笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

来年に向けて、重要なお知らせ!

2015-12-21 20:36:41 | 日記
今回で今年最後のブログ更新となります。

今年も1年間、こちらに立ち寄って頂きまして、誠に有り難う御座いました。

私も、週一回の更新ペースを継続してくることが出来て

「ほっ」

としています。



そして、最後に来年に向けてお知らせ事項がいくつかありますので、案内させて頂きます。



1つ目。

銀座店はマンションの1001号室で今まで施術をしてきましたが、

1月から私だけ、部屋を移動します。

マンションの最上階である13階の

1302号室」

へ移ります。


1302」で、覚えやすい語呂を募集中ですので、考えてみて下さい。


銀座は家賃が高くて「ヒーヒー」ですが。。。


1001号室は今まで通り、松本総院長と宮川先生が施術を行います。

間違えて1階のインターフォンで1001を押しても、ピンポンダッシュにはならないので、ご安心ください。


もう1部屋借りる事になった経緯は、

銀座店の予約が取りにくい現状を打破すべく、4月にはスタッフを1人増やしたいと考えています。

それに向けて、現在採用活動を行っています。

まだ決まってはいませんので、身近で良い先生がいる場合は、是非、当院に紹介して下さい。


また、当院には松本総院長とは別に社長がいます。

今まで社長が仕事をする場所は1001のキッチンでしたが、

これで「1302」に社長専用の事務所が構えられるようになります。





そして2つ目のお知らせです。

一昨年から銀座店で働いていました、浜田先生が来年2月いっぱいで退職する事になりました。

今後、いずれは独立開業するかもしれません。

浜田先生の後任が既に決まっています。

理学療法士斎藤先生が2月から銀座店に着任されます。

斎藤先生は松本総院長と、埼玉医科大学病院で10年間一緒に働いてた旧知の仲です。

その後も、股関節患者様を担当してこられましたので、股関節については経験が非常に豊富です。

現在、理学療法士歴、約25年の大ベテランで、私の倍以上、この世界で働いていらっしゃいます。

既に、深圧の技術は、かなり身についており、

残り1か月半で更に浜田先生が担当していた患者様をしっかりと引き継げるよう研修を行っていきます。



以下、斎藤先生のプロフィールです。

理学療法士として、大学病院や一般病院にてリハビリテーションの業務に長年従事。

病院では、小児から老人、整形外科疾患、中枢神経系疾患等々様々な患者の診療にあたる。

中でも変形性股関節症患者を診療した経験は豊富。

時代の変化に合わせ、病院の環境も大きく変わり、入院期間はドンドン短くなり、

患者に十分なリハビリを提供できているかを常に自問自動詞てきた日々を経て

「時間をかけ、患者さんとの繋がりをもっと大事にしたい」

という動機により来年2月からの松本深圧院への入職に至る。

現在52歳。

家族は妻と子供2人。





最後に3つ目のお知らせです。

福岡店が4月4日 月曜日から常設店としてオープンする事が決まりました。

福岡店に着任するスタッフが、ようやく決まった次第です。

作業療法士の、中村先生です。

沖縄出身で、福岡在住です。

それに先立ち、4月3日 日曜日の午後に2時間位の内容で、

松本総院長による講演会を開催する事が決まりました。

場所は博多駅筑紫口徒歩3分の東洋ホテル会議室です。

お値段は無料。

定員に限りがありますので、参加ご希望の方は、ホームページの「問い合わせ」からメッセージをお願いします。





以上が、来年に向けた、お知らせです。

来年も、松本深圧院グループを宜しくお願い致します。

私が担当させて頂いている皆様は、「1302」号室で、お待ちしております。

インターフォンの前で、部屋番号を忘れてしまった場合は、今まで通り1001を押して聞いて下さいね。

良いお年をお迎えください






夢も視線は申年へ





股関節の不安を一緒に取り除きましょう













闘病記!

2015-12-14 20:42:41 | 日記
先日、私が担当させて頂いている患者様に

松本総院長から闘病記を書いてみませんか?

