ザ・海水浴!

パーフェクトな海水浴日和でした!

8月後半になってもなお猛暑が続いてます。でも秋は確実に近づいているワケで、オトナの夏はとても短いような気がして、往生際悪く、夏に未練タラタラです。今週は海の予定ナシだったけど、太陽があまりにも眩しくて、家でぐーたらしてるのは、限りある人生において重大な損失のような気分になってきました。(大げさ~)

そしたら、夏に未練タラタラな輩はいっぱい居るようで、日曜日、急遽集合!して、思いっきりはしゃいで、行く夏を惜しむことになりました。要するに、飲んで泳いでワイワイしたかっただけですが。

ビール、ワイン、生ハム、かき氷マシン、浮き輪 など積んで、陽気なオトナ達いそいそとドックアウト。いいシーブリーズが入ってきてます。今回はいつもの定番スポットの森戸沖じゃなくて、もう少し南の一色海岸へ向かいます。スプレーをチコっと被り、ミネラルとマイナスイオンをいっぱい浴びて気分上々。あーキモチよす。一色海岸は名島の向こう側なのでちょっと波が入って来るけど、海から見る海岸線の山々がきれいで、森戸に比べ水もかなり澄んでます。


早速アンカリングしてドリンキン開始!

先客が3艇ほど。プカプカして楽しんでいます。ホビ号もブルームーン沖にアンカリングして、さっそく冷え冷えの白ワインで「夏にカンパ~イ!」(夏に乾杯、今年何度目だろ)。その後、海にドボン! 水温ちょうど良く、気持ちイイ~。気温も、風も、波も、イイ感じです。ぷかぷかしてると、遠くで波の音、セミの声。うーん、パーフェクト。

続いてビール先生がバーテンに変身し、モヒートから始まって、かき氷で作ったフローズンマルガリータやブルーハワイなど、出るわ出るわ。ジョシたちは、馬蹄形ブイをテーブルにしてドリンキン。「オンザウォーター・バー」とか言ってはしゃぎます。(≧∇≦)


静かなオトナな夏です~。

と思ったら・・・


全然オトナじゃない!殆ど小学生レベル!


「王様とその取り巻き」の図。
そして、ろっての絵日記。これって小学生以下

上架の時間ギリギリまで遊んで、帰ります。潮は満ちているようだったので、裕次郎灯台の内側通ってマリーナへ。


名島水道通ります。名島の鳥居に裕次郎灯台、遠くに江ノ島。

その後、ご機嫌なオトナたちは、中華一番でお腹を満たして解散。あー、満足。今日もいい日でした!


江ノ島に陽が沈みます。楽しすぎる1日でした~。

普段は、猛暑でたまらん!とか、紫外線やばい!とか、暑い暑いと文句たらたら言ってるけど、みんな夏の終わりは寂しくて、結局、やっぱり夏が好き。ギラギラ太陽ラブ。

夏に未練タラタラな本日のメンバー=7人
もうシマウマには飽き飽きなアフリカ帰りU子
カッパ女子ろって(絵日記小学生以下)
海水浴のプロ・のざG
浮き輪の王様・コバーラ
ホビBar支配人・のどごし先生
海の野人・糸リン
やっぱり夏が好き代表・わたし

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第5回スイスウォッチレガッタ

クラブレース!イイ風吹きました!photo by わだsan

夏休みの最後の日は、クラブレースでした。とは言ってもいつものガツガツのカミシモ2レースではなく、小網代ブイ行って来いのお気楽ピクニックレースです。朝から猛暑!そして風がビュービュー吹いてます。南の風、スタボーの片上りになりそうだけど、スタートしてすぐに名島をかわすにはスタボでは上りきれません。ピクニックレースというにはちょっと風が強すぎるような気がするけど・・・。まぁ気にせず夏休みモード全開で行きます!


ほい、タックぅー!

