今年、最後のブログとなりました。
気合を入れて、長文です。
じっくり、ゆっくり飲み込みながら読んでみて下さい。
本文の前に、1つ告知を。
1月12日16時30分~の仙台出張施術の予約に空きがございます。
東北地方で施術ご希望の方は、松本深圧院ホームページから、お問い合わせください。
お待ちしております。
松本深圧院グループは、股関節専門を前面に出して、施術をしています。
それは特に、
「変形性股関節症」
「特発性大腿骨頭壊死」
「先天性股関節脱臼」
「先天性臼蓋形成不全」
などが代表例として挙げられます。
これらの診断名は全て「骨」に視点を向けてつけられた名前ばかりです。
しかし「深圧」で施術対象としているのは、主に「筋肉」です。
「骨」ではありません。
私共グループが対象にしている病名は、
『筋筋膜性疼痛症候群』です。
聞いたことがある方もいらっしゃれば、初耳の方もいらっしゃるかもしれません。
筋筋膜性疼痛症候群は、日本ではメジャーな診断名ではありません。
それは、一般的にもそういえますし、整形外科のドクターですら知らない人もいます。
これが、問題です。
筋筋膜性疼痛症候群を知らないドクターに診察に入ってしまうと、間違った診断名をつけられてしまいます。
例えば、
「坐骨神経痛」
「椎間板ヘルニア」
「脊柱管狭窄症」
「すべり症」
などです。
しかし筋筋膜性疼痛症候群は、診断がつけにくいのも事実です。
その訳は、血液検査・レントゲン・CT・MRI・病理検査など一般的に病院で行われる検査では何も異常が出ないからです。
そのため、医学界や患者様の間で病気の存在そのものが十分に認知されていません。
そうこうしているうちに、痛みがあるのに異常が出ないため、無駄な検査や治療が行われ時間だけが経過していきます。
結果的に慢性痛になっていまうケースが出てくる分けです。
筋筋膜性疼痛症候群は、筋肉や筋肉を包んでいる膜(筋膜)が原因となって痛みを引き起こす病気です。
痛み以外の症状としては、シビレ感・感覚鈍麻・筋力低下・関節可動域制限・筋肉の短縮が認められます。
筋筋膜性疼痛症候群の原因は、
急激に重いものを持ったり、習慣となった長時間の同じ悪い姿勢、筋肉に負担のかかる無理な姿勢、筋肉の外傷(転倒・事故)などによる、
繰り返し筋肉への過負荷をかけると筋肉に小さな損傷が起きます。
いわゆる筋肉痛の状態です。
通常この痛みは数日程度で自然と回復します。
しかし更に繰り返し筋肉に負荷を与えたり、冷えたりと血行の悪い状態ができ、
筋肉が収縮したまま戻らなくなり、硬くなります。
こうなると自然回復することが出来なくなり、痛みを発生させます。
この状態が筋筋膜性疼痛症候群です。
変形性股関節症の方には、骨盤の左右不均衡や、脚長差が筋筋膜性疼痛症候群の原因になる事があります。
筋肉に硬い部分が発生すると、その部分の血流が悪くなり、その部位が酸欠状態になります。
酸欠状態が起きると、血液から痛みを出す物質が作られ、痛みを発生させます。
筋肉内の血流が悪くなり痛みが発生しますので、痛みが発生している付近に血流の悪さによる軽い、むくみが発生する場合があります。
筋肉の硬い部位に外から力を加えると、そこから痛みを強く感じる点が見つかります。
これをトリガーポイントと呼びます。
トリガーポイントは痛み物質によって刺激され、過敏になっているポイントです。
簡単に言うと、最も痛い部分・最もこっている部分・押さえると痛みが放散する部分をトリガーポイントと言います。
トリガーポイントからの痛みを感じ取った脳、脊髄が反射によって、興奮する神経を発信します。
そうすると更にトリガーポイントの部位と、その周辺の筋肉の血管収縮を行わせます。
するとトリガーポイントがある筋肉は持続的に収縮し、更なる酸欠が発生し、
再び血液から痛み物質が作られるという「痛みの悪循環」が出来上がります。
この状態は筋肉が弛緩できない状態と言えます。
トリガーポイントのある筋肉を収縮させると、痛みが増悪するので、
それを避けるために無意識に、その筋肉を伸ばした姿勢をとっている方も多くいらっしゃいます。
筋筋膜性疼痛症候群の治療法は、
筋肉内のトリガーポイントの筋肉の硬さを取る事です。
硬い部分で発生している血流の悪さによる酸欠状態を取る事により、血液内の痛み物質をの発生を止めさせます。
硬い部分での痛みを取ることにより、脳・脊髄の反射によって発生した痛みも取る事ができます。
ストレッチは筋肉を引き伸ばして血流の改善を促す事が出来ます。
「深圧」ではトリガーポイントに対して圧を加える事で、一度、血流を止めます。
その後、圧を解除することにより、一気に血流をトリガーポイントの部位に流れ込ませようとしています。
この血流作用により痛み症状に対して改善の効果が見込めます。
また筋筋膜性疼痛症候群には筋肉を鍛える事が逆効果になる事があります。
「深圧」で筋肉内の血流を改善し、栄養を筋肉の隅々まで送り届けましょう
銀座店は12月29日~1月4日まで、誠に勝手ながら、年末年始休暇を頂きます。
そのため、来週月曜日の31日はブログ更新を、お休みさせて頂きます。
新年一回目のブログ更新は1月7日を予定しています。
来年も宜しくお願い致します。
今年一年ブログに目を通していただき、また「夢」に会いに来ていただき、誠に有り難う御座いました。
散歩から帰って来ても、家に入りたがらない「夢」・・・
紐を引っ張っても、踏ん張って動きません。
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
