来月の札幌出張施術の空き枠が、残り2枠となりました。
3月2日 金曜日 13時~ と、18時~ です。
施術ご希望の方は、ホームページ問い合わせからメールを送って下さい。
「お尻3兄弟」・・・大殿筋、中殿筋、小殿筋。
「外旋6兄弟」・・・梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋。
に続いての兄弟の登場です。
今度は「内転3兄弟」です。
3人の名前を紹介しましょう。
・長内転筋
・短内転筋
・大内転筋
です。
どの筋肉も名前の通り、股関節を内側に閉じる「内転」させる筋肉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/17/ad48b9f074cc6c15c77ca0de78bec98d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8f/38f9e204f6b04e19a159f19dd6e66d69.jpg)
この3兄弟を1人ずつ紹介していきます。
まず本日紹介するのは「長内転筋」です。
「長内転筋」は兄弟の中で最も前側にある筋肉です。
正面から見た絵が、こちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5c/ac3005feff148fd27593b77bc52d0463.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e3/413938adc0d3705d6cc9c28846070775.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が前回まで紹介していた薄筋です。
この絵は、既に表面の筋肉をはがして「長内転筋」が見え易くしたものになっています。
では、表面にある筋肉をはがす前の状態は、こうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5c/ac3005feff148fd27593b77bc52d0463.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/36/af0ec517828b3351220ab256c7d90308.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋です。
ごちゃごちゃしていて分かりにくくなってしまいましたね。
この絵から理解して頂きたい事は「長内転筋」の膝に近い半分は、上に縫工筋・内側広筋・大腿直筋がかぶさっていると言う事です。
そして股関節に近い半分は「長内転筋」も表面に顔を出していることです。
もう少しスッキリと、単純に表面から見ると、このような位置関係にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b9/fdc885215850c0dcc7032d7e9e9fbf84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/38/0a6972bb9cfb62e5120a67b4f404cf5a.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋。
この絵で書かれているオレンジ色の範囲は、皮膚からダイレクトに「長内転筋」を触れる場所になります。
もう一度、余計な筋肉をどかして「長内転筋」を全部出すと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a6/490980c07b2e305ddcb2c6e66a822b35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b5/2afe40a9b89dffa9dced5eac8dccfdc6.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋となります。
形状は表面に出ている股関節に近い部分は小さいですが、筋肉の裏に入って膝関節に近づくにつれて大きくなっています。
「長内転筋」は骨盤に含まれている「恥骨」からスタートしています。
そして、太ももの骨である「大腿骨」の長さを3等分した場合の真ん中についています。
次に後ろから見た絵ですが、基本的には後ろには他の筋肉が多くあるため見えません。
ですから、既に筋肉をはがして「長内転筋」が見えるようにした状態が、こちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fb/aae55f3ff74f2259496567d7f0c7d377.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ec/ec4b9cf6cb46894211bd6fca4cdff879.jpg)
オレンジが「長内転筋」です。
前から見た形と、後ろから見た形は、ほとんど同じです。
では内側から観察してみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/48/79c23f1a8746a3a6fcaad8921508400a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9c/bf1d10de3af774f7c7dd9ce2e695c925.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
薄筋と縫工筋の間ではさまれています。
そして膝に近くなると「長内転筋」は奥に入っていってしまうため、表面からは見えなくなります。
写真で身体の表面から位置を確認してみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/24/0739eaf41c0b4577e7437a048351f5d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4b/72b7ff9980ae3bc80a56463ab25fa347.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
少しアングルを変えて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f6/70a7df4316f461743d6914be4b1c4622.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/01/b5e88697e62864d8abf214c71ca86b5f.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクの○が腸腰筋がある位置です。
今度は、同じ内側からでも、股関節と膝関節を曲げた状態で、位置を確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/57/088ce2ec05bba257770ac2ef110a12fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6a/6f161a7d7de297a23449338378d38597.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
この絵は、股関節に近い太ももの骨(大腿骨)を少しとって左右の「長内転筋」が見えるようにしてあります。
股関節と膝関節を曲げる(屈曲)ことで薄筋と縫工筋の位置関係が変わって「長内転筋」が2つの筋肉に挟まれているのではなく、隙間が広がっています。
筋肉は、このように姿勢によって、色々と位置を変えるのですね。
表面から「長内転筋」をつまんでみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/02/2d1ffc7e6affafcd86add006d7453cbd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/7e/846a914c85a0c16f5f3a392e974b1f2c.jpg)
オレンジが「長内転筋」です。
この写真の位置にあります。
「長内転筋」は始めに書いたように股関節を閉じる「内転」の動きがメインです。
それに加えて股関節を曲げる「屈曲」と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c9/95bbed23c29f2e77757780c9b67fba92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b2/c7d9b310408fab6d90d0a873c786f0ea.jpg)
股関節を外側にひねる「外旋」![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/aa/803b249140e77859681bb05dcd0b7ee0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1f/3c354ba15b1a6244cd6b4377b53cc1a9.jpg)
の2つの動きを補助します。
整理すると股関節の「内転」「屈曲」「外旋」の動きで活躍します。
次回は「長」ときたら「短」と言う事で、「短内転筋」を説明していきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