真ん中カミ寄りからスタート。ややショートだったけど、クリアな位置なのでまずまずです。カミがクリアになったのでタック。名島をかわせる位置まで上った頃、イイ感じにヘッダが入ったのでタックバック。フリートのカミ寄りを進みます。No.3ジャストの風。舵もニュートラルにしやすくて最近いちばんお気に入りの風域です。ジャストってことは、メインはトラベラーの出し入れが大変だけど、気合十分のろってが鬼トリム。角度もスピードも良く、前半は気分良く走らせます。これまでのところ景色も良く、かな~り順調。

昨日から吹いているので、沖に出ると波かなり高くしかも不規則でジェットコースター状態。難しい理屈はあまり考えないようにして、なるべくソフトランディング。ダンシ全員フルハイク~!ジョシ二人が後ろで運転手です。時々スプレーをバシャーっとお見舞いさせながら。木の葉のホビ号走ります~。


大波~。。。

亀城を超えました。ここから先はカツカツ上る必要なく、ドライブモードです。パフでのぼって逃がしているうちは、周りの同じようなサイズの艇団の中ではイイ走りだったんだけど、それを続けてると際限なく上ってしまいオーバーセールです。「あんまり上る必要ない」を意識し始めたら途端にうまく走れなくなりました。こりは、言葉では表現が難しいんだけど、感覚的にとっても苦労しました。どうやら強風クローズのドライブモードっていうのが苦手みたいです。舵の感覚はヘルムスにしかわからないことなので、もっとちゃんとリクエストをしてツボを探す努力をしなくてはいけませんでした。ライバル艇にはかなり先行されてしまいました。うーん、反省。

小網代ブイが見えてきて、セイルを出して更にベアダウンしたら、前に追いついた感じがしたので、やっぱりさっきの走らせ方に問題があったのかな。
それでもまだフリートの後ろの方にくっついてます!頑張ればいい成績が待ってます!
回航した先行艇団は、スピンはちょっと厳しい角度らしく、誰も揚げていません。アビームだとNo.3はありえないので、ミディアムにチェンジして、小網代ブイアプローチへ。

復路は、やはりスピンは厳しく、外取りトリムで進みます。大波に乗せながら走らせたいけど、ちょっと角度が悪くてモッチリしたホビちゃんはなかなかテイクオフしてくれません。
そうこうしているうちに風が少し後ろに回ってきました。早速スピンアップ。タイトリーチだけど何とか走れます。その後、更に後ろに回ります。そして、いけません!風もちょっと落ちてきてしまいました。あーガッカリ。それでもすぐ前の艇団とは付かず離れずで走り、最後名島をかわしたらジャイブしてフィニッシュラインへ。着順は限りなく順当な感じでフィニッシュ。

結果は、修正で21艇中10位でした。最近シングルが続いていたし、今日はホビ号の風だったはずなのでちょっと残念だけど、真ん中なのでヨシとします!


ファーストホーム&優勝はA35 ノープロブレムでした。カッコイイ~(≧∇≦)

一体・・・。アンタ何年やってるんだ?って感じだけど、未だ色々試行錯誤です。そういう過程とか、考えるセーリングは楽しいけど、いつまでたっても進歩ナシだす。進歩しろと言ってもフネに限界がありますがー。でも、ろってとのコンビが固まりつつあるので、これからも頑張ってイカす走りを追求していきます!!

はー。夏休み終わってしまいました・・・。ひゅるる~(心に秋風) でもクルージングもしたし、レースもしたし、山にも登ったもし、温泉にも行ったし、映画も見たし、ランチビールも何回もしたし、クーラーの効いた部屋でアイス食べてだらーんともしたし、そう思えば近年まれに見る充実した夏休みでした!

レース結果はこちら

本日のメンバー:6人
バゥ=ヨシオ
ピット=山ちゃん
ヘッドセイル=のざG
メイン=ろって
タクティクス=のどごし先生
ヘルム=わたし


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西穂高岳 独標へチャレンジ

登頂!ホワイトアウトが残念。でもがんばりました!

夏休みの後半は、山へ。その日のうちに降りて来られる恒例の夏の軽登山です。今年は西穂高の独標にチャレンジしました。

東京から中央高速へ。松本ICを降りて国道を上高地方面へ向かいます。外は本格的な台風!夜には東北~北海道の太平洋側に抜けるようなので今がピークらしく、梓川はものすごい濁流です。雨はそれほどでもないけど、ガス濃くこれでは上高地散策もちょっと厳しい感じ。登山口へのロープウェイ乗り場を確認をした後、早々に宿へチェックインして温泉です~。夕飯は飛騨牛をお腹いっぱい食べて、翌朝早いので早々に就寝。