気合を入れて、長文です。
じっくり、ゆっくり飲み込みながら読んでみて下さい。
本文の前に、1つ告知を。
1月12日16時30分~の仙台出張施術の予約に空きがございます。
東北地方で施術ご希望の方は、松本深圧院ホームページから、お問い合わせください。
お待ちしております。
松本深圧院グループは、股関節専門を前面に出して、施術をしています。
それは特に、
「変形性股関節症」
「特発性大腿骨頭壊死」
「先天性股関節脱臼」
「先天性臼蓋形成不全」
などが代表例として挙げられます。
これらの診断名は全て「骨」に視点を向けてつけられた名前ばかりです。
しかし「深圧」で施術対象としているのは、主に「筋肉」です。
「骨」ではありません。
私共グループが対象にしている病名は、
『筋筋膜性疼痛症候群』です。
聞いたことがある方もいらっしゃれば、初耳の方もいらっしゃるかもしれません。
筋筋膜性疼痛症候群は、日本ではメジャーな診断名ではありません。
それは、一般的にもそういえますし、整形外科のドクターですら知らない人もいます。
これが、問題です。
筋筋膜性疼痛症候群を知らないドクターに診察に入ってしまうと、間違った診断名をつけられてしまいます。
例えば、
「坐骨神経痛」
「椎間板ヘルニア」
「脊柱管狭窄症」
「すべり症」
などです。
しかし筋筋膜性疼痛症候群は、診断がつけにくいのも事実です。
その訳は、血液検査・レントゲン・CT・MRI・病理検査など一般的に病院で行われる検査では何も異常が出ないからです。
そのため、医学界や患者様の間で病気の存在そのものが十分に認知されていません。
そうこうしているうちに、痛みがあるのに異常が出ないため、無駄な検査や治療が行われ時間だけが経過していきます。
結果的に慢性痛になっていまうケースが出てくる分けです。
筋筋膜性疼痛症候群は、筋肉や筋肉を包んでいる膜(筋膜)が原因となって痛みを引き起こす病気です。
痛み以外の症状としては、シビレ感・感覚鈍麻・筋力低下・関節可動域制限・筋肉の短縮が認められます。
筋筋膜性疼痛症候群の原因は、
急激に重いものを持ったり、習慣となった長時間の同じ悪い姿勢、筋肉に負担のかかる無理な姿勢、筋肉の外傷(転倒・事故)などによる、
繰り返し筋肉への過負荷をかけると筋肉に小さな損傷が起きます。
いわゆる筋肉痛の状態です。
通常この痛みは数日程度で自然と回復します。
しかし更に繰り返し筋肉に負荷を与えたり、冷えたりと血行の悪い状態ができ、
筋肉が収縮したまま戻らなくなり、硬くなります。
こうなると自然回復することが出来なくなり、痛みを発生させます。
この状態が筋筋膜性疼痛症候群です。
変形性股関節症の方には、骨盤の左右不均衡や、脚長差が筋筋膜性疼痛症候群の原因になる事があります。
筋肉に硬い部分が発生すると、その部分の血流が悪くなり、その部位が酸欠状態になります。
酸欠状態が起きると、血液から痛みを出す物質が作られ、痛みを発生させます。
筋肉内の血流が悪くなり痛みが発生しますので、痛みが発生している付近に血流の悪さによる軽い、むくみが発生する場合があります。
筋肉の硬い部位に外から力を加えると、そこから痛みを強く感じる点が見つかります。
これをトリガーポイントと呼びます。
トリガーポイントは痛み物質によって刺激され、過敏になっているポイントです。
簡単に言うと、最も痛い部分・最もこっている部分・押さえると痛みが放散する部分をトリガーポイントと言います。
トリガーポイントからの痛みを感じ取った脳、脊髄が反射によって、興奮する神経を発信します。
そうすると更にトリガーポイントの部位と、その周辺の筋肉の血管収縮を行わせます。
するとトリガーポイントがある筋肉は持続的に収縮し、更なる酸欠が発生し、
再び血液から痛み物質が作られるという「痛みの悪循環」が出来上がります。
この状態は筋肉が弛緩できない状態と言えます。
トリガーポイントのある筋肉を収縮させると、痛みが増悪するので、
それを避けるために無意識に、その筋肉を伸ばした姿勢をとっている方も多くいらっしゃいます。
筋筋膜性疼痛症候群の治療法は、
筋肉内のトリガーポイントの筋肉の硬さを取る事です。
硬い部分で発生している血流の悪さによる酸欠状態を取る事により、血液内の痛み物質をの発生を止めさせます。
硬い部分での痛みを取ることにより、脳・脊髄の反射によって発生した痛みも取る事ができます。
ストレッチは筋肉を引き伸ばして血流の改善を促す事が出来ます。
「深圧」ではトリガーポイントに対して圧を加える事で、一度、血流を止めます。
その後、圧を解除することにより、一気に血流をトリガーポイントの部位に流れ込ませようとしています。
この血流作用により痛み症状に対して改善の効果が見込めます。
また筋筋膜性疼痛症候群には筋肉を鍛える事が逆効果になる事があります。
「深圧」で筋肉内の血流を改善し、栄養を筋肉の隅々まで送り届けましょう
銀座店は12月29日~1月4日まで、誠に勝手ながら、年末年始休暇を頂きます。
そのため、来週月曜日の31日はブログ更新を、お休みさせて頂きます。
新年一回目のブログ更新は1月7日を予定しています。
来年も宜しくお願い致します。
今年一年ブログに目を通していただき、また「夢」に会いに来ていただき、誠に有り難う御座いました。
散歩から帰って来ても、家に入りたがらない「夢」・・・
紐を引っ張っても、踏ん張って動きません。
股関節の不安を一緒に取り除きましょう