笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

NEW アイテム

2012-02-27 14:39:17 | 日記
この冬から、銀座店には新しく導入されたアイテムが4つあります。

今回は、それらを紹介します。



まず1つ目は「ホットパック」



病院や整骨院で良く使われている、ホッカイロの大きい版みたいな物です。

病院などでは熱湯につけておくタイプの物が一般的ですが、銀座店で使用しているのは電気です。

目的としては、

①身体の表面をあたため、表面の筋肉の循環を良くし、私達が施術をする際に、始めから奥の筋肉にアプローチする事が出来ます。

②身体があたたまりますので、リラクゼーション効果があります。

この冬は、寒かったですから、身体をあたためて頂きたいと思います。


2つ目は「加湿器」です。



冬のシーズンは、ウイルス感染の時期ですね。

インフルエンザやノロウイルスが蔓延しないように加湿をしております。

また、銀座店では常にエアコンがついていますので、どうしても空気が乾燥してしまします。

60~90分の施術中に、喉を痛める事が無いよう加湿は必要ですね。


3つ目は「空気清浄器」です。



これは冬に入る前から置いてありましたが、話題のプラズマクラスターです。

加湿器と同様にウイルス対策として有効です。

また、これからの季節は花粉に対しても効果を発揮してくれるはずです。


最後に4つ目は「カゴ」です。



何に使うカゴかと言うと、お着替えの際に利用して頂きたいと思っています。



今後も、改良を重ねて、よりよい空間作りに励んでいきたいと思っております。

皆様からの意見もお待ちしておりますので、何なりとお申し付けください



次回ブログ更新は今週末、札幌出張施術があるため1週間後の3月5日の月曜日を予定しています。




股関節の不安を一緒に取り除きましょう













知りたい言葉があれば、こちらが便利。

2012-02-23 10:47:35 | 日記
このブログはgooブログを活用していますが、

便利な機能がついています。


右上に、

検索と小さく書いてあって、

その横にキーワードを書く四角い箱があります。

ここに気になっている言葉、調べたい単語を入力して下さい。


更に、

そこの横にある「ウェブ」と書いてある横の、下向きの三角をクリックすると、

「ウェブ」・・・インターネットから検索。

「gooブログ全て」・・・gooのブログ内から検索。

「このブログ内で」・・・私の過去に書いた記事から検索。

の3つから選択をします。

最後に横の虫眼鏡のマークをクリックすると、

キーワードの文字が入った情報を抽出してくれます。



非常に便利ですので、

活用して、過去の私の記事を有効活用してください






股関節の不安を一緒に取り除きましょう






筋肉紹介シリーズ・・・おまけ。

2012-02-20 11:26:06 | 日記
天皇陛下の手術が無事に終わり、良かったですね。

退院まで、しっかりと療養して頂きたいと思います。






やっと長い旅を終えた、筋肉シリーズですが、何をおまけで説明するかというと、

筋肉は全て紹介したので、筋肉ではありません。

筋肉の影響による、膝の痛みについてお話します。


以前、大腿筋膜張筋の章で、

「大腿筋膜張筋と大殿筋は腸脛靭帯に移行し、腸脛靭帯が膝のお皿の下の外側につきます。

膝の外側の痛みは、これらの筋肉・靭帯が原因の事があります。」

という事を書きました。


今回は、膝の内側の痛みについて触れておこうと思います。


膝の内側は、外側よりも多くの筋肉が股関節周囲から集まってきます。

その筋肉は、

「縫工筋」

赤い筋肉。

水色で囲んだ筋肉。

「半腱様筋」

水色で囲んだ筋肉。

「薄筋」


の3つです。

これら3つの筋肉が、ほぼ同じ場所に集まり、下の絵のように膝の下の内側についています。

緑が縫工筋、黄色が薄筋、紫が半腱様筋

この3つの筋肉が集まった部分を「鵞足(ガソク)」と呼びます。

また3つの筋肉の事を総称して「鵞足筋(ガソクキン)」とも言います。


膝はレントゲンでは何ともなく、股関節が悪いはずなのに、何故、膝が痛いんだろう?