翌日5時起床。台風一過の快晴!を期待したけど、薄曇りで山頂はガスがかかっていて見えません。お弁当にしてもらった朝食を受け取り、ロープウェイの始発に乗って登山口へ。この時間帯はまだ登山者以外の一般客は殆どいないので、それほど混雑することなく乗れました。


高~い鉄橋を渡ってロープウェイ乗り場へ。

西穂高岳は長野県と岐阜県の県境にまたがる飛騨山脈の穂高連峰のうちの1つで、西穂高までにもたくさんのピークがあるみたいです。今回の目的地は岩山の最初のピークである「独標」です。ロープウェイの西穂高駅から遊歩道を歩いていくと、登山小屋があり、ここから先は本格的な登山道です。まずは西穂高山荘まで、樹林帯の中を進みます。


西穂高山荘までは樹林帯の山道が続きます

最初のうちはなだらかなアップダウンを繰り返していましたが、途中からは傾斜がきつい登りになります。景色も見えないし、思ったよりもキツクておしゃべりの余裕も無く、無言でモクモクと登ります。そろそろか?と思ったらまだ中間地点~。やっとこさ西穂高山荘に到着。


山荘が見えてきました!舐めてたけど思っていたよりキツかったー。

汗びっっっっしょりになってしまい、既にかなりバテバテですが、小休止のあと先へ進みます。山荘から少し登ると視界が開けます。ここから先はハイマツが生える稜線を進みます。足元は大きな岩なので、ひとつ越える度に筋肉に乳酸が溜まっていく感じですが、景色がいいだけまだ楽です。


瞬間的に視界が開けました。1番右側の丸みを帯びているのが独標です


足元の岩の間に発見。踏みつぶさないようにまたぎます。

天気がよければ北アルプスの山々が見渡せるはずだけど、残念ながらまた山頂は霧の中に隠れてしまいました。丸山を越えていよいよ独標にまっすぐ続くガレ場に入ります。休憩して呼吸を整えてまた進みます。


ガレ場に差し掛かりました。浮石が多いので足元に注意しながら。

最後は岩場のトラバース道です!心の臓がバクバク、膝はプルプルですが、あと少しガンバロー!


最後の登りは這いつくばって。

この最後の岩場を登りつめたところが独標です。頂上は残念ながらホワイトアウト。
でも着いたゾー。標高2701mバンザイ!


頂上からの眺め。この先にもいくつもピークがあります。

とんがって見えるのがピラミッドピークです。その向こう側には西穂高岳が見えるはずだけど霧の中です。更にいくつものピークを越えて行くと、主峰奥穂高岳があります。スゴイなこんな縦走。でも、なんちゃってトレッカーはここ独標までで十分です。ここから先は真のアルピニストの世界。最初のピークに立ってそんな世界を覗き見ただけでも満足。

登りはもちろん大変だったけど、下りも・・・こうなるので大変!


ゆっくり、ゆっくり、気を付けて下ります

風が強くて時折煽られるので、これは、ちょっと怖かったですよ。高所恐怖症じゃないけど、コケても大怪我だし、転げ落ちたら死にそうだし。一般向けとは言ってもかなーり苦戦している熟年ハイカーも。
帰りは少しだけ霧が晴れました。眼下には梓川と上高地の大正池が見えてきました。上から見るってなんだか気分いいものです。


稜線から上高地を見下ろします

今回は、なんだかバテました。もうちょっと簡単に行くかと思っていたけど、下りが登りと同じくらいきつかったからかも。トラバース道を行くならやっぱりハイカットの登山靴がいいし、もう少しトレーニングして、装備も整えて、いつかあの先へ行ってみたいです。


ロープウェイの西穂高駅口の展望台より

時間に余裕を持って出発したので、全行程6時間で帰って来れました。展望台から西穂高を眺めます。午後は一般客でごった返しています。みんな山をバックに記念撮影してるけど、一応ここからあそこまで(正確に言うとあそこの右端のピークまでだけど)自分の足で歩いて登ったと思うと、ちょっとうれしくなります。

楽しかったー! 山も好きです~!(≧∇≦)

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夏休みクルージング!残念・・・

夜明けとともに、南へ。

7日から夏休み!なのでクルージングへ。休みの日程がマッチしたビール先生、総長、わたしの3人と、前日半ば強制的(^_^;)に巻き込んだ糸りんを合わせた陽気な4人組の気楽な旅です~。

