The Harvest Moon

9月25日 中秋の名月です

月を見ながら考えました。
世の中には理不尽なことがイッパイ。最近、仕事でホントコ参ってしまうことがあり、弱った虫みたいに落ち込んで、思考停止状態に陥っていたのですが、何とか受け入れて、また前に歩きはじめなくてはいけません。
困難に立ち向かって、流れを変えたり物事を推し進めたりするために、ここ一番の努力をすべき時もあるけど、理不尽で納得しがたいことでも、なんとか自分の中で折り合いをつけて受け入れなくてはならない事もあります。オトナですからッ。

うちのベランダより望遠(＆トリム)で。もう日付も変わる頃だったのでわずかにかけてますね。

浮世では色々あるけど、月はいつも黙って見てます。それでもって、ガラにもなく私なんかをおセンチな気分にさせたり、ションボリさせたり、元気付けたりするんです。

誠実に、誇りを持って日々生きていれば、きっと報われることもあるはず…。だ よ ね ～ 。
あんな事、こんな事、あれこれ考えながら、三脚からカメラ覗き込んで1時間。パシパシパシパシたくさん撮っても、うまく取れるのはほんのわずかです。

東京の夜空はとても明るいです。星もうっすらしか見えません。海と茶畑の丘に囲まれて育った私にとっては、チコッと物悲しい都会の満月。今日は、月明かりで更に明るい夜です。

まぁ、いいや！
だってだって。　わたしにはヨットガアルサ！

テーザーオータム2007

あ、これオータムレガッタじゃありませんゴメンナサイ。写真ないので・・・。

週末は、今年2度目の琵琶湖遠征でした。
土曜午後、いい風が吹き始めた頃からジョー艇、O沢艇と練習！本当はもっとたくさんで走り合わせができるはずだったのに、東名の大事故通行止のせいで関東からの多くのチームの到着が遅れてしまいました。巻き込まれた方、下の道で大変お疲れ様でした～。
そんなわけで３艇での練習でしたが、5m/sくらいの快適なコンディションで日が沈むまで走りました～。私たちはフルパワーに近い風！(≧∇≦)。 ずっといつまでも走り続けたい感じだったのに、日が沈んでしまいジ・エンドとなりました。

翌日は、テーザーの公式戦・オータムレガッタです。で、レースの朝だっていうのに、いきなり寝坊(-_-;)。時計を見て一瞬頭が真っ白になりましたが、15分で支度してホテル飛び出し、何とか集合時間に間に合いました。フー。

ココの所、レース日程が立て込んでいたこともあり、チョット寂しい14艇のエントリー。曇りだけど蒸し暑く、風あんまりありません。でも例によって1番にドックアウトです。…でも結局風ぜんぜん吹かず、ハーバーバックで昼まで待機となりました。

せっかく来たのにこのまま風吹かないのか？？？と心配したけど、昼頃には北北東のそよ風が吹いてきて、午後は軽風～順風のまずまずのコンディションになりました。
第1レース、カミ目でスタートし僅差でトップ回航するもリーチングで団子に。抜かれた上位艇のボートスピード良く、差を詰められず3位フィニッシュ。Ａ氏納得行かない様子。

続く第2レースはなんともミラクルな結果となりました。フィニッシュの4～5艇身手前でトップ艇にポートで辛くも前を切られました。でもここで相手はカバーせずそのまま伸ばし、私たちはアウター側フィニッシュへ。ここでミラクルな事が・・・。アウターがわずかに低かったために鼻の差でこちらのフィニッシュでプーが鳴りました！一時は大差をつけられていたのに、淡々と諦めず走り1位をゲットです。これはサプライズで相当うれしかったです～。

尻上がりに良くなり、ハイクアウトの風になった3レース目は、滑りも良く、ジョナサン・マッキーが言うところの『フネがイキイキと走ってる』＝ツボに入ってる感じ？で気分良く走りトップフィニッシュ。

終わってみれば2レース目が全てでした。結果的にあのレースでトップ取った方が優勝というスコアだったので。Ａ氏は相変わらず流石！の一言ですが、今回は、ちょっと"チーム"を感じたし、接戦に競り勝ったこともあり、クルーのわたしも素直にうれしい結果です。

で、調子に乗って翌日も張り切って練習！したところ、沖でマスト倒れてしまいました！ギャー。その時真っ先に思い浮かんだのは、むか～しニュースレターで読んだO沢氏の記事で、ディスマストしても自力で帰港する努力をすべし！というものでした。幸いハーバーの方向は追っ手の風。風も弱いです。セイルを水から引き揚げ、ブームをマスト代わりに立ててメインを横に張ったら、スルスル走り出しました。

