笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

歳を取ると筋肉痛が遅く来る!それって、本当?

2011-04-28 23:50:07 | 日記
休みの日に「笑っていいとも」を観ていたら、筋肉痛の嘘?本当?みたいなものをやっていたので、筋肉痛について書いてみます。


筋肉痛が何故おこるのか?

と言う事については、最近まで筋肉に蓄積された乳酸の仕業と考えられていました。

しかし、最近の研究で、どうやら他にも原因がある事が分かってきました。


1つ目は、上にも登場しました筋肉に乳酸が溜まって起こる痛みです。

この場合、しばらくすると乳酸は酸素によって二酸化炭素と水に分解され、筋肉中に乳酸は残らないので、通常は数日すると痛みが消えます。


そして最近発見された2つ目の原因は、筋繊維の損傷によって起こる痛みです。


いくつもの筋繊維が束になって、筋肉を構成しています。

例えば、筋肉の縮む方向とは逆の方向に伸ばしたり、あるいは強く伸ばしすぎたり、運動量がいつもより多かったりした為に、筋繊維が傷つき、炎症を起こすことで生じます。

この場合の炎症は、壊れた筋繊維の組織が修復する際に起こるとされています。


若いうちは激しい運動をした直後か翌日に筋肉痛が出ますが、歳を取るとともに痛みが出るのが遅くなり、翌々日に筋肉痛が出る事があります。

これは、加齢とともに新陳代謝が衰え、筋肉の再生が遅くなっている事が考えられます。


現段階では、2つの理由のどちらか1つが原因と言う訳ではなく、両方とも原因の1つとして考えられています。


筋肉痛の予防には、日頃からの軽めの運動が最も効果的です。

また、運動前には十分にストレッチを行い、運動後にも軽くストレッチを行う事が大事です。

筋肉をいたわってあげましょう


股関節の不安を一緒に取り除きましょう

人工関節を入れると、体重が変わる??

2011-04-21 15:47:39 | 日記
只今、松本先生が大阪出張中で、505で一人で施術しています。

今までは、常に松本先生が横にいた状況で、安心感がありましたが、またいつもとは違う雰囲気を感じています。

東京ディズニーランドが通常営業になり、パレードも始まったようで、少しずつ日本が元気になっている感じを受けます。

余震も少なくなってきた気がします。

しかし、震災地で大変な思いをしながら復興に向けて頑張っている人の事を忘れずに生活していかないといけませんね。



前回の人工関節全置換術の記事に続けて、もう少し書いてみようと思います。


人工股関節全置換術は除痛に関しては術後早期から期待できる手術です。

従って、初回の人工関節であれば長くても1ヶ月、早ければ1週間で退院する事が可能となってきています。

入院期間は病院によって変わってきます。

更に、最近はMIS(極小侵襲手術手技)と言う手術方法の導入により、患者さん自身の負担も軽減されてきました。

従来の手術では手術で12~20cm位メスで皮膚を切っていましたが、MISでは、その半分の6~8cmで済みます。

女性にとっては嬉しい進歩ですね。

MISの良い点は、従来法に比べて手術後の股関節の動きが大きくなり易いというメリットもあります。


また、従来の手術でも、MISでも、前方侵入後方侵入があります。

後方侵入では、手術中に筋肉を傷つける量が少ないため、手術後は痛みが少なく済みます。

前方侵入は、後方侵入に比べて、筋肉に対してもメスを入れる量が増えるため、手術後に痛みが出やすくなります。

この痛みの出方は、後方侵入に比べて前方侵入の方が、皮膚から骨までの距離が短く、炎症が表面に近い部分で起きると言う理由もあります。

詳しくは、前にブログで書いた「人工関節は脱臼する?しない?」を読んでみて下さい。


人工関節の素材は、最近は「チタン合金」が用いられています。

チタンは人間の身体との親和性が高いため、アレルギー反応を起こしにくいのが特徴です。

また、軽量で強度にも優れた材料です。

材料の組み合わせによりますが、重さは200g~500gです。

股関節の骨を切り取って、そこに金属を入れますから、手術後に金属を入れたからと言って、足が重くなったり、体重が増えたりすることもありません。

残念ながら体重が痩せる事もありませんが・・・


現在国内で使用されている人工関節の80%以上が欧米からの輸入です。

これらは欧米人の骨格や形態を基に作製されたものであり、必ずしも日本人の骨に適合したものではありません。

従って、日本人の骨の特徴に適し、かつ生活様式にも適応できる人工関節が必要です。

その様な中で、日本人の骨の形態を基に作製された人工関節も開発されていています。


人工関節の寿命は15~20年と言われています。

しかし、半永久的に使える人工関節も研究されています。

早く、そのような人工関節が世に出回る日が来ると良いですね



股関節の不安を一緒に取り除きましょう

人工関節は脱臼する?しない?

