来週はGWのため、銀座店も4日(月)5日(火)と休みを頂きます。
そのため、このブログも来週はお休みとさせていただきます。
宜しくお願いします。
当院にお越しの方で、多くの方が抱えている悩みに、
「靴下を履く」
「ストッキングを履く」
「靴を履く」
「爪を切る」
と言う動作が挙げられます。
どれも、手をつま先まで伸ばす動作です。
股関節症の方が、この動作が難しくなってしまう原因は、いくつかあるのですが、
一番は股関節の曲がる角度(膝が胸にどれだけ近づくか)に影響されます。
それは皆様も感じられている部分だと思います。
では、上記の動作が、どうしたら改善されるのか。
単純な話、股関節の曲がる角度(屈曲)が改善してくれれば解消されるはずです。
そこで、股関節が曲がるように
膝を胸に引き付ける練習をしたり、
ソケイ部(股関節の前側の付け根)が詰まる感じがするから、そこをマッサージしたり、
お尻や、ももの裏が伸びない感じがするから、そこをストレッチしたり、
と、いろいろなやり方で自己ケアをしている方も、いらっしゃると思います。
勿論、やり方は間違っていませんし、その努力を怠ってしまっては、改善は見込めないでしょう。
でも、上記のような事だけでは不十分です。
股関節が曲がらないから、股関節だけに目が行ってしまうのは仕方ないのですが、人間の身体は複雑にできています。
本日のブログのポイントは、こちら!
「骨盤が後傾(後ろに傾く)しなければ、股関節は曲がらない!」
骨盤の後傾とは、下の写真の水色の矢印の方向に骨盤が倒れる事です。
どういう事かと言うと、
股関節が6度曲がる為には、骨盤は1度後傾しないといけないのです。
つまり、
股関節が12度曲がるには、骨盤は2度後傾に、
股関節が18度曲がるには、骨盤は3度後傾に、
股関節が90度曲がるには、骨盤は15度後傾しなければなりません。
(上記の数値は厳密ではありませんが、おおよそで分かり易く書かせて頂いています。)
さて、皆様の骨盤は後傾の動きが出来るでしょうか?
一番、確認しやすいのは、背もたれに、よっかからないように椅子に座って、
そこで骨盤を立てたり(前傾)、後ろに寝かせたり(後傾)する事によって、骨盤の前傾・後傾が出来ているか確認ができます。
前傾は、背すじを伸ばした姿勢、後傾は猫背にした姿勢というイメージでも良いかもしれません。
自分はあまり後傾が行かないかも。
と言う方は、上記のように椅子で骨盤の前傾・後傾の運動をするのも良い練習です。
また、もっと良いのは、バランスボールをお持ちの方であれば、その上に座って、椅子と同じ動きをすると、より効果が出やすいです。
是非、チャレンジしてみて下さい
くれぐれもバランスボールから落ちないように気をつけて下さい。
夢は、そんなにしがみつかなくても、そこからは落ちないよ
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
そのため、このブログも来週はお休みとさせていただきます。
宜しくお願いします。
当院にお越しの方で、多くの方が抱えている悩みに、
「靴下を履く」
「ストッキングを履く」
「靴を履く」
「爪を切る」
と言う動作が挙げられます。
どれも、手をつま先まで伸ばす動作です。
股関節症の方が、この動作が難しくなってしまう原因は、いくつかあるのですが、
一番は股関節の曲がる角度(膝が胸にどれだけ近づくか)に影響されます。
それは皆様も感じられている部分だと思います。
では、上記の動作が、どうしたら改善されるのか。
単純な話、股関節の曲がる角度(屈曲)が改善してくれれば解消されるはずです。
そこで、股関節が曲がるように
膝を胸に引き付ける練習をしたり、
ソケイ部(股関節の前側の付け根)が詰まる感じがするから、そこをマッサージしたり、
お尻や、ももの裏が伸びない感じがするから、そこをストレッチしたり、
と、いろいろなやり方で自己ケアをしている方も、いらっしゃると思います。
勿論、やり方は間違っていませんし、その努力を怠ってしまっては、改善は見込めないでしょう。
でも、上記のような事だけでは不十分です。
股関節が曲がらないから、股関節だけに目が行ってしまうのは仕方ないのですが、人間の身体は複雑にできています。
本日のブログのポイントは、こちら!
「骨盤が後傾(後ろに傾く)しなければ、股関節は曲がらない!」
骨盤の後傾とは、下の写真の水色の矢印の方向に骨盤が倒れる事です。
どういう事かと言うと、
股関節が6度曲がる為には、骨盤は1度後傾しないといけないのです。
つまり、
股関節が12度曲がるには、骨盤は2度後傾に、
股関節が18度曲がるには、骨盤は3度後傾に、
股関節が90度曲がるには、骨盤は15度後傾しなければなりません。
(上記の数値は厳密ではありませんが、おおよそで分かり易く書かせて頂いています。)
さて、皆様の骨盤は後傾の動きが出来るでしょうか?
一番、確認しやすいのは、背もたれに、よっかからないように椅子に座って、
そこで骨盤を立てたり(前傾)、後ろに寝かせたり(後傾)する事によって、骨盤の前傾・後傾が出来ているか確認ができます。
前傾は、背すじを伸ばした姿勢、後傾は猫背にした姿勢というイメージでも良いかもしれません。
自分はあまり後傾が行かないかも。
と言う方は、上記のように椅子で骨盤の前傾・後傾の運動をするのも良い練習です。
また、もっと良いのは、バランスボールをお持ちの方であれば、その上に座って、椅子と同じ動きをすると、より効果が出やすいです。
是非、チャレンジしてみて下さい
くれぐれもバランスボールから落ちないように気をつけて下さい。
夢は、そんなにしがみつかなくても、そこからは落ちないよ
股関節の不安を一緒に取り除きましょう