笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
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痛い時と、痛くない時がある!?

2017-09-04 20:51:13 | 日記
来週月曜日は仙台に出張中になりますので、ブログを休ませていただきます。

次回のブログ更新は9月18日を予定しています。

宜しくお願いします。




当院には股関節に痛みがあって来院される方が大勢いらっしゃいます。

その中の、ほとんどの方が日によって、あるいは時間によって

「痛いときと、痛くない時がある」

と話されます。

つまり24時間、常に痛みを感じている方は意外と少数派です。

24時間というと、寝ても覚めても痛いと言う事になりますから、相当つらいですね。



この「痛いときと、痛くないとき」とは、身体の中で何が起きていて、このような事になっているのでしょうか?



痛みの原因が骨や軟骨が現在進行形で進行している事によって起こる、炎症性の痛みであれば、

痛くない時はありません。

それは炎症は、

一昨日は炎症があって痛かったけど、

昨日は炎症がおさまっていて痛くなかった。

でも今日は、また炎症が復活してきて痛い。。。

というように、毎日変化するものではありません。


当然これは1日の中の時間帯によって変わるものでもありません


例えば打ち身や、擦り傷の怪我をすると、そこに炎症が起きます。

でも上記のように日によって痛みがあったり、なかったりする訳ではないですよね。

はじめは炎症で痛いですが、今日より明日、明日より明後日と、徐々に痛みが和らいできて治っていくはずです。

怪我を午前中にした場合、その午前中は痛くて、午後には痛くなくなり、夜また痛くなる、といった経過も辿りません。

1日の中でも徐々に痛みは引いていきます。

これが炎症の治り方の特徴です。


ですから股関節に「痛いときと、痛くない時がある」という方は、

痛みの原因は骨や軟骨にはない

と言うことが出来ます。


では、何が原因なのか?

それは筋肉・腱・靭帯などのレントゲンには映らないものです

これらは、疲労などにより容易に影響を受け、それがひどい場合に痛みを発します。

筋肉痛がイメージしやすいと思います。

いっぱい動いた次の日は、筋肉痛が出たり、足が重くなったり、だるくなったり。

様々な症状を出します。

これが慢性化してしまうと持続的な痛みになりやすいです。


「痛いときと、痛くない時がある」という方は、

まず筋肉を疑ってみて下さい。

そして痛みを感じているところを手やボール・棒を使ってほぐしてみて下さい

楽になる感じがあれば、原因は骨や軟骨ではなく、筋肉です。

是非、試してみて下さい


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股関節の不安を一緒に取り除きましょう


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