2011-04-21 12:44:58 | 日記
人工関節の手術には大きく分けて2つ、前方侵入後方侵入の手術方法があります。

ちなみに最近はやりのMISはどちらの手術にもあります。

MISとは、メスで皮膚を切る長さが短い手術です。


前方は手術後痛みが強いが、その後の生活で脱臼しにくい

後方手術後痛みがほとんどないが、その後の生活で脱臼のリスクを伴う

というところが簡単なメリット・デメリットでしょうか。


どちらを選択するかは、その病院・主治医の考え方にもよりますし、患者様の年齢や活動量・筋力などをみて、総合的に判断されます。

後方侵入であれば、まず脱臼は気を付けるべきです。1度外れると癖がついて脱臼しやすくなりますから。

とにかく脱臼に気を付けるのは手術から3か月間です。

この期間は脱臼の可能性が非常に高いのです。

しかし3か月を過ぎると手術した骨の周りの筋肉や軟部組織が固まるので、急に脱臼の可能性が低くなります。

3か月後にしゃがめるかどうかは、手術前にしゃがめていたのか?と言うのも、1つの問題になってきます。

まずは3か月間はしゃがまないように注意したほうが賢明です。

ただ、患者様によって、脱臼しやすい人と、しにくい人が居ます。

これは主治医や、リハビリスタッフに聞いてみないと何とも言えません。


手術後の足のむくみも同様に、手術から3か月間は手術の影響で仕方ないです。

予防策としては、やはり動くこと・歩くことで筋肉を使う事になります。

あと、弾性ストッキングを履いておくのも良いでしょう。


とにかく、後方侵入の場合、和式トイレのようにしゃがみこむのはまずいですが、それ以外は手術後すぐに、なるべく動くことが何よりのリハビリになります。

新しい関節を、早く自分の体になじませることが大事だと思います。

ひざまずくことは問題ありませんが、床掃除や畑仕事は動きを主治医やリハビリと色々相談して動き方を教えてもらうと良いですね!

脱臼も神経質になり過ぎないで下さい。そうなると、出来るはずなのに怖くて動かないというのが負のスパイラルでよくないことですから。

前方侵入は、よっぽど変な格好をしない限り脱臼しません。


何か1つでも参考になれば幸いです。



股関節の不安を一緒に取り除きましょう

アド街ック天国

2011-04-18 11:11:08 | 日記
震災地の復興に向けた、おおまかな目標のスケジュールが発表されましたね。

3か月、6ヶ月~20年、30年と復興への道のりは長いですが、その中でも1日も早い復興を願っています。

吉祥寺の大原先生がボランティアで震災地へ行かれたそうです。

想いを行動に移す姿、尊敬しました

プロ野球では日本ハムの斎藤選手が初登板、初勝利をあげて明るいニュースもあります。

前を向いて進んでいきましょう



今日、紹介する街は私が育った街「津田沼」です

「津田沼」は私が2~30歳まで過ごした街です。

実家は今も「津田沼」なので、たまに帰って駅前をフラフラしています。


最寄駅は「JR津田沼駅」になります。

いったい何処にあるのか?

場所は北緯35度41分28秒、

   東経140度1分14秒に位置します。

マグニチュード9の地震で多少ずれたのでしょうか?

場所はわかりましたか?


分かりません!?

それでは、もう少し詳しく書きます。

JR東京駅から東へ26.7km、

JR千葉駅から北西へ12.5kmの場所です。

位置がつかめましたか?


分かりません!?