という方は、これらの筋肉が悪さをしている事が多いです。

つまり、この「鵞足筋」を治療することで膝の痛みが取れる可能性があります。


膝も股関節の影響を受けやすい筋肉です。

股関節周りの筋肉をほぐして、腰痛や膝痛も予防・改善していきましょう






股関節の不安を一緒に取り除きましょう









最後の筋。

2012-02-16 22:28:25 | 日記
いよいよ股関節を通る筋肉、最後の1つの紹介です。

ここまでご愛読、ありがとうございました。


最後の筋肉は、恥ずかしい筋肉「恥骨筋」です。

正面から場所を確認していきましょう。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋、黄色が大内転筋、ピンクが縫工筋、紫が大腿直筋。

向かって右足は、縫工筋を取り除いた絵になっています。

大腿直筋を取り除いて、股関節をアップしてみます。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋。

「恥骨筋」の全体が見えましたね。


緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋、黄色が大内転筋。

向かって右の足は「恥骨筋」のみを残した絵です。

この絵から分かる通り「恥骨筋」は、その名の通り、骨盤の一部である「恥骨」から始まっています。

そして太ももの骨「大腿骨」についています。

今度は後ろからアップで見た絵です。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋。


次は写真で身体の表面から「恥骨筋」の位置を把握します。

緑の○が「恥骨筋」がある位置です。

オレンジが長内転筋、紫が薄筋、ピンクが縫工筋、黄色い○が腸腰筋。

「恥骨筋」と腸腰筋は隣同士で並んでいます。


「恥骨筋」の働きは、股関節を内側に閉じる「内転」です。



前回まで内転3兄弟を紹介しましたが、一般的に「内転筋群」と言われる筋肉は、

・長内転筋

・短内転筋

・大内転筋

・薄筋

・恥骨筋

の5つが含まれています。

この5つの筋肉を全部合わせると、太もも(大腿)の大きな面積を占める事が分かると思います。

大きな塊である「内転筋群」も良い状態で保つことが股関節にとって重要な事は明白ですね。



以上を持ちまして股関節周囲の筋肉紹介を終わります。

大変長い企画となってしまいましたが、少しでも自分の身体を知るキッカケになっていれば幸いです。



と、終わりそうな雰囲気を出していますが、次回は少し付けたしの補足をさせて下さい





股関節の不安を一緒に取り除きましょう









二股に分かれる筋肉。

2012-02-13 15:02:45 | 日記
みなさん「貧乏ゆすり」してますか?

