HELLY HANSENカップ 第19回フレンドシップレガッタ

クラブレースにPAPILLON<SOTO 40>が来てくれましたYO!photo byわださん

2~3日前の天気予報ひっくり返して、秋晴れになりました!北風が、ガガガガーっと吹いて最高のコンディションです。本日のクラブレースはゴールドウィンがスポンサードしてくれて「HELLY HANSENカップ」!お隣のHYCと合同で参加艇35艇。久々の大盛況です。ホビも10名の満員御礼!風もっと吹いていーよー

今日は、Hさんヘルムの日。わたしは一番後ろに下がってお勉強です。その他のポジションも少しシャッフルしてフォーメーションBって感じの布陣です。フラット、風軸35度くらいの15~16ktの順風です。スタートは上1ジャスト決まりました!


久々の大盛況。35艇!photo byU子りん

スタボロングのコースでフリートの右キープで進みます。イイ景色~。しばらくして返したところ、ファーストミートはいくつかの大型艇の前を楽々切る感じになって、かな~り気を良くします。まぁ、イイ風なので高速艇はズバ抜けて速く、あとは大型艇にもだんだんと順当な感じで抜かれて行くのですが、まだまだ周りはいつもの「お友達」とは違う少し格上のフネ。が、歯を見せないよう最後まで気を抜かずガンバリマス。


1上マーク。速いフネに続いて回航しました~。photo byわださん

上マークに近づくにつれ、15度くらいから50度くらいまで、強弱様々な激しいシフトに見舞われます。立って風見てると、波無いのでヘッダーがリフトかもきれいにわかります。わかるのですが、見えていても中盤のフリートは他との絡みもあり、いつもいつもプラスのアングルを走れるわけじゃなく、、、苦しいせめぎ合いが続きます。鍛えられます~。そして2カミ、絡んでいた2艇とスプリットして、左海面を伸ばすと、リフト続きでタックできなくなり、ポートのレイラインまで来てしまいました。これで右にやられたかな~と思っていたら、なんと遥か前を切り最終レグへ。なんとかミスなく右舷お子様、三日月号に続いて着順10位でフィニッシュ。wow!Y-30SNでこれ以上速く走るのは無理だわーってくらい頑張ったのですが、修正は8位。もっと行けると思ったのですが、、、現実は厳しぃですね。前の方のフネは、もっとものすごーーーく速かったようで、敵わず。でもイイ走りができたので◎です!

2レース目。下スタートを試みます。悪くはなかったのですが、大型艇と並んでしまいスタートダッシュが頭を出せるはずもなく、ジリジリとシットエアに入ってしまいます。逃げのタックを打って、屈辱のベアでスタボー艇団よけながらきれいな風のところまで出ます。ふー。やはり小型艇のシモスタートは、mixed fleetのレースでは厳しいですね。気を取り直して注意深くシフトを見ながら進みます。


お宝メインとnewスピン揚げました。photo byわださん

最終のダウンウィンドでは、ジャイブポイント良く、うまくブローラインの中に留まることができました。これで、後ろのリードを広げることに成功。そして先行されていた同一レーティングの新艇First30も照準圏内に入ってきました。だけんども、最後もう一吹き欲しかった風が途切れてしまい艇速ダウン。届きませんでした。25秒ビハインドでフィニッシュ。1レース目ほどじゃないけど、このレースも頑張ったのでシングルぎりぎり行くかなぁと淡い期待を抱いていましたが、なんと修正17位。え?え?間違いじゃないの?と成績表と暫くにらめっこしましたが、間違ってなんていません(T_T)。同じレーテイングの1つ前に入ったエ号が9位、ホビとの間に8艇も入ってしまいました。ガーーーン。総合は35艇中12位でした。

そんなわけで、今日は成績いいかも!と思って表彰式でワクワクしてみたりしたけど、かな~~~り勘違いな妄想で終わりました。

でも、いつもいつも厳しいレースで鍛えられ、中盤のフリートで揉まれてます。あと何秒か速く走るだけで、順位がジャンプアップするのです。そういうところにいるんだからやりがいもあるってもんです。そして、本当にあっぱれだったのは、総合成績では、なんと1位から4位までの4艇が同一ポイント。結果、タイブレーク(レーティングが低い方が上位)で優勝が決まりました。いや、正確に言うと優勝は新艇初参加のアド号だったのですが、これまた「新艇は暫定レーティング」という規定により2位のノープロさんが繰り上げという大ドンデン返し付きでありました。優勝のノープロさんはチーム全員分のマーキング入りウエアをゲット!おめでとうございます!

熱い、熱すぎるクラブレース。なんだか頭が疲れました。でもホビはいつものようにオンボードは楽しく、最高のセーリングでした。みなさんどうもありがとうございました!