まぁフネ泊まりなので風次第、天気次第、気分次第。とりあえず夕方出港の準備をして買出しして、翌朝4時過ぎ日の出とともにドックアウトしました。まずは新島を目指します。葉山から南へ55マイル。順調に行けば夕方には到着です。翌日は新島か式根島でのんびり過ごし、帰りは下田か大島かダイレクトに葉山か。そんな感じのゆるいプランです。マリーナを出てしばらくすると、空が赤く染まってきて、そのあとご来光。朝焼けに照らされながらゴキゲンなクルージングの始まりです。この時は、朝焼けがキレイな時は・・・なんて観天望気も考えもせず。


朝焼けに照らされながらゴキゲンクルージング


もうすぐ日の出。東の空が火事みたいに真っ赤です。朝焼け=天気下り坂・・・

そして。日が高くなった頃、雨が降り出しました。それもかなりの雨。新島方面は更に黒い雨雲の中です。雨雲レーダーを確認すると、このあともう少し強くなって、夕方には止むようだけど。
ちょうど風早にとっつく手前です。先を急ぐわけでもないし、レースでもないので、ズブ濡れになって新島へ行く事に固執する必要もナシ・・・ということで、岡田へ入ってお昼にして、その先のことを考えることにしました。

岡田は閑散としていて、一番乗りのホビ号が入ったあと、2~3艇が舫ったくらい。わたしが冷やしうどんを作っている間、総長と糸りんが探検&買い物へ。糸りんがなんと!すぐに漁師とトモダチになって車の助手席に座って帰ってきた時は目玉が飛び出しましたが・・・。流石だー。

ランチの後、ワインなど。すっかり気持ちよくなって午後はまったりです。時々雨が強く降るけど、オーニングの下は涼しくて、サイコーに気持ちよいお昼寝タイムです。その後、雨が止んだので、翌日の新島行きに備えて波浮に移動。
・・・あり? なんか先週も来た気がするけど・・・。気のせい、気のせい


夕方雨があがったので、心臓破りの坂を上って大島一周道路に出ます。上の道からは伊豆諸島が見えます。


右から利島、鵜渡根島、新島、式根島。

うー。今日は新島には辿りつけませんでした。でも楽しく過ごしています!お風呂に入り、べっこう寿司でおなか一杯になり、フネに戻ります。ジメジメのキャビン、蚊取り線香モクモクだけど、こういうのも野生児っぽく楽しまないと!!(≧∇≦)

しかーし。
夜中はものすごーーーい集中豪雨でした。 0時頃、近くの避雷針に落雷。 びっくらこいて飛び起きます。その後、今度は丑三つ時に目が覚めます。あまりの大雨にバウハッチからポタポタ雨漏りが。 むう。寝ていたバースのクッションは濡れちゃったし、すっかり目が冴えてしまったので、雨漏りの雫が落ちるところに鍋を置いて、体育座りでウトウトしながら朝を迎えます。 

朝。コーヒーを淹れてサンドイッチを食べ、天気予報をチェックながら作戦会議!未明に発生した台風の影響で、雨雲が発達している模様。大雨洪水雷注意報発令中です。そして天気予報は本日も雨、明日も雨、大気の状態は非常に不安定で、突風とか落雷に注意とか。これ以上先に進んでも、夏休みっぽいクルージングは実現しそうにないし、台風の進路も気になるので、引き返すことにしました。うーん、残念!

2年前の新島クルージング、そして式根島・吹の江探訪 があまりにも素晴らしくて忘れられませんー。昨年の夏は、テーザーワールドの直前で、練習や準備に忙しくて夏休みクルージングにはいけませんでした。なので、今年こそは!ととっても楽しみにしていたんだけど。
自然相手に遊ばせてもらっている以上、こればっかりは仕方ありませんね。今年の夏クルージングは、これにて終了。二週連続で大島を行ったり来たり。ワハハ。

でも、楽しかったです!(≧∇≦) 気の合うメンバーと、飲んで食べて喋って、裸足で過ごす時間。(時々カッパで雨に打たれ無言だったけど。) 寝苦しいキャビン、それもまた楽し。エアコンや快適なお布団のありがたみもわかるってものです。そして、初日の朝焼け空は本当にすばらしいものでした~。




湘南国際村から陽が昇ります。右は国際村の給水塔。

自称・夕焼けカメラマン(笑)のわたくしだけど、この日、久々に幻想的な朝焼け写真をたくさん撮れたので満足です~。 こんな景色の中でセーリングしたなんて幸せ。レースも楽しいけど、やっぱりクルージングのこういう時間も大切です。
 
さぁ、夏休みも後半戦です。あとはちょこっと山に出かけて、週末のクラブレースで〆です。お天気ガンバレー!!
 
