A塾とB塾の違いを知る機会にはなりました。
A塾はコンパクトに要点をまとめて伝える力があって、
B塾は映像に頼っていて、伝えたい内容があいまい、
(映像は自己満足度高そう)
という印象です。

正しくないかもしれませんが、
男脳、女脳、の違いでしょうか?
A塾は男脳タイプ、B塾は女脳タイプかも、
なんて思いました。

しかしね・・・この受験システムというか・・・
教育って何だろう??と最近考えてしまいます。