笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

最後の筋。

2012-02-16 22:28:25 | 日記
いよいよ股関節を通る筋肉、最後の1つの紹介です。

ここまでご愛読、ありがとうございました。


最後の筋肉は、恥ずかしい筋肉「恥骨筋」です。

正面から場所を確認していきましょう。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋、黄色が大内転筋、ピンクが縫工筋、紫が大腿直筋。

向かって右足は、縫工筋を取り除いた絵になっています。

大腿直筋を取り除いて、股関節をアップしてみます。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋。

「恥骨筋」の全体が見えましたね。


緑が「恥骨筋」水色が短内転筋、オレンジが長内転筋、黄色が大内転筋。

向かって右の足は「恥骨筋」のみを残した絵です。

この絵から分かる通り「恥骨筋」は、その名の通り、骨盤の一部である「恥骨」から始まっています。

そして太ももの骨「大腿骨」についています。

今度は後ろからアップで見た絵です。

緑が「恥骨筋」水色が短内転筋。


次は写真で身体の表面から「恥骨筋」の位置を把握します。

緑の○が「恥骨筋」がある位置です。

オレンジが長内転筋、紫が薄筋、ピンクが縫工筋、黄色い○が腸腰筋。

「恥骨筋」と腸腰筋は隣同士で並んでいます。


「恥骨筋」の働きは、股関節を内側に閉じる「内転」です。



前回まで内転3兄弟を紹介しましたが、一般的に「内転筋群」と言われる筋肉は、

・長内転筋

・短内転筋

・大内転筋

・薄筋

・恥骨筋

の5つが含まれています。

この5つの筋肉を全部合わせると、太もも(大腿)の大きな面積を占める事が分かると思います。

大きな塊である「内転筋群」も良い状態で保つことが股関節にとって重要な事は明白ですね。



以上を持ちまして股関節周囲の筋肉紹介を終わります。

大変長い企画となってしまいましたが、少しでも自分の身体を知るキッカケになっていれば幸いです。



と、終わりそうな雰囲気を出していますが、次回は少し付けたしの補足をさせて下さい





股関節の不安を一緒に取り除きましょう