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トウキョウズカップ2010

ザ・真上りツアー!ぐぉー!

今年も恒例のトウキョウズカップに行って来ました。
金曜日に休みを取って、往復の回航クルージングを含めての3日間は、ホビ号恒例の夏のお気に入りイベントです。なのに、木曜からババ吹きがおさまりません。荒天のため前日の下架もできず。金曜の朝とりあえず予定通り集合してみるけど、風・雨ともに強く、はっきり言って嵐・・・。うーん、うーん。

暫く様子見をするけど、あまり変わらず。午後にもう少し上がって、そのあとおちる予報なので判断に迷うけど、とりあえず出てみて少し走ってみて、ダメそうだったら無理はしないで戻ってこようということに決定。0840ドックアウト。ヘビーウェザー用のカッパに、ライジャケ、ハーネス。ジャックラインつけて、ワンポンにストームジブ。ヒールがきつく機走はやめたほうがいいと判断し、セーリングで真上りの大島へ果てしない旅の始まりです。でも回航のプロが乗ってると思ったら勇気100倍!糸賀航海訓練所に入隊してみんなでサバイバル実習です~!

波悪く3ノット出ないので日没までには到底着きそうにありません。それでもストームジブなら何とか安全に走れそうなので、時間はかかるけど頑張ってセーリングで大島を目指すことにしました。ダンシ2名ダウンしてマグロ化。ジョシ2名は元気もりもり。ヒヒヒ。大変だけど、気持ち引き締めつつも明るく元気よく!!ということでスピーカーから流れるFMを聴きながら、時折大合唱あり、一人カラオケ大会あり、と順調に進みます。


風おちて、大島が近付いてきました!何とか日没までに入れそう。

そんなことしているうちに気付けば風がちょっとおさまり、青空が見えてきました!!No.3にセールチェンジ。ビチョビチョなので寒くてカッパは脱げないけど、サバイバル訓練からだんだん夏休みクルージングぽくシフトしてきました!相模湾の真ん中あたりでは、東に流される潮がとてもきつかったけど、大島が近づくに連れ潮もだんだんなくなり、このままで行けば明るいうちに着ける見通し。最後、機帆走で大島にとっついてからは、いつにも増して強烈なババ吹きに見舞われ、せっかくカッパが乾いたのにまた頭から波をかぶりまくりだったけど、1740に無事波浮にもやいをとりました!フー。


中の人たちです。キャビン内リビング化。


外の人たちです。


そして波かぶりまくりの人。最後にまた三原おろしの洗礼!

テーザーのセールみたいなちっこいストームジブ、初めて揚げました。あんな荒天でも、リーフしてストーム揚げれば真上りだろうがオバケ波だろうが、セーリングでちゃんと大島までやって来ることができました!セーリングってすごいなぁ!ゆっくりだから時間はかかるけど、"Cruising is patience" 。糸りんの判断はさすがです。とてもいい経験になりました。
その後、無事シークリフ波浮にチェックインし、カッパを潮出しして、オフロの後、プールサイドの芝生でBBQ!夏休みっぽくなってきました!(≧∇≦)

翌日はレースです。レースって言っても岡田から筆島沖までたった10マイルのショートディスタンスレースです。トウキョウズカップは慰安旅行であるからして、このくらいで丁度いいです。それでもBコースも結構奥が深く、複雑な地形と風、強烈な潮、三原下ろしなどに翻弄されながらの大島半周は毎年色々あります。ホビも無風と潮に悩まされ何度もDNFになってます。昨年はスタートした途端に猛烈にバックしてDNSになってフネがいたり。今年の風はどんなかしらと、チェックしながらスタートラインへ。結果、いくつかのカームのポイントを見つけて、そこを避けてやや沖出しするというプランで行く事にします。