では簡単に言うと千葉県です。

何市かと言えば・・・これが難しいのです。

北口が「船橋市」

南口が習志野市になります。

駅が市の境の上にあるのです。

私は北口の「船橋市」に住んでいました。


「JR津田沼駅」は6番線まであり、総武線の快速と各駅が止まります。

ラッシュ時は東西線も入ってきています。

近くには新京成電鉄の「新津田沼駅」と、

    京成電鉄の「京成津田沼駅」がありますが、直接連結していないので乗り換えが不便です。


「JR津田沼駅」は1日平均101,870人が利用しています。

これは千葉県で5番目に多い利用者数だそうです。



ちなみにJR東日本の中では35位にランクイン。

北口・南口のどちらにもバスターミナルがあり、それなりに人が多いです。

先日、「津田沼」に帰った時に改札の内側が改装されていました。



お洒落になってしまってビックリです。


南口には「モリシア」というショッピングセンターと「ユザワヤ」「丸善」と、「千葉工業大学」などがあります。



昔は「高島屋」と「ダイエー」がありましたが、「高島屋」は津田沼とは客層が合わなかったようで、すぐに撤退しました。


北口には「パルコ」「イトーヨーカドー」「イオン」「ミーナ」というショッピングセンターなどがあります。




昔は「丸井」もありましたあ、「高島屋」と同じように撤退していきました。

「ダイエー」と「イトーヨーカドー」は「津田沼」の客層と見事に合い、どちらもそれぞれ、全国で1,2位を争う店舗で盛り上がっていました。

北口と南口で価格競争が起こり、その様は『津田沼戦争』と言われたとか、言われてないとか・・・。


それと「津田沼」には「丸善」を筆頭に大きな書店が5つもあり、暇つぶしにはもってこいです。

また、駅周辺には「千葉工業大学」や「予備校」が多数あり、学生の街としても盛り上がってます。

ですから、飲み屋もいっぱいあります。

以前、「東京ウォーカー」で特集された時は「千葉県の吉祥寺」と銘うっていました・・・。


基本的には「津田沼」で用事が全て済んでしまうので「津田沼」で遊んでいる事が多かったです。

ですから、とても愛着のある街です。


皆様は「津田沼」に行ったことはありますか?



股関節の不安を一緒に取り除きましょう

2011年度新入社員2名

2011-04-11 16:07:17 | 日記
4月1日からLe Salon Ginzaに就職する事になりました、理学療法士の田山陽平です

皆様の人生のお役に立てるように精一杯つとめていきますので、宜しく御願い致します。


そして、震災にあわれた地域の方々においては、大変苦労も多く、今後への不安や問題が沢山あると思いますが、、1日も早い復興をお祈りしています。


去年の夏から約8か月間、松本先生をはじめ、スタッフの方々に「深圧」の技術や理論の指導を受け、勉強をしてきました。

このブログを読んでいる方、

実際に銀座で見学・施術させていただいた方、

出版パーティーでお会いした方など、ご存知の方がいらっしゃるとは思いますが、

改めてパソコン上ではありますが挨拶させていただきます。


私は先月まで東京都、江戸川病院のリハビリテーション科で4年間勤務をしていました。

江戸川病院には人工関節センターがあり、主に人工関節の術後の患者様を診ていました。

とても貴重な経験となり、今の私の基盤となっています。


しかし急性期病院であり、リハビリで患者様を見れる期間が「手術した日~手術後150日まで」と日本の法律で制限されています。

そのような環境の中、日本全体を見渡した中で「手術した日~手術後150日まで」を診るリハビリの場は、たくさんありますが、

それ以外の「手術前」「手術後150日以降」を診るリハビリは、ほとんどありません。

「手術前」「手術後150日以降」にあてはまり、なおかつリハビリを望んでいる人の事を、世間ではリハビリ難民と呼んでいます。

リハビリ難民とは、リハビリ従事者にとっては非常に悲しい言葉です。


今、理学療法士は国家試験を合格して資格を所得する人が1年に1万人でます。

この1万人の、ほとんどは「手術した日~術後150日まで」を担当する職場に就職します。

ですから、このままではリハビリ難民は、いつまでたってもリハビリをしてもらえないままです。

これは、どうにかこの流れを断ち切り、変えていかなければいけません。


そのような考えをおぼろげに抱いていた私の前に、松本先生が現れたのです。

松本先生の考え方は、私のおぼろげな心をハッキリした心にかえてくれました。

リハビリ難民を解消すべく分野は、今後間違いなく必要とされてくる分野だと感じています。

病院を飛び出し、その世界で勉強して行く事に決めました。

そして、皆様の痛みや、悩みを解消し、多くの笑顔を咲かせたいです。


また、病院でのリハビリは整形医師の支持のもとでしか働けません。

医師の多くはレントゲン写真の骨だけを見て、指示を出します。

しかし、理学療法士は骨だけでなく筋肉なども診ます。

身体を見る視点が少し異なります。

その違いから、筋肉の話を受け入れていただける医師は少なく、理学療法士の治療に限りが出来てしまうのです。

このような状況を打破したく、医師のもとではない場所で理学療法士の力を発揮したいと思っていました。

これからは、医師ではなく同じ理学療法士の先輩である松本先生や、理解あるスタッフとともに意見を交換しながら成長していきたいと思っています。


上記しましたが、1年に1万人の理学療法士が誕生しています。

もう理学療法業界は、飽和状態で就職難の時代を迎えています。

将来的には松本先生も考えていらっしゃるように、各都道府県に1か所ずつ「深圧」を施術する拠点を設けていけたら良いと思います。

そうすれば、飽和状態の理学療法士の世界にも、新たな方向性の提示が出来るとのではないかと考えています。


le salon GINZAで、震災地の方々と同じ0からスタートの気持ちで頑張って行きます。


あわせまして、群馬県の松本深圧院が4月1日からOPENします。

理学療法士の加藤将一先生です。

お互い場所は違えど新人2人、切磋琢磨しながら頑張りますので宜しくお願いします

下記から予約する事が可能です。
銀座 田山陽平
高崎 加藤将一


股関節の不安を一緒に取り除きましょう