HELLY HANSENカップ第19回フレンドシップレガッタ 成績はこちら

お馴染みノープロKさんのIRC換算だとこんな感じ。(いつもありがとうございます!!)

本日のメンバー:10名(満員御礼)
へさき労働=風呂井戸せんせい
マスト=S木さん
ピット=ろって
ヘッドセイル=T田さん、みぉぅちゃん
フローター=ちまけん
メイン=はってぃー
ヘルム=Hさん
口ヨット=わたし
guest=U氷さん

 
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第29回リビエラ逗子マリーナカップ

 
三連休の中日は、恒例の逗子マリーナカップです。相模湾界隈の秋の人気オープンレースとして昔から楽しませてもらっています。今回、ホビは人が集まりそうにないので、またまたGaiaに乗せて頂くことに。自称「G号の美味しいとこ取りクルー」であるからして、早起きして大張り切りで出かけます。予報ではイイ風は吹きそうにないけれど、そこそこ爽やかな秋のセーリングが楽しめそうです。ちょっと烏帽子岩までピクニックに行って来まーす。

レース海面に到着すると、北寄りの風8~10ktほど。烏帽子まで290度。ジェネカーか?と思ったけれど、スタート時刻が近付くと徐々に後ろに回り、スピンの風になりました。逗子湾ブローが届くと14~15kt吹いていい感じ。

Gaiaはスタートで飛び出せなかったので、序盤は艇団の中でモゴモゴ走ります。風は大きく息をしていて、ベアダウンプレッシャーを拾いながら滑らせる走りです。江の島沖の大網は岸エンドぎりぎりをかわして通過します。沖のフリートが少し伸びたみたいですね。Gaiaはどちらかというと岸寄りの部類だったので、中盤もまだモゴモゴしながら真ん中艇団から抜け出せません。烏帽子が見えてきました。手前の暗岩エリアを過激に通過する艇が何艇か。大丈夫なのか?!…と思っていたらやっぱりまずいことになったフネが居たようです。怖い~、気を付けよう。そして不謹慎ながら自分のGPSに入っている暗岩のポジションがほぼ合っていることも確認。

烏帽子アプローチの頃に、風が弱くなり回航は大混戦になりました。狭いエリアで各艇一斉にスピンをテイクダウンして上り始めますが、風弱くなかなかスーっと走り出せません。もうそろそろだろと思って返したけど、COGは逆向いてしまい、航跡を見ると思い切りマイナス走ってます。どこも同じような感じで、暫くのた打ち回ります。Gaiaはショートタックを入れた分遅れをとってしまいました。こうなると、同じクラスの艇団を後追いしても意味ないので、スプリットして岸へ伸ばすことに。

沖も走っている気配はないし、予報どおりだとしたらせいぜい南東止まりだし、とにかく目先の岸にチョボチョボと残っている頼りない四畳半ブローを貧乏臭~く拾いながら走ります。

微風の中、暫くはモッサリモッサリと我慢の走りで進みます。茅ヶ崎のビーチから聞こえてくる、お世辞にも上手じゃないサックスのメロディーが切ないです。でも辛うじて風は続いています。


そして、西浜の奥に黒い帯発見。ウホ!
沖は一面かすんでいて、止まったままです。かすんでるから、きっとこの風はこのあたりからしか見えません。その黒帯の動く歩道につられて西浜に突っ込みます。風をキャッチし走り始めます。デプスは10mくらいはあったけど、もうビーチはすぐそこで、さすがにビビってタック。でも黒帯あまりにも細すぎてすぐに外れてしまいます。そうするとCOGが西を向いてしまいます。堪らずまたタックバック。風も振れまくりでヘディングがあっちこっち。でも江の島の周りだけ風がくっきりと吹いていて、ついに南東~南そして南西くらいまで入ったので、ジェネカーアップ。さすがにこの風は長く続きませんでしたが、これで完全に岸艇団の独壇場になりました。

どうやら、前には1艇のみです。その後、もうこのまま江の島の橋をくぐりそうな勢いで内側に突っ込み、その後も江の島の観光船の船着場のお客と目が合いそうなくらい寄せて、それでもまだ越えられずにカニ走りをし、最後はカモ根のぎりぎりを汗かきながら通過してようやく江の島をクリア。この頃には後続もすぐそこまで迫ってきました。


その後、しっかりした南東風になり、江の島を超えてからは徐々に左に振れていったので、パラレルで上前方を走っていたトップ艇とかなり近づきました。最初は同クラスのライバル艇かと思っていたけれど、ん?ラットじゃないし、誰だろう?!ということでデジカメズームで覗いてみたところ、オープンクラスの快速艇D号でした。wow!これでIRCクラスのファーストホームは間違いナシということで、単純なわたしら一気に沸き立ちます。今回IRC-AクラスのGaiaは下には2艇しかいないので、あとは何秒離せるかがキモです。

14:58、苦労したけど無事フィニッシュ。最後、後ろから猛追してきたフェロちゃんにかなり詰められましたが、その後ろは離れていたので、これは、もしかしたら行けるかも?