股関節の不安を一緒に取り除きましょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
3月2日 金曜日 13時~ と、18時~ です。
施術ご希望の方は、ホームページ問い合わせからメールを送って下さい。
「お尻3兄弟」・・・大殿筋、中殿筋、小殿筋。
「外旋6兄弟」・・・梨状筋、上双子筋、下双子筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、大腿方形筋。
に続いての兄弟の登場です。
今度は「内転3兄弟」です。
3人の名前を紹介しましょう。
・長内転筋
・短内転筋
・大内転筋
です。
どの筋肉も名前の通り、股関節を内側に閉じる「内転」させる筋肉です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/17/ad48b9f074cc6c15c77ca0de78bec98d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/8f/38f9e204f6b04e19a159f19dd6e66d69.jpg)
この3兄弟を1人ずつ紹介していきます。
まず本日紹介するのは「長内転筋」です。
「長内転筋」は兄弟の中で最も前側にある筋肉です。
正面から見た絵が、こちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5c/ac3005feff148fd27593b77bc52d0463.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e3/413938adc0d3705d6cc9c28846070775.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が前回まで紹介していた薄筋です。
この絵は、既に表面の筋肉をはがして「長内転筋」が見え易くしたものになっています。
では、表面にある筋肉をはがす前の状態は、こうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/5c/ac3005feff148fd27593b77bc52d0463.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/36/af0ec517828b3351220ab256c7d90308.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋です。
ごちゃごちゃしていて分かりにくくなってしまいましたね。
この絵から理解して頂きたい事は「長内転筋」の膝に近い半分は、上に縫工筋・内側広筋・大腿直筋がかぶさっていると言う事です。
そして股関節に近い半分は「長内転筋」も表面に顔を出していることです。
もう少しスッキリと、単純に表面から見ると、このような位置関係にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b9/fdc885215850c0dcc7032d7e9e9fbf84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/38/0a6972bb9cfb62e5120a67b4f404cf5a.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクが内側広筋、水色が大腿直筋。
この絵で書かれているオレンジ色の範囲は、皮膚からダイレクトに「長内転筋」を触れる場所になります。
もう一度、余計な筋肉をどかして「長内転筋」を全部出すと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a6/490980c07b2e305ddcb2c6e66a822b35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b5/2afe40a9b89dffa9dced5eac8dccfdc6.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋となります。
形状は表面に出ている股関節に近い部分は小さいですが、筋肉の裏に入って膝関節に近づくにつれて大きくなっています。
「長内転筋」は骨盤に含まれている「恥骨」からスタートしています。
そして、太ももの骨である「大腿骨」の長さを3等分した場合の真ん中についています。
次に後ろから見た絵ですが、基本的には後ろには他の筋肉が多くあるため見えません。
ですから、既に筋肉をはがして「長内転筋」が見えるようにした状態が、こちら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fb/aae55f3ff74f2259496567d7f0c7d377.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/ec/ec4b9cf6cb46894211bd6fca4cdff879.jpg)
オレンジが「長内転筋」です。
前から見た形と、後ろから見た形は、ほとんど同じです。
では内側から観察してみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/48/79c23f1a8746a3a6fcaad8921508400a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9c/bf1d10de3af774f7c7dd9ce2e695c925.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
薄筋と縫工筋の間ではさまれています。
そして膝に近くなると「長内転筋」は奥に入っていってしまうため、表面からは見えなくなります。
写真で身体の表面から位置を確認してみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/24/0739eaf41c0b4577e7437a048351f5d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/4b/72b7ff9980ae3bc80a56463ab25fa347.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
少しアングルを変えて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f6/70a7df4316f461743d6914be4b1c4622.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/01/b5e88697e62864d8abf214c71ca86b5f.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋、ピンクの○が腸腰筋がある位置です。
今度は、同じ内側からでも、股関節と膝関節を曲げた状態で、位置を確認します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/57/088ce2ec05bba257770ac2ef110a12fa.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6a/6f161a7d7de297a23449338378d38597.jpg)
オレンジが「長内転筋」黄色が薄筋、緑が縫工筋。
この絵は、股関節に近い太ももの骨(大腿骨)を少しとって左右の「長内転筋」が見えるようにしてあります。
股関節と膝関節を曲げる(屈曲)ことで薄筋と縫工筋の位置関係が変わって「長内転筋」が2つの筋肉に挟まれているのではなく、隙間が広がっています。
筋肉は、このように姿勢によって、色々と位置を変えるのですね。
表面から「長内転筋」をつまんでみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/02/2d1ffc7e6affafcd86add006d7453cbd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/7e/846a914c85a0c16f5f3a392e974b1f2c.jpg)
オレンジが「長内転筋」です。
この写真の位置にあります。
「長内転筋」は始めに書いたように股関節を閉じる「内転」の動きがメインです。
それに加えて股関節を曲げる「屈曲」と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c9/95bbed23c29f2e77757780c9b67fba92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b2/c7d9b310408fab6d90d0a873c786f0ea.jpg)
股関節を外側にひねる「外旋」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/aa/803b249140e77859681bb05dcd0b7ee0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1f/3c354ba15b1a6244cd6b4377b53cc1a9.jpg)
の2つの動きを補助します。
整理すると股関節の「内転」「屈曲」「外旋」の動きで活躍します。
次回は「長」ときたら「短」と言う事で、「短内転筋」を説明していきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)