前回に続き、骨盤が前傾した姿勢によるデメリットを挙げていきます。
骨盤前傾
今回の記事を一言で言うと、
「非効率的」「エコではない」
と言ったところです。
それでは、詳しく書いていきます。
骨盤が前傾していると、股関節周囲の筋肉が過剰に働いてしまう事になります。
具体的には、
①大殿筋(お尻の筋肉)
骨盤が正しい位置にある方は、通常の歩きでは、持っている力のうちの49%の力が使われます。
それが、骨盤が前傾している方は、93%の力を使って歩きます。
かなり100%に近い力を出して頑張っている事になります。
これは、いかにも疲れそうですね。
②中殿筋
①と同様に、通常では40%の力のところ、
骨盤が前傾すると64%の力を使って歩きます。
1.5倍の力を必要とします。
股関節症の方は中殿筋が弱くて、歩くと横に揺れると言われることが多いですが、
中殿筋が弱いのに、実際にはかなりの力を使って歩いていると言えます。
③大腿筋膜張筋
通常は28%の力のところ、
骨盤が前傾すると59%の力を使って歩きます。
倍の力を使って歩いています。
①~③を見て頂いて分かるように、骨盤が前傾する事で、これだけ筋肉に負担が掛かっていると言う事です。
これでは、筋肉もすぐに疲れてしまいますよね。
疲れが溜まれば、筋肉が固くなり、痛みにも直結します。
また、疲れてしまえば持久力はなくなり、長距離を歩く事が困難となってしまいます。
骨盤が正しい位置にある方が歩いた時に、持っている力の50%以上の力を必要とされる筋肉は「腓骨筋」だけです。
水色の線で囲んだ筋肉が「腓骨筋」。
他の筋肉が50%を超えると言う事は、その筋肉はエネルギーの消耗が激しいと言えます。
長距離歩くためには、筋肉が疲れないようにしないといけません。
エコな歩行を目指すためにも、立っている時や、歩く時に、骨盤を後傾させる意識を持つ事が、とても大切です。
骨盤後傾
(骨盤を後傾した時に痛みが出る方は、無理をしないで下さい。
その前に、筋肉を柔らかくして痛みを取ることが先になります。)
解決策は、前回のブログ「part 1」に参考になる程度ですが、書いてあるので、そちらをご覧ください。
骨盤は、少し前傾するだけ、少し後傾するだけで、使われる股関節周囲の筋肉が、すぐに変わってしまうから要注意です
犬の骨盤は超!過度の前傾です
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
骨盤前傾
今回の記事を一言で言うと、
「非効率的」「エコではない」
と言ったところです。
それでは、詳しく書いていきます。
骨盤が前傾していると、股関節周囲の筋肉が過剰に働いてしまう事になります。
具体的には、
①大殿筋(お尻の筋肉)
骨盤が正しい位置にある方は、通常の歩きでは、持っている力のうちの49%の力が使われます。
それが、骨盤が前傾している方は、93%の力を使って歩きます。
かなり100%に近い力を出して頑張っている事になります。
これは、いかにも疲れそうですね。
②中殿筋
①と同様に、通常では40%の力のところ、
骨盤が前傾すると64%の力を使って歩きます。
1.5倍の力を必要とします。
股関節症の方は中殿筋が弱くて、歩くと横に揺れると言われることが多いですが、
中殿筋が弱いのに、実際にはかなりの力を使って歩いていると言えます。
③大腿筋膜張筋
通常は28%の力のところ、
骨盤が前傾すると59%の力を使って歩きます。
倍の力を使って歩いています。
①~③を見て頂いて分かるように、骨盤が前傾する事で、これだけ筋肉に負担が掛かっていると言う事です。
これでは、筋肉もすぐに疲れてしまいますよね。
疲れが溜まれば、筋肉が固くなり、痛みにも直結します。
また、疲れてしまえば持久力はなくなり、長距離を歩く事が困難となってしまいます。
骨盤が正しい位置にある方が歩いた時に、持っている力の50%以上の力を必要とされる筋肉は「腓骨筋」だけです。
水色の線で囲んだ筋肉が「腓骨筋」。
他の筋肉が50%を超えると言う事は、その筋肉はエネルギーの消耗が激しいと言えます。
長距離歩くためには、筋肉が疲れないようにしないといけません。
エコな歩行を目指すためにも、立っている時や、歩く時に、骨盤を後傾させる意識を持つ事が、とても大切です。
骨盤後傾
(骨盤を後傾した時に痛みが出る方は、無理をしないで下さい。
その前に、筋肉を柔らかくして痛みを取ることが先になります。)
解決策は、前回のブログ「part 1」に参考になる程度ですが、書いてあるので、そちらをご覧ください。
骨盤は、少し前傾するだけ、少し後傾するだけで、使われる股関節周囲の筋肉が、すぐに変わってしまうから要注意です
犬の骨盤は超!過度の前傾です
股関節の不安を一緒に取り除きましょう