笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

前と後ろから、サンドウィッチ。

2012-02-02 10:34:05 | 日記
今週末からの2月新大阪出張施術は早川先生が伺います。

2月5日~8日ですが、空きが残り3枠となっております。

5日11時~

7日18時~

8日18時~

日曜日の昼間や、平日の仕事終わりの時間帯が空いております。

施術希望の方は、新大阪店ホームページよりご予約をお待ちしております。





ここからは「薄筋」は内ももの筋肉なので、内側から角度を少し変えて見ていきます。

まず、股関節と膝関節を90°に曲げてみます。

黄色が「薄筋」緑が縫工筋。

この角度から見ると「薄筋」が意外と太もも(大腿)の後側にあることが確認できます。

膝関節にズームイン。

黄色が「薄筋」緑が縫工筋、オレンジが内側広筋、紫がハムストリングス。

膝の近くでは、前は縫工筋、後ろは内側ハムストリングスと並走して、ほとんど同じ場所の骨についている事が分かります。

つまり「薄筋」は縫工筋や内側ハムストリングスと同様にスネの骨(脛骨)に終わっているます。

スネの骨(脛骨)についている場所は、縫工筋の少し下で、少し後ろと言ったところでしょうか。


写真で、色々と角度を変えてみましょう。

真横から。

黄色が「薄筋」紫が内側ハムストリングス。

横からの写真でも「薄筋」が太ももの真ん中ではなく、後側にあることが分かります。

少し後ろから。

黄色が「薄筋」紫がハムストリングス、オレンジが内側広筋。


股関節近くで、つまんでいるのが「薄筋」です。


こちらも、指で浮き出させているのが「薄筋」です。

少し後ろから。

指で持ち上げているのが「薄筋」で、紫がハムストリングスです。



この「薄筋」の働きは2つあります。

まず、股関節を内側に閉じる「内転」の動きです。


そして、もう一つは膝関節を曲げる「屈曲」の動きです。

メインは股関節の内転の動きになり、膝関節の屈曲はハムストリングスの補助的なものです。



「薄筋」は足を広げた時に、目で確認できますから、分かりやすいですね



次回からは、またまた兄弟の登場です。





股関節の不安を一緒に取り除きましょう