おぉー、カッチョイー。古代カヌーみたいだ（違）

途中で親切なクルーザーに曳航してもらい無事帰着。
ま、ディスマストは余計でしたが、3日間琵琶湖でセーリングし、ホント楽しい遠征でした。

＃あー、テーザーいと楽し。

連休3日目 ― テーザー強化練習…のはずだったのに

お助け小屋より望遠レンズで。

またまた連夜更新！
関東地方の3連休は、全てピーカンで真夏の天気でした！3日目になると既に青痣＆痛いとこだらけですが、今日はA氏との全日本チームで強化練習？なので張り切って葉山にやってきました。前日は、もう着る物がないので、野宿はやめてちゃんと家に帰ったのでした。でも、なんだかわからないけどあまり眠れず・・・。たぶん、チコっと緊張orワクワクしてたのかも。（＝遠足前の子供 -_-;）

朝の天気予報で強風が予想されてたので、もしかして赤旗？？？いやいや、きっと大丈夫。サイコーの強風練習になるかも。ちょっと期待。・・・しながら行ったのですが、赤旗でした。ガーーーーーン。

はー。仕方ないですね。搬出して小浜から出す手もあったけど、そこまでして全日本前にフネ壊してもなんだし。なので整備デーにしました。マストを立ててリグをチェックし、あれこれと細かな整備をして完了。

お助けの2階から眺めると、カッ飛びのウィンドが2～3艇と、森戸から出てきたRS200、あとはヨンナナらしき数艇しか見当たりませんでした。で、A氏はこのあと果敢にもレーザーで逗子海岸から荒海に出て行ったみたいです。ヒャー。

整備って…。ヨットに乗るより日焼けしますね。朝は乗る気マンマンだったので、すぐに海着に着替えるつもりでふざけた格好のまま炎天下を一日ウロウロしていたら、信じられないドカタ焼けになってしまいました(@o@) 顔真っ黒～、手足真っ黒～、ビーサン鼻緒焼けくっきり～。

でも、お天気良く、ホントに楽しい3連休でした。
来週は今季2度目の琵琶湖遠征！テーザーの公式戦オータムレガッタに参加です。楽しい遠征になりますように。

連休2日目 ― 湘南ビーチFMカップ

ビールがフェロちゃんを激写！

連夜更新です。
連休2日目はホビ号でHMYCの湘南ビーチFMカップに参加。前日はテーザー4人組でいっぱい呑み、そのままウィスカと船中泊。顔洗って朝デニの後、マリーナに戻ってきました。風、強ッ！！！ディンギーは赤旗です。

本日は慎ちゃんを除くいつものメンバー６人。海面に出てみると、ん～、No.3な風。波もあります。ま、でもデンジャラス～という程は吹いてません。17～18kt、ガストで20kt程。イイ風ってやつです。
第1レース、風向190度、ややシモ高のライン。コンディション的に今日はあんまり絡みたくないので、1分前にラインに入るプランだったけど、シモ艇ケアしているうちに時間が経ち、結局カミ寄りからのスタートになりました。

フェロちゃん、恐ろしいことになんとジェノア揚げてます。で、8人乗って（含100kg級）バッチリ起こしてます。シェー、マストが心配～。ホビは軽量級6人で、ダクロンのNo.3。むー。こりゃ敵いません。最近言い分け上手なわたしです(^_^;)。風ちょっと振れ、ノージャイブで下マークへ。風あがってきたので早めにジブ揚げてジャイブラウンディング。クルーワークミス無く2カミへ。その後もがんばって走りますがどうやら大きい順に順当フィニッシュ。ちっこい軍団は海援隊、フェロちゃん、ホビの順。後ろにもまだいたけど1時間の短いレースだったので上はそんなに食えないかも。

続く第2レース。一瞬風おちたかと思ったけど、とんでもなーい。さらにあがって来て、海面真っ白になってきました。カミ高のラインでゼネリコ2回。3度目でやっとこオールフェアでした。強風なのにみんな攻めますねぇぇぇ。ビビってアドレナリン大放出でしたが、ホビもまずまずのスタート！
信じられないことにフェロちゃんただ1艇、まだジェノアで頑張ってます。マストが・・・心配・・・（しつこい？）でもなんだかんだで起こして走ってるからアッパレです。リーウェイひどくさすがに途中でNo.3にチェンジしてました。

ホビも頑張って走りますが、1カミで痛恨マークタッチ(ToT)。で、続くフリーで爆走中に突然ティラーエクステンションがぶっ飛んでしまいました！舵すっぽ抜けてあわやブローチング！というところで何とか持ちこたえ・・・。フー、危ない～。エクステンションが足元に転がったままだけど、それどころじゃないのでジャイブして下マーク回航。