と、お願いしたところ、

快く引き受けて頂き、

そして、完成したので

松本総院長のブログにも掲載済みですが、

こちらでも紹介させて頂こうと思います。





「闘病記」

2013年2月1日勤務中、私は突然歩けなくなった。

詳細には右足を曲げると股関節に激痛が走るので、右足を棒のようにして左足だけで歩くという状態だ。

職場の人たちは心配したが私は楽観的だった。

なぜなら股関節が痛くなることはこれまでもあり、魔法のように治った整体をいくつか知っていたから。

その日は早めに仕事を切り上げ整体へ。

しかし治らず整体を梯子する。

それでも治らない...どうしたんだろう?



次の日、念のため整形外科に行くと、医師から

「変形性股関節症です。これは進行性の病気で、あなたはこれから一生走ることはできないでしょう」

と告げられた。

私はすぐに事態が飲み込めず

「来週大会なんですけど?」

と答えた。

私は趣味でスキーをやっており大会に向け練習を重ねていた。

「大会とか言ってる場合じゃない!スキーはもうできません!」

と即座に一喝され、看護師さんが悲しそうな目で私を見たので、これは現実なのだと実感した。

頭は真っ白、ふわふわした感じで、なんとか家にたどり着き、号泣したことを覚えている。



それから私の生活は一変した。

朝は緊急出動の消防士のように支度をし、ダッシュで出勤という生活から、

着替えも家族に手伝ってもらい、歩くのも異常に遅く、とにかく日常生活何をするにも時間がかかるようになった。

いつも人を追い越し歩いてた私が、どんどん人に追い越された。

毎日現実を突きつけられれば嫌でもボディーイメージは変わる。

いつしか普通に歩く人をみて、すごいと思う自分がいた。



もちろん、僅かな望みや治療方法を求め、股関節専門のスポーツドクターなどいろいろ回った。

しかし診断は変わらず、治療方法もなく、進行したら手術ということがわかっただけだ。



一体私がどんな悪いことをしたというのだ?怒りが込み上げてきた。

打ち込んでいたのはスキーだけではない。

仕事も大変な時期で、介護も始まった。

睡眠時間が1時間の時もあった。

正直しんどかったが自分を励まし乗りきった。

今思えば全くの無茶なのだが、その時はどれも必然で手を抜くことができなかった。

限界までいって体は壊れた。

悲しみ、後悔、焦り、こんな人生が待ってたなんて。



どん底にいた私を救ったのは一冊の本だ。

「股関節痛は怖くない」には、医師が言ったこととは、正反対のことが書かれていた。

一筋のうすい光がさした。

これを信じてみよう。



そして田山先生に出会った。

先生は

「スキー?できますよ。」

と、いとも簡単に言い当然といった感じで微笑んだ。

その優しそうな雰囲気からは想像がつかないほど施術は恐ろしく痛かったが、終わると股関節の痛みはウソのようになくなっていた。

「これが痛くない体か」

久々に味わう感覚。

知らない間に痛みに慣れ右足をかばうように生活し体はさらに歪んでいったと思われる。

この日は緩みすぎて足に力が入らずヨタヨタとしか歩けない自分がおかしくて笑いながら帰った。

心の底から笑ったのも久しぶりだったかもしれない。



希望がみえると目標が生まれる。

スキーができる体にする。

心が決まってからは、朝晩の筋肉を緩めるためのアロマも

「おいしいお肉になあれ~」

と呪文を唱えながらぬる、

私は女優という設定でショーウィンドウを見ながら姿勢をチェックするなど、悲壮感いっぱいでやっていたケアやリハビリも楽しくなった。

仕事や生活も見直し睡眠をしっかりとるようにした。

一枚一枚紙をはがしていくような感じで、少しずつよくなっていき、痛みのでない時間が長くなっていった。

しかし、やっぱり健康な足ではないと思い知らされることもしばしばで、1日が終わると鈍痛やズキンとする痛みが出てくる。

そんな時は家でストレッチや様々なケアをし、祈りながら布団に入る。

朝、痛みがないとほっとして自分の体に感謝する。

夜中、股関節痛で起き、恐怖や不安で泣いていたことを思うと格段の進歩である。



そんな生活を続けていた頃、忘れもしない2015年11月11日。

仕事が押して最終飛行機に間に合いそうにないが、何があっても乗らなければいけないという事態がおきた。

思わず職場から駆け出し電車に飛び乗る。

あれ?