岡田に到着すると、あり?なんか風あがって来た感じ。概ね西っぽい風。でも北西から南くらいまで振れまくりのミサイルシフトがバンバン入ります。例年は島のブランケで風が弱いんだけど、今年はいつもより西寄りの風なので風早を越えてガストが降りてきてます。Bコースは11艇だけなのでスタートは楽チン。ややアウター寄りから普通に一線で出ます。スピンをセットしておいたけど、結局のところ南西の風が安定したので揚げられず、ジェノアの外取りで横っ走りです。岸ベタが最短だけど、先ほどのカーム地帯を恐れてやや沖出し気味に進みます。風はどんどん上がってきました!島を廻りこんで行くので、だんだんセールをしぼっていきます。これまでのところ順調。でもさっきと違い岸も風ちゃんとあります。そして、このあと更にヘッドアップして行くと、恐ろしい風が吹いてきました。

どかーん!と入りました!慌ててNo.3にチェンジ。一本コースなので、カミ上げシモ下ろしでかなり手こずったけど、なんとか完了。さらに爆風~!!三原山を駆け下りてきたダウンバーストみたいな吹き降ろしです。さー、あと半分!がんばんべー!と思ったらメインの第2第3バテンがベルクロごとちぎれて飛んでいってしまいました。
それからはもうメインのリーチが激しくばたつく音で何にも聞こえません。こんな暴力的な風でレースしたことありません。葉山のクラブレースは、30kt吹いても普通にやってるけど、今回はチョット経験したことのない風でした。リザルトには35ktとなっているけれど、お昼前後は40ktは軽く超えていたと思われ、メインはもちろん全逃がし、No.3でもまったく走れず、糸りん曰くツーポン&No.4(持ってないケド)の風。


爆風だけどカメラ向けられるとつい笑顔。だってフィニッシュすぐそこだし

何がしんどかったって、こんな風なのに、狭いフィニッシュラインを狙うには、クローズよりほんのわずか落として走らなくてはならなかったことです。ラフして逃がすと上りすぎちゃうので、もう何とか踏ん張ってヒールこらえるだけ。かと言ってメイン出しちゃうと激しく落っこちて行きフィニッシュラインに上りきれなくなりそうです。シモに転がり落ちないよう、ライフラインにグルっと腕を回してティラーを両手でガッチリ握ります。もう腕が5cmくらい伸びたかも。でもがんばった甲斐があり、そうやってあさっての方へ落とされていった先行艇をいつの間にか何艇か抜いて、後ろは引き離すことができたみたいです。あー、ヒックリ。


フィニッシュまであと少しー。写真だと全然吹いているようには見えませんね

いやー、10年分くらいの風吹きました!今まで大概風なくて潮きつくて苦労してのた打ち回っていたのに。色んな意味で大島ハンパないッ!
成績は、12艇中2位!でした。優勝には及ばなかったケド、ちっこいフネでトップから11分遅れの着順5位で入れたので上出来です

レースが早く終わったので、宿に戻りプールにドボンしたり、プールサイドでまったり飲んだり、昼寝したり至福の時。これがあるからやめられまへん!


スーパーでお刺身を仕入れてきましたッ!ドリンキンタイム~

翌日。朝風呂に入ってから、波浮の見晴台へお散歩。葉山から35NM、自然がいっぱい、様々な海況、そして安全な港。大島はホントコ良いところです。


波浮の見晴台からの眺めです

帰りの回航は、風もおさまり、いつものお気楽クルージングそのものでした。15:00ホームポートの葉山マリーナ着。
トウキョウズカップは、前代ホビ号から合わせると13年前から毎年楽しんでます。コースが変わったり、参加艇の顔ぶれが変わったり、盛り上がったり盛り下がったり、まあ色々あるけれど、ホビ号はこれからも参加予定。


シークリフ波浮プールサイドに全員集合!来年も来ます~。

今年は、いつものお気楽ツアーを堪能しつつ、レースの成績も良く、ヘビーウェザーセーリングも経験できてスバラシイものでした。よく喋りよく笑い、ガッツリ食べてしこたま飲んで、いっぱい潮かぶって紫外線浴びて、そしていっぱい寝たパワー全開の3日間。もう、楽しすぎて死ぬかと思いました。

★トウキョウズカップ2010 リザルトはこちら
(Bコースのリザルトは4ページ目)
 
 
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