銀座店は、ためしてガッテンの話題で持ちきりです。






「内転3兄弟」最後の登場は「大内転筋」です。

この筋肉も名前の通り大きな筋肉になっています。

なんと「大内転筋」太さは6cmにもなります。


しかし、正面から見ると、表面からは、これっぽっちしか見えません。

黄色く囲んだところが「大内転筋」の見える位置です。

「大内転筋」は表面から長内転筋、薄筋、内側ハムストリングス(半膜様筋)が覆うため、表面からは一部しか見えません。

これでは、名前が恥ずかしくなるくらい小さいので、全貌を明らかにしていきましょう。


表面の筋肉から、はがしていきます。

黄色が「大内転筋」オレンジが長内転筋、水色が短内転筋、ピンクが薄筋です。

向かって右側の足から「大内転筋」の大きさが分かると思います。

そして、この絵から「内転3兄弟」ぶみになっています。

正面から見ると、仲良く縦に並んでいますね。

また「大内転筋」は、膝関節の上のところで、筋肉が二股に分かれていますね。

他の筋肉には見られない独特の形です。


次は後側からです。

黄色が「大内転筋」ピンクが薄筋、紫がハムストリングス。

向かって右側の足は「大内転筋」以外を全てはがした状態です。

後ろからみても、大きいですし、膝の上は二股に分かれています


「大内転筋」は骨盤の一部である「坐骨」から始まっています。

そして途中で二股に分かれて、片方は太ももの骨「大腿骨」の内側に付きます。

もう片方は同じ太ももの骨ですが、膝の上の裏側に終わります。


内側から見た絵です。

既に、表面にある筋肉をはがして見やすくした状態です。

黄色が「大内転筋」水色が短内転筋。

短内転筋をはがして「大内転筋」の全貌を見ます。

黄色が「大内転筋」です。


どの方向から見ても、太ももの内側に幅広く存在しています。


「大内転筋」の働きは、短内転筋と同様に1つのみ。

股関節を内側に閉じる「内転」の動きです。



この「大内転筋」も短内転筋と同様に、筋肉を収縮させても表面からは筋肉を見にくい為、写真はありません。



これで「内転3兄弟」が出揃いましたね



いよいよ次回は、股関節周りで最後に残った筋肉のお話です。

あと、少しですよ~。





股関節の不安を一緒に取り除きましょう











「短内転筋」。

2012-02-09 10:15:45 | 日記
最近、風邪による施術キャンセルが非常に増えております。

インフルエンザや、ノロウイルスも流行っていて、乾燥した状態が続いています。

皆様、体調管理にはじゅうぶん気をつけて下さい。





出張の空き枠のお知らせです。

名古屋の早川先生が新大阪店で行う施術に2枠まだ空きが御座います。

3月5日 月曜日 9時30分~と、18時~です。

施術ご希望の方は新大阪店ホームページよりお申し込みください。






前回の長内転筋の後は、当然「短内転筋」ですよね。

予想通り、長内転筋に比べて短い筋肉です。


前から位置を確認していきましょう。

水色が「短内転筋」です。

オレンジが長内転筋。

向かって右側の足の、緑が縫工筋。

向かって左側の足の、黄色が大腿直筋。

左側の足は緑の縫工筋を外した絵です。


「短内転筋」の場所を拡大します。

水色が「短内転筋」オレンジが長内転筋、ピンクが薄筋。

この絵は「短内転筋」の上に重なってる筋肉を全て外した状態です。


更にスッキリとさせていきます。

水色が「短内転筋」オレンジが長内転筋。

向かって左側の足は「短内転筋」のみを残した状態です。

「短内転筋」は骨盤の一部である「恥骨」から始まっています。

そして、太ももの骨である「大腿骨」の内側に終わっているのが把握できると思います。

続きまして内側から見た絵です。

この絵は、長内転筋や薄筋を外した絵です。

水色が「短内転筋」です。

このように股関節と膝関節を90度に曲げると、太ももの骨(大腿骨)の後ろ側「短内転筋」があります。

正面から見た絵と場所が大きく違いますね。

最後に後ろからの絵です。

後ろからは見えない位置にあるため、重なっている筋肉を全て外した状態になっています。

水色が「短内転筋」です。


「短内転筋」の働きは単純に1つ。

股関節を内側に閉じる「内転」の動きのみです。



「短内転筋」は身体の表面から筋肉を収縮させて見る事が難しい為、今回は写真はありませんが、イメージはできたでしょうか?



次回は内転3兄弟、最後に残った大きい筋肉の登場です





股関節の不安を一緒に取り除きましょう








3組目の兄弟達。

2012-02-06 18:23:13 | 日記
来月の札幌出張施術の空き枠が、残り2枠となりました。

3月2日 金曜日 13時~ と、18時~ です。

施術ご希望の方は、ホームページ問い合わせからメールを送って下さい。






「お尻3兄弟」・・・大殿筋、中殿筋、小殿筋。

「外旋6兄弟」・・・梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋。

に続いての兄弟の登場です。

今度は「内転3兄弟」です。

3人の名前を紹介しましょう。

・長内転筋

・短内転筋

・大内転筋


です。

どの筋肉も名前の通り、股関節を内側に閉じる「内転」させる筋肉です。



この3兄弟を1人ずつ紹介していきます。

まず本日紹介するのは「長内転筋」です。

「長内転筋」は兄弟の中で最も前側にある筋肉です。

正面から見た絵が、こちら。

オレンジが「長内転筋」黄色が前回まで紹介していた薄筋です。

この絵は、既に表面の筋肉をはがして「長内転筋」が見え易くしたものになっています。

では、表面にある筋肉をはがす前の状態は、こうです。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋です。

ごちゃごちゃしていて分かりにくくなってしまいましたね。

この絵から理解して頂きたい事は「長内転筋」膝に近い半分は、上に縫工筋・内側広筋・大腿直筋がかぶさっていると言う事です。

そして股関節に近い半分は「長内転筋」も表面に顔を出していることです

もう少しスッキリと、単純に表面から見ると、このような位置関係にあります。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋。