クローズになると・・・。フルハイクの風なのに、一人中に座って両手でティラーをじか持ち。
んー。テルテール見えないし、波も見えないし、マークも見えない。(T_T)。
しかも舵、重ッ！ひたすら踏ん張ってヘルム。
・・・。なにこれ？筋トレ？？？少なくともセーリングとは言わない。つーか、矢切の渡し？(-_-;)。
踏ん張って船頭しながら何とかフィニッシュ。

今日は、本当にいい風でした！最後はMAX28ノット吹いたそうで、後半は強風レースを満喫。だんだんあがっていったから体が慣れていったのかもしれないけど、海に出ていれば案外普通に走れるものですねぇ。たぶん、自分でヘルムやった中では一番吹いたかも。エクステンションがぶっ飛んだのは余計だったけど、クルーワークはバッチリで、みんなのバックアップのおかげでへっぽこヘルムも不安なく（いや、時にはかなりびびっていたけど ^_^; ）走れました。周りのフネも普通にスタート攻めてスピン揚げてジャイブしてたし。M越塾に鍛えられてる門下生たちはこれくらいじゃ強風とは言わないのかな。

優勝は、ピン・ピンのパーフェクトで僚艇アド号。おめでとうございます～。で、ホビ総合10位で、11位のど真ん中賞（旅行券2.5万円！）を逃す（泣）。フェロちゃん4位。いいもん。勝つまでやるもん。

レース結果はこちら

本日のメンバー：6人
バウ＝ヨシオ
ピット＝総長
ヘッドセイル＝のざP
メイン＝中村さん
ヘルム＝わたし
背後からの総括＝ビール先生

連休1日目 ― テーザー三昧

ミチコブ、ろって、わたし、ウッシー（ウィスカ）の４人でテーザー三昧。
あがった後のビールサイコー

三連休ー！！の初日はテーザーです。少し前の週間天気予報では雨マークだった連休ですが、朝からピーカンで夏が戻ってきたみたいな暑さです。
今日は、ミチコブと元ＦJセイラーのウィスカとともに２艇で練習。その前にろってとわたしは最大の難関であるマスト立てをクリアしなければならなりません。チンチクリンの2人ではまだ単独成功率0％(T_T)。そして・・・。今日も手を貸してもらわないとダメでした～。ショボーン。

気を取り直して出艇。南の風10ノット程。サイコーのコンディション！！(≧∇≦)
岸近くでは水がちょっと茶色っぽくてビックリしたけど、沖出ししていくといつものように澄んできて、広～い海面をマイラーの2艇で水平線に向かってズンズン走り、ザブザブ波かぶり、もー気分爽快。4時までみっちり走り終了。

本日の夕焼けはこんな感じ。富士山か雲で太ってます


クラブハウスで夕焼けビール。ろって人生を見つめ直す。

日が暮れてからは葉山館のまさ吉までテクテク歩き、本格呑み。陽気な４人でかな～り盛り上がり、となりのバーで〆。ホロ酔いを超えてイイ感じにり、また陽気に４人でテクテク歩いて戻って野宿。（ウソ、ホビ泊。でも船中泊や車中泊は野宿の一種です）

夜は月夜でした。天気◎、コンディション◎、アフターセーリング◎。
あまりにも楽しくて、みんなずっとゴキゲンな１日でした。テーザー全日本近し。昨年とはずいぶんモードが違うけど、なんか調子出てきた感じ。

テーザーな週末

国道134号越しの江ノ島。サザンの歌聞こえそう～

この週末は、テーザー！
昨年の自称？ドリームチーム？？？は晴れて解散となったので、またのらりくらりとしているわたしですが、せっかく恵まれた環境にいるんだから、なんでもいいからたくさん乗ろう！と思い立ち、まほろってんと念願のジョッシーコンビでいざ海へ。

土曜日は、ウキウキしながらハーバーへ行ったのに、風ちと強くどうしようか迷っているうちに赤旗になってしまいました。ザンネン！でもせっかくだから海満喫しようということになり、夕方涼みがてら、七里ガ浜のアマルフィ・デラセーラへ。江ノ電の線路をひょいと跨ぎ、急な階段をてくてく登っていくと現れるとっておきの場所です。

夕暮れの江ノ電です

まほろってんと、総長と、ビール先生と。4人で冷え冷えのスプマンテ飲みながら爆笑トークでワイワイ盛り上がり、海風に当たりながら贅沢な時間を過ごします。みんな当然、ゴキゲンです。

途中、国道沿いに三脚にカメラを構えた人たちがたくさん居いました。夕日を撮りに来てるのかな？それにしてもたくさん居るしなんだろう？？？と思っていたら・・・！
今日は、↓こういう風に↓富士山のてっぺんに夕日が沈む日なんだそうです。