走れる?

加速してみた。

乗り換えで猛ダッシュ。

ギリギリで間に合った。

飛行機の座席に深く座りながら静かに喜びを噛み締めた。

走れた。

走れた。

走れた。

一生走れないって嘘じゃん。

あの時すべてを諦めないでよかった、なんともいえない安堵感が広がった。



この2年間、いつも順調だったわけではないが、結果的に右肩上がりでよくなっている。

整形外科の常識では進行性の病気なのに、だ。

最近会った方に股関節が悪いと言うとまず驚かれる。

日常生活は問題なく、スキーもどんどん負荷をかけている。

2日連続でコブを滑っても大丈夫だった。

しかも以前より可動域が広がり股関節が動くせいか、スキーが上達した(感じがする)。

そうか、神様はスキーをうまくするために私をこの病気にしたんだなとさえ思う今日この頃である(笑)



今回松本先生に勧めていただき闘病記録を書いてみた。

振り返ると、今更ながら松本深圧院さんがなかったら、今の私はなかったと恐ろしく感じる。

整形外科で私と同じ診断をされた人たちは全国にたくさんいるはずで、みなさんどうされているのだろうと時々考える。

私はラッキーなことに、最初の頃は田山先生もまだ余裕があり2週に1回くらいのペースで通うことができた。

今は予約もなかなか取れず先日ついに3カ月待ちになっていた。

現在の私には、この待ちもこの間ちゃんとセルフケアができたか試験をされる感じで闘志が燃えるのだが、

最初の頃だったら不安でつらかったに違いない。

だから新しい店舗がオープンするとなんだかほっとする。

もっと多くの方々が救われますように。

松本深圧院さんのご発展を心からお祈りしてやみません。

いつも本当にありがとうございます。

愛を込めて。





今回紹介させて頂きた方のような経過を皆様が辿れるよう精一杯、施術させて頂きます





ジーッ








股関節の不安を一緒に取り除きましょう









痛みの原因は、運動不足!?

2015-12-07 09:46:17 | 日記
「運動不足が原因で、足が痛いのでしょうか?」

この質問も、施術をしている際の会話で、よく聞かれます。


答えは「NO」です。


痛みに関しては、運動不足は原因にはなりません。


運動の量と痛みの関係でいえば、運動をしすぎてしまった結果、痛みが出る事はあります。

しかし、運動をしないで筋肉を使っていない事が原因で痛みが出る事はありません。


ただ、ベッドに寝たきりの方であれば、動かない事による痛みも出てきますが、

恐らく、このブログを読んで頂いている方は、寝たきりの方は、少ないと思います。


どうしても、足が悪いと「運動が足りないから」と、思ってしまったり、周りの方から言われたりします。

最近の傾向から言うと、その話の流れで、女性のための駅前フィットネスに行かれる方が多いのですが・・・

私は、股関節症の方で、現時点で痛みがあるのに行く事は反対派です。


足に痛みがある時は、運動の量を増やすのではなく、

まずやるべき事は、運動の量を増やしても、対応できる身体を作ることです。

それを飛ばして、いきなり運動の量を増やしてしまっては、本末転倒で、更に痛みが強まってしまう可能性が高いです。


運動に対応できる身体とは、何か?

柔らかい筋肉を作ることです。

まずは痛みが出ているところ(筋肉)をほぐしてみる事から始めましょう






チワワは冬は寒いんだろうなぁ










股関節の不安を一緒に取り除きましょう