笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

踵を細かく検証!

2017-04-24 16:37:41 | 日記
来週月曜日は私用のため、お休みをいただいております。

そのため、ブログも休ませていただくので、次回の更新は5月8日を予定しています。

宜しくお願いします。





前回のブログで、

歩く時に踵で地面に着地する時は、膝を伸ばしましょう。

と書きました。

今回は、同じ踵で地面に着地する時の「踵の位置」について書きます。


「踵はどこですか?人差し指1本で指差してみて下さい」



この質問をすると、踵と限定されているとはいえ、人によって踵の中で色々な部分を指差すと思います。

踵は手のひらで包み込もうとすれば、すっぽり入りますが、

指1本で指すとなると、意外と面積がある事に気づかされます。


では、広い踵の、どの部分で歩く時に着地していますか?

「一番最初に地面に着くポイントを指さして下さい」


下の絵の赤い部分の範囲を指した方は、いらっしゃいますか?



この赤い部分は普通に立っている時に地面と接している部分になります。

この部分をさした方は間違った踵の着き方をしている事になります。


正しくは、下の絵の青で1つ書いた✕印のところです。


わかりにくいですかね?一番、後ろに付け加えた✕印です。

踵を後ろから見ると、この位置です。


つまり気をつけの姿勢で立った時に地面とは接していない部分です。

歩く時に、この✕印から着地をすると、うまく踵が使えます。


赤い部分から着地している方は、いわゆるペンギン歩きになっている可能性が高いです。

同時に、前回のブログで書いたような膝が曲がった状態で踵を着地させている可能性も高い事になります。


膝を伸ばして、踵を上の絵の青い✕印から着地するよう、心がけてみて下さい

股関節や筋肉に負担の少ない歩き方を目指しましょう




久しぶりに夢の登場です






股関節の不安を一緒に取り除きましょう






歩く時の正しい膝の使い方!

2017-04-17 15:00:47 | 日記
歩いている時に、前に振り出した足の踵を地面に着けますよね。

その時、膝はどうなっているのが正しいでしょうか?

膝が伸びている状態でしょうか?

曲がった状態でしょうか?



正解は伸びた状態です(正確には完全に伸びきってはいないのですが、意識としては伸びている状態で良いと思います)。


皆さんは、踵を着いた時に膝は、どうなっていますか?


当院にお越しの方の歩き方を見ていると、多くの方が膝が曲がった状態で踵を着いています。

明らかに曲がっている人も少数いらっしゃいますが、

ほとんどの方が多少曲がっている程度です。


膝が曲がった状態で踵を着くと、筋肉への負担が大きくなります。

それを1歩1歩くりかえせば、例えば1000歩あるいた時には、

かなり大きな負担になっているのは容易に想像が付くと思います。

それを毎日繰り返せば、筋肉はどうなるでしょうか?


歩くと言う動作の1歩1歩が、股関節症の方にとっては非常に大切になります。

日頃、歩き方をどれだけ意識できるかが勝負です。

なかなか大変な事ですが、

なるべく多くの回数、そして長い時間、歩き方を意識する習慣がつくと股関節痛を取る近道になります。




是非、踵を着く時に膝を伸ばしておくことを意識してみて下さい。

頑張りましょう





股関節の不安を一緒に取り除きましょう



筋肉を自分で押すと痛いのは問題になるのか!?

2017-04-10 11:02:38 | 日記
当院の施術は「深圧」と言うオリジナルの方法を使って筋肉をほぐす事がメインです。

「基本的」には、痛みの原因となっている筋肉を押すと、痛みが生じる事があります。

これは、その痛みのある筋肉に、何かしらの問題が生じていますよ。

と言う事になります。


しかし、筋肉の中には、それぞれ特徴があり、

なかには押せば誰でも痛がる筋肉が、いくつか存在します。

ですから、そこを押して痛みがあるからと言って、

その筋肉が何か悪さをしているか、といえば、そうではないケースもあります。


毎回、施術の前に問診をしていますが、

「普段は痛くないんだけど、ここを押すと痛いのよね」

と言われる方がいらっしゃいます。


この筋肉は問題になっている筋肉でしょうか?


その答えを知るためには、左右差をチェックする必要があります。

押して痛い場所を、反対の足でも、同じ場所を押して、その時の痛みの左右差を感じて下さい。

押した時の痛みの強さが同じであれば、痛みがあっても、そこは問題ありません。

逆に明らかに痛みの左右差があれば、それは痛みが強い方の足の筋肉に問題があるので、ほぐす必要があります


このようにして、自分自身の筋肉が正常なのか、異常なのかを確認してみて下さい





股関節の不安を一緒に取り除きましょう