三脚持って来ていなくてザンネン！でも、こんな日とは知らずにやってきて、サイコーのロケーションで富士山頂へのサンセットを見ることができました。

灯りがともりました。。ISO1600で撮ってみた。

翌、日曜日は絶好の練習日和！テーザーのマイラー軍団10艇ほどで、グルグルグルグル１日中練習レースでした。100kgアンダーの私たちにはチコっと（いやだいぶ）厳しい風だったけど、6レースやって大満足！難しく生きるのは性に合わないので、テーザーは、こうやってずっと楽しく続けて行きたいス。

練習終わり、クラブハウスから眺める空はこんな空。

サイコーの風。カンペキな週末。ろってありがとう。来週は、強化合宿？

第2回スイスウォッチレガッタ

チョットチョット！隕石でも落ちてくるのかい？(恥) photo byきうちょん

9月になりました。夏はアッという間に終わってしまい、秋っていつも突然やってきます。先週はクラクラする陽射しの中、琵琶湖で真夏のレースを楽しんだのに。
今日の特別ゲストは、ヨシオのピンチヒッターとして相模湾No.1男（自称）のきうちょんです。いつものメンバ＋αで総勢8名。参加艇29艇が、ISAF 100周年記念の 「Sail the　World　2007」 のフラッグを掲げてドックアウトです。

天気は晴れ！涼しい北東風10ノットほど。マイルドで最高のコンディションです。ちょっといつもより東目の風なので、逗子湾ブローはきれいおりてきていません。前半は右海面がよさそうだけど、上マークは逗マリの前なのでアプローチの時に大崎のブランケにかかりそうです。一応、速タックを考えてカミ目を狙って寄り付いたけど、スタート1分前くらいで完全にシモの海援隊にコントロールされ…(T_T)。カミの数艇を追い出して何とか位置取りしたけどこれはゼネリコ。

続くスタートはラウンジエンド。一応頭の中は、カミに拘らずカミ～真ん中の間でフルパワーで出る…イメージだったんだけど、スピード殺せず走りすぎて結局またシモとラップしてしまいました。で、きうちょんの右手親指がぐいぐい下を指してるのに、その時ワタシはティラー押してました(T_T)。だってー、シモのヤッホー号にウリウリされて、もう接触寸前だったんだもん(T_T)。横っ腹出たな、たぶん1分間ルール引っ掛かったな、という自覚はちょっとあり。X旗が揚がります。スタートの号砲では出ていなかったと思うけど、40秒前くらいが臭い。でも真ん中の混戦からラウンジエンドで戻るのは至難の業だし、いいよ行っちゃえ～！ということで総意がまとまり、走り始めました。

で、走り始めたら。なかなかどーして、これが良い走り！気分良く１カミ回航。フェロちゃん既に豆粒（←久々に書けてうれしいス）。左右のコースエンドはあまり良くなかったようで、右目に行ってからは真ん中の黄金ロードを刻んでいきます。滑りも良く、ビール先生のコースも冴えまくり、フェロちゃんを相当ぶっちぎって、レーティング上位艇と一緒にフィニッシュ。で、ここで現実に引き戻されます。ダイジなことを忘れてました。プーが…。鳴りませんでした。(ToT) (ToT) (ToT)

第2レース、風は右に振れたので、マークを逗子湾寄りに打ち替えてスタートです。気を取り直して行こう！と口では言いながらも、かな～り引きずってます。だって、せっかくいい走りしたってOCSって30位！！たとえ豆粒みたいに引き離したって結果30位！！
ラインはカミ高です。２列目でもカミからということにしますが、今度は戻るのが遅すぎて足りませんでした。ラインのかなり手前でスタートのプーが鳴る。ダサい。

フェロちゃんはシモスタートで左海面。ホビは真ん中～右で勝負しますが、ファーストミートは向こうが前。だんだん風がおちてきて、岸近くは強烈なシフトと強弱で頭がウニになってきました。次の上りでは照準圏内まで詰めますが、2シモのコースを外してしまい他艇にも前行かれてしまいました。ドツボの壷焼き。マンモスに踏み潰されたみたいな気持ち。

今日はボートスピード悪くなかったのに、神様は相変わらずワタシにとても冷たいです。立ち直るために究極のタラレバを言えば、1レース目は感覚的には修正3位の走り(^_^)v。こんな事言って自己満足するのもかな～り「オメデタイ」けど(T_T)。

今日はヤッホー号がさよならレースでした。また一つチビッコ艇が去ります。

どーーーーでもいい成績表はこちら

本日のメンバー＝８人
バウ：　きうちょん
マスト：　うめさん
ミドル：　総長、サイキ君
ヘッドセール：　のざＧ
メイン：　中村さん
ヘルム：　わたし
背後からの総括：　ビール先生