この絵で書かれているオレンジ色の範囲は、皮膚からダイレクトに「長内転筋」を触れる場所になります。

もう一度、余計な筋肉をどかして「長内転筋」を全部出すと、

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋となります。

形状は表面に出ている股関節に近い部分は小さいですが、筋肉の裏に入って膝関節に近づくにつれて大きくなっています

「長内転筋」は骨盤に含まれている「恥骨」からスタートしています。

そして、太ももの骨である「大腿骨」の長さを3等分した場合の真ん中についています。



次に後ろから見た絵ですが、基本的には後ろには他の筋肉が多くあるため見えません。

ですから、既に筋肉をはがして「長内転筋」が見えるようにした状態が、こちら。

オレンジが「長内転筋」です。

前から見た形と、後ろから見た形は、ほとんど同じです。


では内側から観察してみます。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。

薄筋と縫工筋の間ではさまれています。

そして膝に近くなると「長内転筋」は奥に入っていってしまうため、表面からは見えなくなります

写真で身体の表面から位置を確認してみましょう。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。

少しアングルを変えて。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクの○が腸腰筋がある位置です。

今度は、同じ内側からでも、股関節と膝関節を曲げた状態で、位置を確認します。

オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。

この絵は、股関節に近い太ももの骨(大腿骨)を少しとって左右の「長内転筋」が見えるようにしてあります。

股関節と膝関節を曲げる(屈曲)ことで薄筋と縫工筋の位置関係が変わって「長内転筋」が2つの筋肉に挟まれているのではなく、隙間が広がっています。

筋肉は、このように姿勢によって、色々と位置を変えるのですね。

表面から「長内転筋」をつまんでみます。

オレンジが「長内転筋」です。

この写真の位置にあります。



「長内転筋」は始めに書いたように股関節を閉じる「内転」の動きがメインです。

それに加えて股関節を曲げる「屈曲」と、


股関節を外側にひねる「外旋」

の2つの動きを補助します。

整理すると股関節の「内転」「屈曲」「外旋」の動きで活躍します。



次回は「長」ときたら「短」と言う事で、「短内転筋」を説明していきます




股関節の不安を一緒に取り除きましょう







前と後ろから、サンドウィッチ。

2012-02-02 10:34:05 | 日記
今週末からの2月新大阪出張施術は早川先生が伺います。

2月5日~8日ですが、空きが残り3枠となっております。

5日11時~

7日18時~

8日18時~

日曜日の昼間や、平日の仕事終わりの時間帯が空いております。

施術希望の方は、新大阪店ホームページよりご予約をお待ちしております。





ここからは「薄筋」は内ももの筋肉なので、内側から角度を少し変えて見ていきます。

まず、股関節と膝関節を90°に曲げてみます。

黄色が「薄筋」緑が縫工筋。

この角度から見ると「薄筋」が意外と太もも(大腿)の後側にあることが確認できます。

膝関節にズームイン。

黄色が「薄筋」緑が縫工筋、オレンジが内側広筋、紫がハムストリングス。

膝の近くでは、前は縫工筋、後ろは内側ハムストリングスと並走して、ほとんど同じ場所の骨についている事が分かります。

つまり「薄筋」は縫工筋や内側ハムストリングスと同様にスネの骨(脛骨)に終わっているます。

スネの骨(脛骨)についている場所は、縫工筋の少し下で、少し後ろと言ったところでしょうか。


写真で、色々と角度を変えてみましょう。

真横から。

黄色が「薄筋」紫が内側ハムストリングス。

横からの写真でも「薄筋」が太ももの真ん中ではなく、後側にあることが分かります。

少し後ろから。

黄色が「薄筋」紫がハムストリングス、オレンジが内側広筋。


股関節近くで、つまんでいるのが「薄筋」です。


こちらも、指で浮き出させているのが「薄筋」です。

少し後ろから。

指で持ち上げているのが「薄筋」で、紫がハムストリングスです。



この「薄筋」の働きは2つあります。

まず、股関節を内側に閉じる「内転」の動きです。


そして、もう一つは膝関節を曲げる「屈曲」の動きです。

メインは股関節の内転の動きになり、膝関節の屈曲はハムストリングスの補助的なものです。



「薄筋」は足を広げた時に、目で確認できますから、分かりやすいですね



次回からは、またまた兄弟の登場です。





股関節の不安を一緒に取り除きましょう