結果、IRC-A優勝でした。今回はIRC-Bクラスのフネがあっぱれでした。Gaiaは下のクラスだったらかなりやられていたので、クラス分けがラッキーだったということで。それでも、Gaiaも苦手の微風の中、チマチマと風を拾ってよく頑張ったので◎。

秘密の四畳半ブローでコソ走りを始めてから、Gaiaの艇上はずっと盛り上がりっぱなしで、かなり楽しかったです。風は殆ど全方角から吹いてきたけれど、江の島手前で岸から先にシーブリーズっぽいのが入ったのはミラクルでした。前半はかなり負け負けだったので、こんなこともあるんだなぁと。久々にスカーっと気分爽快なレースでした。

60艇オーバーのオープンレース、サイコーに楽しかったです!どうもありがとうございました。

★第29回リビエラ逗子マリーナカップ結果はこちら
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第21回葉山マリーナカップ

今月はG1レースです!photos by U子りん

10月になりました。朝晩は空気がシャキーンとしてきてレースシーズンを感じさせる空気感。
本日は年に3回あるG1レースだけど、ホビのメンバーは国体や他のレガッタに駆り出させたりで激しくクルー不足です。朝の時点で5人。すきっ歯ズミーティングのあと人買いに走り、満載のOS号からeさんを拉致して6人。風もそれほど吹かなそうなので、これで何とかレースになりそうです。

ひょろひょろ風かなーと思いきや、ちゃんとハイクアウトの風が吹いてます。寄せ集めメンバーなので、早めにドックアウトしてクローズとスピンラン。調子に乗って遠くへ行き過ぎてスタートエリアに戻るのがかな~りギリギリになってしまいました。エンジン全開で戻る羽目になりましたが何とかセーフ。

北東の風10ktほど。フラット。暑くも寒くもなくマイルドなコンディションです。スタートはやや低かったけれど頭をちゃんと並べて出たのでまぁ及第点。前半は右海面が伸びている感じです。1カミはかなりいい景色。フリーも細かいパッチを拾うために細かくジャイブして走ります。陸風だけど海面はかなり沖なのでそんなにフレフレではないかな?と思っていたけど、レグを進めるごとに大きいシフトが入るようになります。ヘディングが場所によってあっちこっちを向いてます。そんなにコースで失敗したわけじゃないけど、ちょっとだけマイナスアングルを走ってしまったり、軽風で6レグを走ると大型艇とはどんどこ差がついてしまうということもあり、気づくと後ろが寂しい感じになってしまいました。本日は同型艇が3艇だけど、小さい方から3番目。着順は大きい順な感じでフィニッシュ。修正で21艇中15位。ダサい。


少数精鋭クルーすばらしかったです

第2レース、スタート良かったです。速いフネとともに第一線で飛び出しました。飛び出したつもりでしたが、加速の良いスピードボートに10秒後には上り殺され、、、Oh! No! タックもできずにしばらくやり過ごしてからやっとこタック。見ると返したのは堪らず逃げのタックを打った小型艇5艇って感じです。一斉スタートなのでこればかりは仕方ないです

でもここからはなかなかうまく行きました。細かくシフトを拾って前に出て行き、1シモマークでは、ラルってピットストップしていた前のフリートをキャッチアップ。大大大混雑のシモマーク回航では漁夫の利作戦が成功し、ぽっかり空いたインサイドを、後ろからシレーッときれいに小回り。 最終レグのフリーも、S根さんのコース引き素晴らしかったです。ずっと後ろ向いたまま、ブローラインの高速道路から脱落しないよう、細かくヘディングを指示してくれたおかげで、ずっと気分よく滑らせることができました。結果2~3艇カモってフィニッシュ。嗚呼、わたしも風が見えるあの目が欲しいです。このレースは修正5位、上出来です。1レース目がダメだったので大波賞な感じですが、総合9位でなんとかシングルの目標クリア。

本日、少数精鋭クルーすばらしかったです。各ポジションの職人的ベテランが集まってくれました。いつも助っ人にはかなり恵まれていて、本当にありがたいことです。人数不足でどうなることかと思いましたが、みなさん完璧なクルーワークで何の問題もなく、むしろ問題はお前だろ! みたいな感じでした。
まぁ、ショボイながらもボチボチ頑張ってやっていきますので、みなさん今後ともよろしくお願いします。

第21回葉山マリーナカップ リザルトはこちら

本日のメンバー:6人
バゥ=Oh!山隊長
マスト=イーサン
ピット=リゲ子
ヘッドセイル=なべさん
メイン=S根さん
ヘルム=わたし

 
 
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